2025 ツアー・オブ・ターキー第8ステージ最終ステージを飾ったのは?

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Photo credit: Terry Hassan on VisualHunt

2025.05.05

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第7ステージでは、ベテランスプリンター対決となったけれど、エリア・ヴィヴィアーニがアレクサンダー・クリストフをくだしてキャリア90勝目となった。

これでエリア・ヴィヴィアーニは、拾ってくれたLottoに恩返しとなった。最終ステージもスプリンター対決となる。最後を飾るのは誰だろうか。

第8ステージ　チェシュメ～イズミル　108.7km

第8ステージ　チェシュメ～イズミル　108.7km

コースプロフィール photo tourofturkiye

前半に登りがあるけれど、最後はスプリントで決着だ。

3級山岳 KOM (1.9 km・6.3%)
3級山岳 KOM (3.4 km・4.2%)
スプリントポイント　Treasures of Türkiye Sprint
スプリントポイント Sprint

スタート

Tiz-cycling ストリーミング　スクリーンショット以下同様

リーダージャージのワウト・プールスはまず安泰。ゴールすれば総合優勝だ。

オフィシャルスタート。

6人の逃げ

6人が逃げに。

残り65.1km。タイム差は1分11秒。先頭はLottoのアンリ・ヴァンデナベールとUno-X Mobilityのマグヌス・クルセットが引いている。

先頭にはTeam Corratec – Vini Fantiniのアレクサンドル・バルマーも追いついている。

3級山岳 KOM (3.4 km・4.2%)

先頭は登りに。

山岳ポイントを通過。

あらっ、Alpecin-Deceuninckのティボール・デル・グロッソが追いついた。何故、スプリントを狙わないのか。

スプリントポイント　Treasures of Türkiye Sprint

ポイントがどうもわかりにくい。前からアップで撮ってくれれば～。

残り45kmで46秒差。

ティボール・デル・グロッソが先頭に入ってペースが上がっている。

残り34.9kmで52秒差。

スプリントポイント Sprint

ここはティボール・デル・グロッソが先頭で通過。55km/h以上で突っ走っている。

残り23.2kmで27秒差。Equipo Kern Pharma、Team Polti Kometaも先頭けん引に加わる。

残り16.8kmで16秒差。

残り14kmで25秒差。先頭からスピードに耐え切れずひとりずつ落ちていく。

残り13.3km。タイム差は20秒に。また二人先頭から切れたライダーが集団に捕まる。

残り9.8kmで24秒差。

残り9kmで16秒差。これはさすがに無理だ。

残り5.8km。集団が後ろに。

残り4kmでティボール・デル・グロッソは足を止めてしまった。

最後まで逃げていた3人が捕まる。

残り3km。Team Picnic PostNLが先頭。

Uno-X Mobilityのトレインが上がってくる。

Team Flanders – Baloiseが先頭に。

残り800mでUno-X Mobilityが先頭を固める。

アレクサンダー・クリストフの後ろは、XDS Astana Teamのマッティオ・マルチェリ、Lottoのエリア・ヴィヴィアーニと続く。

並びは変わらない。先頭はUno-X Mobilityのカール＝フレデリック・ベヴォート。

左からEquipo Kern Pharmaのマルク・ブルステンガが上がってきた。

先頭はEquipo Kern Pharmaのマルク・ブルステンガ。

Team Flanders – Baloiseのジュール・ヘスターも上がってくる。

フェンス際からXDS Astana Teamのマッティオ・マルチェリが上がってきた。

左からTeam Polti Kometaのジョヴァンニ・ロナウディ、Uno-X Mobilityのアレクサンダー・クリストフ、Equipo Kern Pharmaのマルク・ブルステンガ、XDS Astana Teamのマッティオ・マルチェリ。

マッティオ・マルチェリがアレクサンダー・クリストフを退けた～!

マッティオ・マルチェリがハルクポーズでゴールを駆け抜けていった。

マッティオ・マルチェリは、2025 ツアー・オブ・ハイナン第1ステージの勝利に続いて今シーズンの2勝目。JCL Team UKYOから移籍してプロとして実力を発揮している。

マッティオ・マルチェリが日本のJCL Team UKYOからAstana Qazaqstan Teamのワールドチームへ

JCL Team UKYOで大活躍したマッティオ・マルチェリがワールドチームであるAstana Qazaqstan Teamに移籍となった。マッティオ・マルチェリは、これまではプロチームとの契約だけだったが、今回はワールドチームへの移籍。日...

