2024 バンシュ〜シメイ〜バンシュ　ベルギー最終レースの結果は?

ベルギーのエノー州で行われる1クラスのワンデイレース。Binche – Chimay – Binche / Mémorial Frank Vandenbroucke(1.1)

レースには、メモリアル・フランク・ファンデンブルックの名前がついている。

フランク・ファンデンブルックは、ベルギーのサイクリストで、51勝をあげたが晩年は膝の痛みなどでうつ病に。2007年に亡くなっている。

1931年から途絶えていたが、1984年に復活。2010年になってメモリアル・フランク・ファンデンブルックの名前がついている。

 

過去の優勝者は

• 2023   ルーカ・モッツァート
  
• 2022   クリストフ・ラポルト
• 2021　ダニー・ファンポッペル
• 2019  トム・ファン・アスブロック
• 2018   ダニー・ファンボッペル
• 2017　ジャスバー・デブイスト
• 2016　アルノー・デマール
• 2015　ラモン・シンケルダム
• 2014　ゼネク・スティバル
• 2013　レイナルト・ヤンセファンレンズバーグ
  

 

バンシュ～バンシュ　　198.6km

 

レース名の通り、パンシュからシメイ、そしてパンシュにゴールするコース。

バンシュのグロートマルクからスタート。比較的フラットなコースを走り38kmでシメイに到着。

ゴール前は、16.2kmのローカルラップを5周。ゴール手前900mには410mの石畳の登りペピニエールがある。ゴール前はカーブも多く、登っており位置取りが大事となる。

 

1. スプリントポイント　シメイ
2. 残り4周
3. 残り3周
4. 残り2周
5. 残り1周

 

注目されるライダーは

• Soudal – Quick Step　ティム・メルリエ、イヴ・ランパールト、カスパー・アスグリーン
• Alpecin-Deceuninck　ジャスパー・フィリップセン、セーアン・クラーウアナスン、ジャンニ・フェルメルシュ
• Decathlon AG2R La Mondiale Team　ドリース・デポンド、オリバー・ナーセン、スタン・デウルフ
• Cofidis　ミラン・フレティン
• Lotto Dstny　アルノー・デリー、フロリアン・フェルメルシュ
• Intermarché – Circus – Wanty　マイク・テウニッセン、ビニヤム・ギルマイ
• Groupama – FDJ　ポール・ペンホーエ、ルイス・アスキー
• Team Arkéa Samsic　アモリ・カピオ、ヴィンチェンツォ・アルパネーゼ、イエンセ・ビエルマンス、ルーカ・モッツァート、フロリアン・セネシャル
• Lidl – Trek　ジャスパー・ストゥイヴェン、エドワード・トゥーンス
• Red Bull-BORA-hansgrohe　ヨルディ・メイウス、ダニー・ファンポッペル
• UAE Team Emirates　フィリッポ・バロンチーニ、アントニオ・モルガド、ニルス・ポリッツ、アレッサンドロ・コーヴィ
• Israel – Premier Tech　パスカル・アッカーマン、ディラン・トゥーンズ
• Uno-X Pro Cycling Team　マグナス・コルトニールセン
• TotalEnergies　アントニー・テュルジス

 

女子レースは、石畳をキャット・ファーガソンが凄いスピードで登って勝利。18歳で8月からMovistar Teamのtrainee(研修生)となっている。

 

2024 世界選手権ジュニアでロードとタイムトライヤルの2冠を制したジュニアライダーだ。すでにキャリア2勝目。凄いライダーになりそうだ。

 

6人の逃げ

6人が逃げている。

1. ミチェル・コペンス (Cofidis)
2. マイケル・シュワルツマン (Israel-Premier Tech)
3. Iker Mintegi (Euskaltel-Euskadi)
4. Stijn Appel (Beat cycling)
5. Nicklas Amdi Pedersen (TDT – Unibet Cycling Team)
6. Rindert Buiter (VolkerWessels)

 

スプリントポイント　シメイ

スプリントポイント通過。

 

2人が落車。

•  Brown Jim (Israel – Premier Tech)
•  Kopecký Matyáš (Team Novo Nordisk)

 

残り85.4km。集団はSoudal – Quick Stepが引いて2分43秒差。

 

集団からDecathlon AG2R La Mondiale Teamのドリース・デポンドがアタック。

 

