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2024 ジャパンカップサイクルロードレース 一流海外選手揃いのレースを制したのは?

海外情報
Photo credit: seistrong on Visualhunt.com
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1990年には宇都宮で世界選手権ロードが行われた。

その後、1992年からジャパンカップが開催されている。今年はワールドチームが7チーム。プロチームが3チーム。さらにメンツも過去最大級にレベルが高い。

 

過去の優勝者

  • 2023    ルイ・コスタ
  • 2022   ニールソン・ポーレス
  • 2019 バウケ・モレマ
  • 2018 ロベルト・パワー
  • 2017 マルコ・カノーラ
  • 2016 ダヴィデ・ヴィッレッラ
  • 2015 バウケ・モレマ
  • 2014 ネーサン・ハース
  • 2013 マイケル・ロジャース
  • 2013 ジャック・バウアー
  • 2012 イヴァン・バッソ
  • 2011 ネーサン・ハーツ

 

 

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宇都宮~宇都宮  144.2km

コースプロフィールマップ photo japancup

 

レースは宇都宮市より少し東にある宇都宮市森林公園サーキットで開催。

1周10.3kmの周回を14周。前日のクリテリウムを見ても激しいレースとなるのは間違いない。

 

  1. 山岳ポイント 3周
  2. 山岳ポイント 6周
  3. 山岳ポイント 9周
  4. 山岳ポイント 12周

 

注目のライダーは

  • Team Jayco AlUla サイモン・イェーツ、マウロ・シュミット
  • Astana Qazaqstan Team ヘノック・ムルラン
  • Bahrain – Victorious マテイ・モホリッチ、新城幸也
  • Cofidis アクセル・ザングレ
  • EF Education – EasyPost ニールソン・ポーレス、アーチー・ライアン
  • Lidl – Trek トムス・スクインシュ、マッズ・ピーダスン、アンドレア・バジオーリ
  • Soudal Quick-Step イヴ・ランパールト、ファウスト・マスナダ、イラン・ファンワイルダー、マウリ・ファンセヴェナント
  • Israel – Premier Tech マイケル・ウッズ、ヤコブ・フルサン、ディラン・トゥーンズ
  • Lotto Dstny

 

スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

さあ、スタート。

 

Bahrain Victoriousのアンドレア・パスクアロンが攻撃。例年ならば日本人選手が逃げてというパターンだけど、昨年はジュリアン・アラフリップが逃げたりと変わってきている。

 

下りで6人が抜け出した。

  1. サイモン・イェーツ Team Jayco AlUla
  2. アンドレア・パスクアロン Bahrain Victorious
  3. ゲオルグ・シュタインハウザー EF Education-EasyPost
  4.  ハミッシュ・ビートル (Team Novo Nordisk)
  5.  山本大喜(JCL Team UKYO)
  6.  入部 正太朗 (Shimano Racing)

 

何故、サイモン・イェーツが入るのだろうか。これでは各チームは警戒して追ってくるか、タイム差は与えないはず。

 

残り13周

タイム差は39秒。

 

先頭から入部 正太朗が切れてしまう。2019年の日本チャンピオン。2020年にはNTT Pro cyclingで走っていた。

 

サイモン・イェーツは来シーズンからTeam Visma | Lease a Bike。これが長年在籍していたチームで最後のレースだ。

 

先頭は4人に。

  1. サイモン・イェーツ Team Jayco AlUla
  2. アンドレア・パスクアロン Bahrain Victorious
  3. ゲオルグ・シュタインハウザー EF Education-EasyPost
  4.  山本大喜(JCL Team UKYO)

 

残り12周

集団は大きいまま通過。

 

山岳賞はサイモン・イェーツが獲得。

 

2017日本王者の畑中 勇介が最後のレースとなった。入部 正太朗と並んで、フニッシュラインでリタイヤとなった。

 

