春の訪れるを告げるプリマヴェーラ。今年初めてのモニュメント、ミラノ~サンレモが開催。Milano-Sanremo(1.UWT)
テニスにグランドスラム、ゴルフにメジャーがあるように、自転車にも5つのモニュメントがある。
モニュメントとは
格式が高く記念碑的な意味合いも含まれている5つのクラシックレースのこと。
- ミラノ〜サンレモ
- ロンド・ファン・フラーンデレン
- パリ〜ルーベ
- リエージュ~バストーニュ~リエージュ
- イル・ロンバルディア
ミラノ~サンレモには、これまでさまざまなニックネームがつけられてきた。
ラ・プリマヴェーラはその一つで、イタリア語で春。ラ・クラシッシマ、スーパークラシックなど。
長年、聖ヨセフの祝日に開催されていたため、「Saint Joseph Classic」とも呼ばれている。クラシックの中では最長距離の294kmを走るが、今年はミラノからスタートとはならない。
過去の優勝者は
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2022 マテイ・モホリッチ
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2021 ジャスパー・ストゥイヴェン
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2020 ワウト・ファンアールト
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2019 ジュリアン・アラフィリップ
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2018 ヴィンチェンツォ・ニバリ
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2017 ミハウ・クフィアトコフスキ
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2016 アルノー・デマール
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2015 ジョン・デゲンコルプ
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2014 アレクサンダー・クリストフ
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2013 ゲラルト・シオレック 引退
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2012 サイモン・ジェラン 引退
アッビアテグラッソ~サンレモ 294km
ミラノ~サンレモは今年、歴史上初めてミラノで開催されない。ファッションの街ミラノから22km南西にあるアッビアテグラッソでスタートとなる。
約30kmで通常のコースに戻る。
スタートから、144km地点にあるトゥルキーノ峠は、それほどきつい勾配ではない。ここから、サンレモのゴールまでは150km。
例年のコース通り、チプレッサとポッジオの登りを経て、下ってサンレモにゴールする。総距離は294km。今年最長のレースとなる。
ゴール手前21kmにあるチプレッサ。今年は、ここからタデイ・ポガチャルが攻撃を仕掛けるのではないかとヴィンチェンツォ・ニバリは予測。
頂上手前で勾配は8%に。道はかなり狭く、最初の2kmで4つのヘアピンカーブがある。曲がり角が多く、所々で狭いアスファルト道路。
下りは、昨年マテイ・モホリッチが挑戦的なアタックをかけた場所だ。
上記は、二つの重要な峠を現した2021年のコースプロフィールだが、違うのはゴールまでの距離だけだ。果たして、逃げ切りはあるのか。スプリントにより決着となるのか、予測するのは難しい。
- トゥルキーノ峠 標高539m
- カーポ・メーレ 1.8km・3.8% 標高77m
- カーポ・チェルヴォ 2.1km・2.5% 標高58m
- カーポ・ベルタ 2km・6.3% 標高125m標高125m
- チプレッサ 5.6㎞・4.1% 最大9%
- ポッジオ 3.7km・3.7% 最大8%
注目されるライダーは
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Bahrain – Victorious マテイ・モホリッチ、ペッリョ・ビルバオ、フレッド・ライト
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AG2R Citroën Team ブノワ・コヌフロワ、オリバー・ナーセン、スタン・デウルフ
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Alpecin-Deceuninck マチュー・ファンデルプール、ジャスパー・フィリップセン
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Astana Qazaqstan Team マーク・カヴェンディシュ
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BORA – hansgrohe サム・ベネット、ニルス・ポリッツ