ドリース・デポンドのアタックで集団が縦に伸びた。

 

集団が伸びる。

 

残り3周

残り3周。もう集団が後ろにきている。

 

先頭は粘る。

 

後ろから追走が追いつく。

 

残り44.3km。次の逃げが出来るか。TotalEnergiesのアントニー・テュルジスが行く。しかし、決まらない。

 

残り40km。またもドリース・デポンドが飛び出す。

 

残り33.7kmで21秒差。集団はIntermarché – Wantyが引く。

 

残り2周

18秒差でドリース・デポンドが通過。

 

Lidl – Trekのエドワード・トゥーンスが、ドリース・デポンドを捕まえた。4人が集団の前に。

 

4人は捕まる。

 

UAE Team Emiratesの独走男、アレッサンドロ・コーヴィが出た。

 

非常に実力がありながら、普段はアシスト役。ようやく逃げのチャンスだ。

 

残り23km。タイム差は23秒。

 

残り17.8km。集団はIsrael – Premier Tech先頭で追っている。

 

アレッサンドロ・コーヴィは石畳を単独で越える。

 

残り1周

20秒差でアレッサンドロ・コーヴィが残り1周に。

 

残り12.9km。そろそろ追いつかれそう。TDT – Unibet Cycling Teamのアンドレアス・ストックブロが追ってきている。

 

ジョインした。アンドレアス・ストックブロは、2020にはNTT Pro cyclingで走っていた。

 

残り11.8km。差が開かない。

 

Uno-X Mobilityのマグナス・コルトニールセンが追いつく。

 

アレッサンドロ・コーヴィは集団に捕まる。

 

かわってマグナス・コルトニールセンが単独に。

 

マグナス・コルトニールセンも捕まった。

 

残り7.5km。ようやくAlpecin-Deceuninckが姿を現す。

 

残り4km。一列棒状だ。

 

残り3.2km。集団が少し絞られた。

 

残り2.4km。先頭はAlpecin-Deceuninck。

 

残り1.7km。ジャスパー・フィリップセンは2番手にいる。

 

残り1.2km。Intermarché – Wanty先頭に。

 

再びAlpecin-Deceuninckが先頭。ジャスパー・フィリップセンは3番手。その後ろにLotto Dstnyのアルノー・デリーがいる。

 

左からRed Bull-BORA-hansgroheのダニー・ファンポッペルが先頭で上がる。

 

ジャスパー・フィリップセン、アルノー・デリーと続く。

 

先頭はRed Bull-BORA-hansgroheのダニー・ファンポッペル。

 

ダニー・ファンポッペルは、後ろを確認。

 

さあ、ジャスパー・フィリップセンが先頭に立った。ゴールまで遠いぞ。

 

だが、ジャスパー・フィリップセンが踏み込む。もう後には引けない。

 

 

ジャスパー・フィリップセンが伸びる。

 

だが、やはり早すぎた。アルノー・デリーにまくられる。

 

ゴール手前でアルノー・デリーが先頭だ。

 

ジャスパー・フィリップセンがあきらめている。

 

アルノー・デリーが先頭でゴールラインを駆け抜けた～!

指を1本だけ立てている。これはなんのポーズだ?

 

アルノー・デリーは、ベルギーの最終戦を飾ってみせた。

 

アルノー・デリーは今シーズンの7勝目を飾った。復帰したAlpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセンはベルギー最終戦を飾れず4位に終わっている。

 

リザルト

 

優勝したLotto Dstnyのアルノー・デリー

実は、今朝はあまり調子が良くなかったんだ。 レース序盤は脚のフィーリングがあまり良くなかったけど、ローカルラップではフィーリングが良くなってきた。

レースのリズムが悪かったのかもしれない。 チームは最終的にいい走りをした。 スプリントではベストを尽くした。

このジャージでワロンでの初レースに勝てたことをうれしく思う。 そして、偉大な選手たちの中に名を残すことができた。

ここはいつもタフなレースだ。 風は強かったけど、セレクションをするほどではなかった。 ワロニーGPの後、体調を崩してしまったが、モチベーションはまだあった。 先週は雨の中で5時間もトレーニングをしたが、今はその成果が出ている。

 

2位　Intermarché – Wantyのビニヤム・ギルマイ

 

3位　Cofidisのミラン・フレティン