あららっ、下りで追走が追いついた。

  1.  アーチー・ライアン (EF Education – EasyPost)
  2.  ジュリアン・ベルナール (Lidl – Trek)
  3.  トムス・スクインシュ (Lidl – Trek)
  4.  ファウスト・マスナダ (Soudal Quick-Step)
  5.  ピーター・セリー (Soudal Quick-Step)
  6.  Côté Pier-André (Israel – Premier Tech)
  7.  Gilmore Brady (Israel – Premier Tech)
  8.  Ishihara Yuki (Shimano Racing)
  9.  Acosta Ruben Dario (Utsunomiya Blitzen)

 

選手の名前を書いていたら、もう先頭は捕まってしまった。逃げがない展開に。

 

残り9周

フニッシュラインをJCL Team UKYOの小石がトップ通過。

 

Cofidisが2人いる逃げが。

 

Cofidisのアントニー・ペレスが抜け出した。

 

そのまま2回目の山岳賞を獲得。

 

ベレスは何度も後ろを振り返る。早く来てほしいのだろうけど、速すぎるのだ。

 

残り8周

ペレスが通過してすぐに追走が。メイン集団とは少し割れている。

 

ペレスが追いつかれる。

 

マテイ・モホリッチが2番手で通過。これは下りで爆発か。

 

マテイ・モホリッチとSoudal – Quick Stepの3人が抜け出している。

  1. マテイ・モホリッチ Bahrain Victorious
  2. ピーター・セリー Soudal – Quick Step
  3. イラン・ファンワイルダー Soudal – Quick Step
  4. マウリ・ファンセヴェナント Soudal – Quick Step

 

Team Jayco AlUlaのマウロ・シュミットも追いつく。

 

残り7周

マテイ・モホリッチは捕まり、Team Jayco AlUlaのマウロ・シュミットが先頭で登りだす。

 

まだ、勝負は先のようだ。集団の人数も多い。

 

残り6周

残り62.8km。そろそろ逃げが欲しいところ。

 

山岳賞はEF Education-EasyPostのアーチー・ライアン。

 

集団が割れている。

 

残り5周

10人ほどが先行。EF Education-EasyPostの留目 夕陽も入っている。

 

残り4周

先頭は17人。この上りで絞られるか。

 

Israel – Premier Techのヤコブ・フルサンが先頭で飛ばしている。

 

ここでEF Education-EasyPostのニールソン・ポーレスがアタック。

 

後ろはマイケル・ウッズだ。

 

下りで追いつかれると、これが勝ち逃げとなりそう。

 

下りでマテイ・モホリッチが追いついた。

 

Soudal – Quick Stepが2人。

 

これで決まるか。

 

追走は3人。ただ、前が見えないので難しいか。

 

残り3周

この5人ならば、マウリ・ファンセヴェナントはイラン・ファンワイルダーのアシストとなる。

 

ニールソン・ポーレスが山岳賞獲得。

 

残り2周

残り2周。あと20kmでゴール。

 

追走は人数いるけれど、タイム差は縮まらなかった。

 

先頭からの攻撃は全くなし。

 

残り1周

追走とは2分39秒もあるので追いつかれることはない。

 

マイケル・ウッズが攻撃。

 

イラン・ファンワイルダーが切れた。

 

マテイ・モホリッチも遅れた。

 

マテイ・モホリッチが少し遅れている。

 

マテイ・モホリッチが下りで追いつき4人に。

 

先頭で二人が話している。マウリ・ファンセヴェナントは最後尾でイラン・ファンワイルダーを待っている。

 

イラン・ファンワイルダーが後ろから抜いていく。

 

これはSoudal – Quick Stepが2人で攻めるか。

 

マイケル・ウッズがアタック。

 

マテイ・モホリッチとニールソン・ポーレスが遅れた。

 

マテイ・モホリッチは追いついた。

 

また5人となって牽制に。

 

カメラの映像が悪い。マテイ・モホリッチが前を走るがニールソン・ポーレスがまくりに出ている。

 

ニールソン・ポーレスが先頭でゴールに現れた。

 

マテイ・モホリッチが追いつかない。

 

Soudal – Quick Stepは二人いたが、これも追いつかない。

 

ニールソン・ポーレスが勝利だ!

