つい、1週間前までブエルタ・ア・エスバーニャの暫定スタートリストに名前が載っていたゲラント・トーマス。
わずか1週間足らずで、その名前はスタートリストから消えてしまった。
かわりに、スタートリストに名前がのっているのは Deutschland Tour。ドイツツアーだ。
ブエルタに出れば面白いレースが見れると思っていたのになあ~。残念。
Deutschland Tour
ドイツツアーは2009年以降開催されていなかったが、2018年から復活。
毎年9ステージあったが、今年は4ステージのみの開催。
大会としては、ジュリアン・アラフィリップとゲラント・トーマスの一騎打ちと銘打って宣伝してますけど、この二人が本気で激突するかどうかは怪しい。
とくに、ゲラント・トーマスは強力なメンバーで参加しているので自身がエースとしてガシガシ走りそうな気配のメンバーでもないような~。
Team INEOSのメンバーを見てみると
なんか、このままブエルタに出ればいいじゃん。
と、いうようなメンバー。誰もがエースで走れる!
ミハウ・クフィアトコフスキは、昨年はブエルタ・ア・エスバーニャでエースをつとめてましたが、今年は選ばれなかった。
ツールは疲労で山岳でも思うような活躍も出来てなかったですしねえ~。
疲労は抜けたんでしょうか?
メンバーには、若いパヴェル・シヴァコフも入っている。
ツール・ド・ポーランドでは総合優勝したので、ブエルタ・ア・エスバーニャに出場するのかと思ってましたけど。
ちなみに、ブエルタの暫定リストを見てみると
メンバーを見ると、エースはテイオ・ゲイガンハートかな。
ジロでは2回も落車してリタイヤに追い込まれたので、ブエルタで雪辱か。
チームの判断として、パヴェル・シヴァコフとテイオ・ゲイガンハートの2人体制で走ることはしないようですね。
特にパヴェル・シヴァコフは22歳と若いので、この先いくらでもダブルツールを走る可能性は高い。
一方の、ゲオ・ゲオゲガンハートは24歳なので、早くグランドツールを任せられるようになって貰いたいのかもしれないですね。
ゲラント・トーマスはブエルタを走るべき
ゲラント・トーマスの今シーズンは、スローペースで始まり直前のツール・ド・スイスでクラッシュしてリタイヤ。
調子の良さを見せないままにツールに突入。
本番のツール・ド・フランスでも落車が相次いだ。
この後のトーマスの予定は、世界選手権の個人タイムトライヤルが目標だと言っている。
トーマスは来年34歳だ。あと何年もエースとして走れるとは思えない。
フルームだってツールを走ってブエルタを走ったことが何度もある。
ツールとブエルタを連続して走って優勝したのは2017年だけだが、それ以外の年もダブルツールを走っているのだ。
ツール・ド・フランスではエガン・ベルナルが優勝した。彼がエースで走るグランツールも増えるだろう。
ここは、ブエルタを走ってツールの雪辱を果たすのが良いと思うのは私だけでしょうか?
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