レムコ・エヴェネプールは、イツリア・バスクカントリーの鎖骨骨折から、復帰。現在、クリテリウム・デュ・ドーフィネに出場中。
予定通り、初めてツール・ド・フランスに出場する。
これまでレムコとツール・ド・フランスで戦っていないタデイ・ポガチャルは、ツール・ド・フランスで彼の姿が見られて嬉しいと語っている。
レムコとの戦いを熱望
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ツール・ド・フランスの準備のため、タデイ・ポガチャルは、イゾラ2000で高地トレーニングを行っている。
フレンチアルプスのスキーリゾートに移動する前、彼はやはりゲラント・トーマスとルーク・ロウのポッドキャスト「ゲラント・トーマス・サイクリング・クラブ」にゲスト出演した。
そこでスロベニア人は、UAEエミレーツのツールチームなどについて話し、ラ・グランド・ブークルのライバルについても語った。
ツール・ド・フランスには、凄いメンバーで臨むようだね。
アダム・イェーツは僕の右腕で、フアン・アユソーとジョアン・アルメイダは山岳のスーパーマンになるだろう。マルク・ソレルとパヴェル・シヴァコフは山岳のビッグマンで、平地でも何かできる。
それにティム・ウェレンスとニルス・ポリッツもいる。僕もちょっと怖いね!(笑)
2022年と2023年の両方で、ヨナス・ヴィンゲゴーに敗れたけど、イツリア・バスクカントリーの転倒で、ヨナスはまだ微妙だが、ツールに向けて準備中。間に合うだろうか?
そう思う。退院後、彼はすぐに自転車に乗れるようになった。体重を増やす必要があるが、それは問題ないだろう。
今回のツールでは、ヴィンゲゴーだけでなく、レムコ・エヴェネプールやプリモッシュ・ログリッチとも対戦する。それについては?
レムコ・エヴェネプールは飛ぶだろう。ログリッチもやる気満々だ。今年のツールのスタートには、100%以上の準備ができているようだ。
今年のツールはイタリアで始まり、リミニまでのトリッキーなオープニングステージがある。君は、そこに飛び込むのだろうか?
タフなスタートだけど、あまり考えたことはない。昨年のビルバオでは非常にアグレッシブだったが、ブーメランのように少し戻ってしまった。
あの時も調子は良くなかった。これからどうするか、もう一度考えなければならない。
初日は4連続登りで210km、2日目にはジロ・デッレミリアのサン・ルーカがある。その後、第4ステージはすでにガリビエがある。いいステージだよ。
2022年ツールのガリビエ越えのステージではumbo-Vismaにクラックさせられたね。そのリベンジをそこで果たしたいかどうか?
それはいいけれど、フィニッシュは下り坂だ。それに、ツールのフィナーレもとてもタフだ。残酷だよ。
レムコ・エヴェネプールは特にスタートで動かないといけない。しかし、ログリックはまずそれを見てから、最終日に飛ぶだろう。
レムコを、ようやくツールで見られるのは嬉しい。彼がワールドチャンピオンになったとき、私はこう思った。くそっー、ツールで出てくるはずだ。でも、彼はそうしなかった。
タデイ・ポガチャルは、以前からレムコ・エヴェネプールとの対戦を熱望していた。ようやくツール・ド・フランスでのガチンコ対決が実現するわけだけど、若き二人の戦いの歴史はどうなっていくのか。興味深いところだ。
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