 

2022年に続いて2度目の勝利となった。膝の不調のためにシーズン前半走れなかったが、その分後半で調子をあげることができた。今シーズンの2勝目を日本で飾ることができた。

 

リザルト

優勝したEF Education-EasyPostのニールソン・ポーレス

勝利はいつでも嬉しいものだ。今回は家族の前で勝てたことで最高の勝利となった。最後の1周はとてもトリッキーだった。

両脇の二人もいたし、スプリントとなるとチャンスは1回だけだと思っていた。それをものにできたということだ。最後は納豆パワーがでたよ。

 

2位 Soudal – Quick Stepのイラン・ファンワイルダー

去年はリタイヤでしたが、今年は2位。昨年との違いは?

一番の違いは天候だね。去年は雨だったから残れなかった。あとはスポンサーのために頑張った。

最終回は遅れてましたけど、最後は戻ってきましたね。その展開について教えて下さい。

最後の登りではもう限界だった。マウリが集団のペースを落としてくれたのでチームとしては良い展開となった。

来年はグランツールを狙うチームとなりますが、あなたの役割は?

来年はとても良いチームの編成になると思う。自分はレムコ・エヴェネプールのアシストになると思うが、良いチームになると思う。今は、ちょっと休んで来シーズンに備えたい。

 

3位 Bahrain Victoriousのマテイ・モホリッチ

今日は調子が良かった。スタートから超ハードなレースだった。アタックが何度もあり、非常にアグレッシブなレースで、特に比較的短いレースだったこともあり、気を緩める暇などなかった。

マイケル・ウッズがレースの3分の2を過ぎたところで動き出した時、残りは我々5人だけだった。我々はスプリントに突入し、最後の2kmで何度もアタックした。

上手くやろうとしたが、ニールソンに追いつくにはスピードが少し足りなかった。彼は最強で当然の勝利を収めた。それでも、自分のパフォーマンスには満足している。

今シーズンは終わったが、この好成績をオフシーズンに持ち越し、2025年に向けて良い準備をすることができる。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 POWLESS Neilson
EF Education – EasyPost 200 3:33:30
2
 VAN WILDER Ilan
Soudal Quick-Step 150 ,,
3
 MOHORIČ Matej
Bahrain – Victorious 125 ,,
4
 WOODS Michael
Israel – Premier Tech 100 ,,
5
 VANSEVENANT Mauri
Soudal Quick-Step 85 0:04
6
 BERNARD Julien
Lidl – Trek 70 4:16
7
 ZINGLE Axel
Cofidis 60 4:26
8
 SKUJIŅŠ Toms
Lidl – Trek 50 4:35
9
 NERURKAR Lukas
EF Education – EasyPost 40 ,,
10
 ZAMBANINI Edoardo
Bahrain – Victorious 35 ,,
11
 ADAMIETZ Johannes
Lotto Dstny 30 ,,
12
 FUGLSANG Jakob
Israel – Premier Tech 25 4:38
13
 GILMORE Brady
Israel – Premier Tech 20 7:19
14
 OKAMOTO Hayato
Aisan Racing Team 15 7:22
15
 PASQUALON Andrea
Bahrain – Victorious 10 ,,
16
 PEREZ Anthony
Cofidis 5 ,,
17
 OKA Atsushi
JCL Team UKYO 5 ,,
18
 STEINHAUSER Georg
EF Education – EasyPost 5 ,,
19
 CURRIE Logan
Lotto Dstny 5 ,,
20
 EARLE Nathan
JCL Team UKYO 5 ,,
21
 MASNADA Fausto
Soudal Quick-Step 5 ,,
22
 ENGELHARDT Felix
Team Jayco AlUla 5 ,,
23
 SERRY Pieter
Soudal Quick-Step 5 ,,
24
 TODOME Yuhi
EF Education – EasyPost 5 7:30
25
 ISHIGAMI Masahiro
Aisan Racing Team 5 7:33
26
 DYBALL Benjamin
Victoire Hiroshima 5 8:02
27
 KANEKO Sohei
Japan 5 11:40
28
 KUSABA Keigo
Aisan Racing Team 5 11:50
29
 FENG Chun Kai
Utsunomiya Blitzen 5 ,,
30
 MASUDA Nariyuki
JCL Team UKYO 5 ,,

 

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