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Cofidis ブライアン・コカール、シモーネ・コンソンニ
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EF Education-EasyPost ニールソン・ポーレス、アルベルト・ベッティオル、ヨナス・ルッチ
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Groupama – FDJ アルノー・デマール
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INEOS Grenadiers フィリッポ・ガンナ、ミハウ・クフィアトコフスキ
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Intermarché – Circus – Wanty ビニヤム・ギルマイ
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Israel – Premier Tech セップ・ファンマルク、ダリル・インピー
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Jumbo-Visma ワウト・ファンアールト、クリストフ・ラポルト
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Lotto Dstny カレブ・ユアン、アルノー・デリー
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Movistar Team アレックス・アランブル、フェルナンド・ガビリア
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Q36.5 Pro Cycling Team マッティオ・モスケッテイ
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Soudal – Quick Step ジュリアン・アラフィリップ、イヴ・ランパールトルト
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Team Arkéa Samsic ワレン・バルギル
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Team DSM ジョン・デゲンコルプ
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Team Jayco AlUla マッティオ・ソレブロ、ゼネク・スティバル
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TotalEnergies サガン、アントニー・テュルジス
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Trek – Segafredo マッズ・ピーダスン、ジャスバー・ストゥイヴェン
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UAE Team Emirates タデイ・ポガチャル、ティム・ウェレンス
スタート前
マチュー・ファンデルプールは、ジャスパー・フィリップセンと一緒にポッジオを越えたならばリードアウトをすると。
ティレーノではベストな状態ではなかったが、今では良い 1 週間を振り返っている。ミラノ~サンレモは、勝つためにベストである必要がない数少ないレースの 1 つだ。慎重に待って、適切な時期を選択する必要がある。
タデイ・ポガチャルのコメント
各チームから1人に注目する。何も証明する必要はないので、負けても構わない。特に、このレースでは、自分はお気に入りではないと思う。
ワウト・ファンアールトのコメント
ヤン・トラトニクは、自分と長い間一緒にいるのに最適なカードを持っているかもしれない。私は100%か。それともまだ建設途中か。98.5%だ。
ニュートラルスタート。
INEOS Grenadiersのベン・スフィフトはフロントディレーラーが気になるようだ。
2017年優勝のミハウ・クフィアトコフスキは、Team Jayco AlUlaのゼネク・スティバルと話ながら後ろで走っている。
一旦止まる。最後尾では、タデイ・ポガチャルとジュリアン・アラフィリップが並んでいる。タデイ・ポガチャルの肩に少し泥がついている。どこでこけたのかな。
オフィシャルスタート。逃げたいメンバーが前でアタック合戦を開始する。
ここで逃げを決めれば、長くテレビに映るのでスポンサーのためにも乗りたいところ。
二人が抜け出した。後ろからTudor Pro Cycling Teamのライダーも追っている。プロチームは逃げに乗っておきたい。
- ミルコ・マエストリ EOLO-Kometa
- アレッサンドロ・トネッリ Green Project-Bardiani CSF-Faizanè
後方は、まだ追っている。
後方から7人が追っている。集団は、すでに見送りモード。
7人が先頭に追いつく。
- アレクサンドル・リアブシェンコ Astana Qazaqstan Team
