Israel – Premier Techの選手達は、報復を恐れてチームジャージが着れないそうだ。
これはイスラエルという名前が入ったジャージを着て走ると危険だということだ。
すでに、今シーズンイタリアのヴェネトでのレースでは、警察が武装してレース車両の周りを警備していた。爆発物が車やバスの下にあったら大変だからだ。
その他の対策として何をしてるのだろうか?
チームジャージは着用しない
Israel is enduring somber times in the wake of the horrific terrorist attacks by Hamas.
Our hearts are with the people of Israel during this challenging period. pic.twitter.com/W8a2etshVh
— Israel – Premier Tech (@IsraelPremTech) October 7, 2023
INEOS Grenadiersのオーナーであるシルヴァン・アダムスがチームはかくれんぼしないなどと発言して更に状況は悪くなっている。
当然、イスラエルでキャンプなど出来るはずもなく、チームが集まるのは違う場所になっている。特定されてはいけないので、あまり情報は出ていない。
さらに、チームは対策としてイスラエルの国旗、名前の入ったジャージは着ていない。どんなジャージを着ているのかは、これも危険なので知らされていない。
チームは公式声明で以下のように語っている。
「2024年はプロトンでの我々の10年目のシーズンであり、我々はIsrael – Premier Techとして誇りを持ってレースを続けていく。
チームメンバーの安全とセキュリティは私たちにとって最も重要だ。そのため、私たちはさまざまな対策を講じてきた。
これにはトレーニングウェアの使用も含まれる。私たちのライダーは、レースバブルの外にいるとき、またはトレーニングを終えたばかりのときに、そうしなければならないと感じた場合にこれらを着用できる。」
デモをしている場所であるとか、今後はレース中、前後も気を付けないといけない。ライダーにはなんの関係もないのだけれど、物騒な話だ。
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