2024 ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ第2ステージ　ゴールはスペシャリストが!

第1ステージは、見事な逃げ切りでVF Group – Bardiani CSF – Faizanèのアレッサンドロ・トネッリがステージ優勝を飾った。

ゴール手前のバリアテープに直進していったために、タイムロスしたけれど、第2ステージもリーダージャージはキープできそうだ。

第2ステージ  カナルス～マンコムニタット・デ・ラ・ヴァルディーニャ 　164 km

コースプロフィール photo vueltacv

3級山岳が3か所あり、ゴール手前にも山岳ポイントがある。勾配はそれほどでもないけれど、フレッシュな足でスプリントができる感じではない。

1. 3級山岳　Alto de Benigámin 　2.9km・5.2%
2. 3級山岳　La Drova 　3.4km・6.5%
3. スプリントポイント　Carcaixent
4. 3級山岳　Alto Pla de Corrals 　5km・3.9%

スタート

Tiz-cycling ストリーミング　スクリーンショット以下同様

快晴の中スタート。

VF Group – Bardiani CSF – Faizanèのアレッサンドロ・トネッリは先頭からスタート。

なお、新城幸也は昨日のステージで蜂に刺されてアレルギー反応のためDNS。カミル・グラデクは、腹痛。Bahrain Victoriousは、二人がDNSとなっている。

7人の逃げ

残り159kmから7人が逃げている。

1.  GARCÍA José María (Illes Balears Arabay Cycling)
2.  FERNANDEZ Sinuhé (Burgos – BH)
3.  SÁNCHEZ Eugenio (Equipo Kern Pharma)
4.  VAN POPPEL Sébastien (Bingoal WB)
5.  MEENS Johan (Bingoal WB)
6.  SORARRAIN Gorka (Caja Rural – Seguros RGA)
7.  JUARISTI Txomin (Euskaltel – Euskadi)

3級山岳　Alto de Benigámin 　2.9km・5.2%

獲得順位は

1. MEENS Johan (Bingoal WB)　3ポイント
2.  JUARISTI Txomin (Euskaltel – Euskadi)　2ポイント
3.  SORARRAIN Gorka (Caja Rural – Seguros RGA)　1ポイント 

3級山岳　La Drova 　3.4km・6.5%

集団はLidl – Trekのアマヌエル・ゲブレイグザブハイアーが引いている。

 

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2024.02.01

落車だ。

残り29kmで17秒差に。これはもう捕まえるか。

残り24kmで40秒差。完全にコントロールされている。追いつかれる時には一気だろう。

先頭では抜け出しのアタックがかかる。

誰が追うのか。

先頭は4人に。

集団が見えてくる。

残り16kmで捕まってしまう。

3級山岳　Alto Pla de Corrals 　5km・3.9%

最後の上りだ。

マテイ・モホリッチが仕掛ける。

数人が前に出た。

1. アレクサンドル・ウラソフ (BORA – hansgrohe)
2. マテイ・モホリッチ (Bahrain – Victorious)
3.  ウェライ・ハゴス・ベルヘ (Team Jayco AlUla)

だが、集団は逃がさない。

アレクサンドル・ウラソフの後ろから、マテイ・モホリッチがアタック!

きた!   下りのスペシャリストがエンジン全開だ!

残り6km。もう誰も見えない。

凄まじいテクニックとスピード。

空気抵抗を抑えて下り続ける。

残り3kmに。

大きなリードではないけれど、下りなので距離がある。約20秒だ。

マテイ・モホリッチは、ゴールに向かってひた走る。

さあ、ゴールにかえってきた。集団ははるか後方だ。

マテイ・モホリッチが集団を寄せ付けずに独走勝利!

下りのスペシャリストの本領を発揮した。今回はドロッパーシートポストは使っていたのかな。マテイ・モホリッチは総合でも1分8秒差の2位に躍進した。

リーダージャージは、VF Group – Bardiani CSF – Faizanèのアレッサンドロ・トネッリが守っている。

リザルト

マテイ・モホリッチのコメント

とてもスピードが出たけど、クラッシュのリスクを冒さないようにしたんだ。だから、僕に一番合っているステージなんだ。昨日のステージもそうだったけど、序盤の逃げ集団がまだ前を走っていたから、何も試すことができなかったんだ。

Bahrain Victoriousは、レースをコントロールすることができませんでしたね。

カミル・グラデクと新城幸也はスタート地点に来なかった。今日は2人のチームメイトを失ってしまった。幸い、他のチームもステージ優勝を狙っていて、主導権を握ってくれた。フィナーレでは、チームメイトが最後の上りのふもとまで完璧に連れてきてくれた。

一昨年のミラノ〜サンレモのように勝利しましたが、さらに狙いますか?

このレースは、オムループからすでにクラシックに向けて最高のコンディションを手に入れるための最終調整レースだった。私のコーチは今週、『トップレベルになるのが早すぎるから、トレーニングしすぎないように』と笑っていた。

しかし、私自身は違う見方をしている。なぜなら、キャリアの良い時期はすぐに過ぎてしまうからだ。そして、勝ちと負けの差は小さいのだ。

私たちはここで最も強いチームのひとつだ。チーム内の士気を高め、大きなクラシックへの興奮を生み出すためにも、良い結果で年明けを迎えたい。ペッリョ・ビルバオとサンティアゴ・ブイトラゴがGCで頑張ってくれるだろう。

第2ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