タデイ・ポガチャルのウォーミングアップの方法が撮影されているけど、ローラーでアップしているのではない。
なんと、チューブでアップしている。まあ、これだけではないのかもしれない。さらに、Colnago Y1Rのエアロコクピットには、3D プリントされたマウントが用意されている。
チューブでウォーミングアップ
This is how Tadej Pogačar’s warm up before the race looks like. 🤔 #UAETour
🎥: erwin_cyclist pic.twitter.com/WLzTAFwCBx
— Lukáš Ronald Lukács (@lucasaganronald) February 17, 2025
映像では、ポガチャルがウォーミングアップしている様子を映し出している。
印象的なのは、単純にローラーの上をサイクリングしているわけではないからだ。
実際、さまざまなエクササイズをしてウォームアップしている。 例えば、ポガチャルがマットの上で体のさまざまな部分を伸ばすエクササイズをしているのが見える。
さらに、チューブ(レジスタンスバンド)を使う姿も見られる。
これは、筋肉に緊張を与え、筋肉を温めることができるストレッチの一種だ。 筋肉を温めるだけでなく、筋肉をより強くすることができる。
まあ、これだけで走り出す訳ではないだろうけど、ちょっと変わったウォーミングアップにみえる。UAEツアーに出場するメンバー全員がやってますね。
Hinloopenのエアロマウント
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コックピットはColnagoの CC.Y1 WYNDシェイプで、空力効率を重視して設計されている。Colnagoのこのハンドルにかける意欲は下記の公式サイトでもみることができる。
UAE Team Emirates – XRGは、Wahoo Element Boltのサイクルコンピーターを使用するが、ハンドルにとりつけるためにカスタマイズしている。
これを作ったのはオランダのHinloopenで、3Dプリントされたエアロ製品を作っているブランドだ。Colnagoが作ったエアロコクピットの性能を落とさないマウントを作成している。
上記の写真では上からの映像しか見えないが、下も完全に一体化されたエアロ構造をとなっている。
以下のような感じだ。
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普通のマウントでは、前に棒で伸びていて、位置やエアロに関しては考慮されていない。
Hinloopenが作成したマウンドだと、前からの投影面積は変わっていない。取り付け方も、4分の1回転して取り付ける方法ではない。
以前のColnagoの通常ハンドルの場合、空力的な利点は時速50kmで0.75ワットとInstagramでは説明されている。わずかなことかもしれないけれど、コンマ何秒かで勝負が決まるゴールでは有効となりそうだ。
全ては1%の積み重ねだ。最終的に、今回のタデイ・ポガチャルがつけているマウントはColnagoの製品として販売される予定だ。
コメント
ポガチャルのシューズのソールが
レインボーカラーなんですね〜(*´∀`*)
たしかに~。派手ですね。走っている時に見えることがあるのかな。
情報では、TTでも未確認のホイールを使っていたとか。新しい技術を色々と使っているみたいですね。