XDS Astana Teamは、総合1位・2位。最終ステージもマッティオ・マルチェリの勝利で370UCIポイトンの荒稼ぎ。3年トータルでのチームランキングで、18位のTeam Picnic PostNLの背中が見えてきた。

リザルト

優勝したXDS Astana Teamのマッティオ・マルチェリ(チーム公式サイトより)

本当にここで勝ちたかった。第1ステージは惜しかったし、昨日もそう遠くなかった。今日はすべてがうまくいった。ツアー・オブ・ハイナンでのステージ優勝に続く、今シーズン2勝目。長い年月を経て、ようやくワールドツアー・チームで走れることをうれしく思っている。

2位　Uno-X Mobilityのアレクサンダー・クリストフ

第8ステージ　リザルト

Rnk	Rider	Team	UCI		Time
1	MALUCELLI Matteo	XDS Astana Team	20	10″	2:23:26
2	KRISTOFF Alexander	Uno-X Mobility	15	6″	,,
3	LONARDI Giovanni	Team Polti VisitMalta	10	4″	,,
4	BRUSTENGA Marc	Equipo Kern Pharma	5		,,
5	DEHAIRS Simon	Alpecin – Deceuninck	3		,,
6	MARTIN David	Burgos Burpellet BH			,,
7	COLNAGHI Luca	VF Group – Bardiani CSF – Faizanè			,,
8	VIVIANI Elia	Lotto			,,
9	VIVIANI Attilio	Team Solution Tech – Vini Fantini			,,
10	VAN UDEN Casper	Team Picnic PostNL			,,
11	ABERASTURI Jon	Euskaltel – Euskadi			,,
12	GRYGOWSKI Hubert	Mazowsze Serce Polski			,,
13	PINAZZI Mattia	VF Group – Bardiani CSF – Faizanè			,,
14	HESTERS Jules	Team Flanders – Baloise			,,
15	PERSICO Davide	Wagner Bazin WB			,,
16	MAEKELE Milkias	BIKE AID			,,
17	TARAKCI Mustafa	Konya Büyükşehir Belediye Spor			,,
18	FORTIN Filippo	Team Solution Tech – Vini Fantini			,,
19	CETTOLIN Filippo	VF Group – Bardiani CSF – Faizanè			,,
20	GONOV Lev	XDS Astana Team			,,
21	ISASA Xabier	Euskaltel – Euskadi			,,
22	VAHTRA Norman	China Glory – Mentech Continental Cycling Team			,,
23	BOUVIER Léo	BIKE AID			,,
24	DENS Tuur	Team Flanders – Baloise			,,
25	YIĞIT Tahir	Spor Toto Cycling Team			,,
26	KACZMAREK Jakub	Mazowsze Serce Polski			,,
27	BABOR Daniel	Caja Rural – Seguros RGA			,,
28	GELEIJN Owen	Unibet Tietema Rockets			,,
29	BOUGLAS Georgios	Burgos Burpellet BH			,,
30	REYNDERS Jens	Wagner Bazin WB			,,

総合

総合優勝したXDS Astana Teamのワウト・プールス

とても素晴らしい。とても嬉しい。調子が良いことは分かっていたが、最終順位で優勝できたことは本当に特別なことだ。チームは今日も素晴らしい走りを見せてくれた。

僕たちはステージでも優勝したよ。まさに最高の締めくくりだ。先週はグループ内の雰囲気もとても良かった。全員が貢献し、一生懸命に取り組んでくれた。スタッフも。これで締めくくることができて嬉しい。

今日は多くのチームがスプリントを狙っていたので、幸運だった。そのため、あまり先頭を走る必要がなかった。これはジロ・デ・イタリアの準備レースではなく、ジロ・デ・イタリアの前哨戦だ。ジロには自信を持って臨みます。

ジロ・デ・イタリアでの目標は？

ステージ優勝だ。

2位　XDS Astana Development Team　ハロルド・マルティン・ロペス

ここトルコでの結果にはとても満足している。怪我から復帰して以来、このようなフォームになるために懸命に努力してきたし、すべてが正しい方向に進んできた。

大きな要因のひとつは、間違いなくチームのサポートだ。このレースは、ステージ優勝と総合優勝という、僕らにとって完璧な形でまとまった。雰囲気は最高だったし、X-LABのバイクは素晴らしいパフォーマンスを発揮し、スプリントでも山岳でも勝てることを証明できた。 XDS Astana Teamの一員であることを誇りに思う。

Rnk	Prev	▼▲	Rider	Team	UCI		Time
1	1	–	POELS Wout	XDS Astana Team	200	16″	23:44:52
2	2	–	LÓPEZ Harold Martín	XDS Astana Team	150	16″	0:16
3	3	–	MARTINEZ Guillermo Juan	Team Picnic PostNL	125	4″	0:58
4	4	–	BALDERSTONE Abel	Caja Rural – Seguros RGA	100		1:09
5	5	–	KULSET Johannes	Uno-X Mobility	85	4″	1:11
6	6	–	GÓMEZ Germán Darío	Team Polti VisitMalta	70		1:48
7	7	–	VAN DEN BROEK Frank	Team Picnic PostNL	60		1:50
8	8	–	CARBONI Giovanni	Unibet Tietema Rockets	50		1:58
9	9	–	MAIRE Adrien	Unibet Tietema Rockets	40		2:09
10	10	–	RUIZ Ibon	Equipo Kern Pharma	35		2:19
11	11	–	BREGNHØJ Mathias	Terengganu Cycling Team	30		2:39
12	12	–	OTRUBA Jakub	Caja Rural – Seguros RGA	25		2:53
13	13	–	DE BOD Stefan	Terengganu Cycling Team	20		3:55
14	14	–	MINTEGI Iker	Euskaltel – Euskadi	15		3:59
15	15	–	AGIRRE Jon	Euskaltel – Euskadi	10		4:05
16	16	–	KACZMAREK Jakub	Mazowsze Serce Polski	5		4:45
17	17	–	MATTHEIS Oliver	BIKE AID	5	4″	4:59
18	18	–	TERCERO Fernando	Team Polti VisitMalta	5		5:00
19	19	–	VANDENABEELE Henri	Lotto	5		5:11
20	20	–	BIZKARRA Mikel	Euskaltel – Euskadi	5		5:41
21	21	–	SEVILLA Diego Pablo	Team Polti VisitMalta	5		5:45
22	22	–	CLYNHENS Toon	Team Flanders – Baloise	5		6:17
23	23	–	ARRIOLA-BENGOA Julen	Caja Rural – Seguros RGA	5		6:27
24	24	–	SOSA Iván Ramiro	Equipo Kern Pharma	5		6:36
25	25	–	JOHNSTON Calum	Caja Rural – Seguros RGA	5		6:50
26	26	–	FAURA José Luis	Burgos Burpellet BH	5	2″	7:45
27	27	–	MASNADA Fausto	XDS Astana Team	5		8:24
28	28	–	KRON Andreas	Uno-X Mobility	5		10:07
29	29	–	RAMSAY Noah	Alpecin – Deceuninck	5		11:32
30	30	–	DELGADO David	Burgos Burpellet BH	5		12:55

ポイント賞

Rnk	Prev	▼▲	Rider	Team	Points
1	1	–	LONARDI Giovanni	Team Polti VisitMalta	52
2	2	–	DEL GROSSO Tibor	Alpecin – Deceuninck	41
3	8	▲5	MALUCELLI Matteo	XDS Astana Team	41
4	13	▲9	BRUSTENGA Marc	Equipo Kern Pharma	34
5	3	▼2	KULSET Johannes	Uno-X Mobility	33
6	4	▼2	POELS Wout	XDS Astana Team	32
7	5	▼2	CARBONI Giovanni	Unibet Tietema Rockets	32
8	6	▼2	LOOCKX Lander	Unibet Tietema Rockets	31
9	7	▼2	LÓPEZ Harold Martín	XDS Astana Team	30
10	9	▼1	ABERASTURI Jon	Euskaltel – Euskadi	29

山岳賞

Rnk	Prev	▼▲	Rider	Team	Points
1	1	–	POELS Wout	XDS Astana Team	20
2	2	–	ÖRKEN Ahmet	Spor Toto Cycling Team	18
3	3	–	LÓPEZ Harold Martín	XDS Astana Team	16
4	4	–	ABAY Burak	Konya Büyükşehir Belediye Spor	14
5	5	–	VAN DEN BROEK Frank	Team Picnic PostNL	10
6	6	–	KULSET Johannes	Uno-X Mobility	9
7	9	▲2	DORN Vinzent	BIKE AID	9
8	7	▼1	MARTINEZ Guillermo Juan	Team Picnic PostNL	9
9	8	▼1	MATTHEIS Oliver	BIKE AID	8
10	10	–	TEKIN Mustafa	Spor Toto Cycling Team	7

毎日読者K より:

2025年5月5日 7:28 AM

ゴール前のTeam Polti VisitMalta　は　LONARDI Giovanniですー、

ジョバンニ・カルボーニはユニベット・ティエテマロケッツで総合8位。なかなかよい結果残してますね〜

返信
- ちゃんより:
  
  2025年5月5日 8:24 AM
  
  ジョヴァンニ・カルボーニとジョヴァンニ・ロナルディは、ややこしい。つい変換で先にでたほうを書いてしまいがちです。
  
  2人共2020年と2021年にBardiani-CSF-Faizanèの同じチームで走っているイタリア人。兄弟ではないですね。いつもながらありがとうございます
  
  返信