- ミルコ・マエストリ EOLO-Kometa
- サムエレ・リヴィ EOLO-Kometa
- サミュエル・ゾッカラート Green Project-Bardiani CSF-Faizanè
- アレッサンドロ・トネッリ Green Project-Bardiani CSF-Faizanè
- ネガシー・ハイル・アブレハ Q36.5 Pro Cycling Team
- アレクサンドル・バルマー Team Jayco AlUla
- ヤン・マース Team Jayco AlUla
- アロイス・シャラン Tudor Pro Cycling Team
集団先頭はおしゃべりタイムに。Jumbo-Vismaはヨス・ファンエムデン。
Astana Qazaqstan Teamのダヴィデ・マルティネッリは後輪のパンク。まだ、スピードが上がっていない時で良かった。
逃げに乗ったQ36.5 Pro Cycling Teamのネガシー・ハイル・アブレハは、ミラノ~サンレモを初めて走るエチオピア人となる。22歳の若者だ。
2022年もボッジオまで逃げた、アレッサンドロ・トネッリ(Green Project-Bardiani CSF-Faizanè)とサムエレ・リヴィは(EOLO-Kometa)要注意だろう。
集団はTrek-Segafredoのジャコポ・モスカとヨス・ファンエムデンの二人で引いている。残り240kmで2分56秒と押さえている。後ろには二人Tudor Pro Cycling Teamのライダーがふたをしている。
カレブ・ユアンもポッジオを越えればスプリントで勝利のチャンスがある。Lotto-Dstnyはアルノー・デリーも初出場だが、ユアンに言わせるとは、まずはポッジオを越えることで別のシナリオになると言う。
ただ、カレブ・ユアンはネックウォーマーもしており、少し体調が悪いのかも。
BORA-hansgroheのニコ・デンツがパンク。素早く交換して走りだした。
タデイ・ポガチャルは、何を楽しそうにマッテオ・トレンティンとおしゃべりしているのだろう。彼はいつでもレースを楽しんでいる。
マーク・カヴェンディシュはメカトラのようで、集団復帰中。2009年の優勝者だ。
集団牽引にAlpecin-Deceuninckも加わる。タイム差は2分45秒と開かない。後半に追い風が吹くと予想されているので、ゴールの時間が早まりそうだ。
先頭はシルヴァン・ディリエ。クールネ〜ブリュッセル〜クールネで、舟状骨骨折したが復帰している。
サガンは、このミラノ~サンレモで優勝したらすぐ引退すると冗談を言っていた。暑くなってきたので、レッグウォーマーを外している。
トゥルキーノ峠 標高539m
先頭は少しずつ登り初めている。残り168.9kmでタイム差3分5秒。
ワウト・ファンアールトは、サポートカーで補給中。
残り160.3kmでタイム差2分50秒。逃げに全く余裕を与えない。3時間でav43.6km。
先頭にいたTudor Pro Cycling Teamのアロイス・シャランは、トイレ休憩から復帰。2021年のベイビー・ジロでステージ優勝している22歳。
集団やや後方で落車。
- ジュリアン・アラフィリップ (Soudal – Quick Step)
- ジョナサン・ミラン (Bahrain – Victorious)
- ハリソン・ウッド (Cofidis)
- イヴ・ランパールトルト (Soudal – Quick Step)
ジュリアン・アラフィリップは、チェーンが外れてバイク交換に。
ジュリアン・アラフィリップは、単独で追う。すでに峠を越えており、スピードが上がっている。だが、ここからジュリアンは凄まじい走りで集団に追いつく。下りのスペシャリストだ。
TotalEnergiesのマチェイ・ボドナルが下りでパンク。パンツが破けている。
それにしても、タイヤの外れ方がひどい。マチェイ・ボドナルはリタイヤ。
トゥルキーノ峠を下って海岸線に入ってきた。タイム差は1分27秒しかなく、これは早めに捕まりそう。
ようやく、UAE Team Emiratesが先頭交代に入る。まずは、アレッサンドロ・コーヴィ。ここで使うのは勿体ないなあ。タデイ・ポガチャルも集団先頭付近に上がっている。今年もチプレッサでの総攻撃があるかな。
残り100km。タイム差は2分38秒。次の登りまで約50km。そこまで持つだろうか。
Jumbo-Vismaのヤン・トラトニクがラウンドアバウトで接触。少し遅れている。
カーポ・チェルヴォ 2.1km・2.5% 標高58m
先頭からTudor Pro Cycling Teamのアロイス・シャランが切れた。
集団先頭にワウト・ファンアールト、クリストフ・ラポルトも上がってきた。ただ、クリストフ・ラポルトは、体調を崩していたそうだ。
Movistar Teamのアレックス・アランブルが落車。
カーポ・ベルタ 2km・6.3% 標高125m標高125m
残り40.1kmでQ36.5 Pro Cycling Teamのネガシー・ハイル・アブレハも切れた。
先頭から、サミュエル・ゾッカラートも切れてしまう。
集団で落車が。道路脇のストリートファニチャーにぶつかっている。
- BITTNER Pavel (Team DSM)
- BENEDETTI Cesare (BORA – hansgrohe)
- サム・ベネット BORA-hansgrohe
サミュエル・ゾッカラートは、下りで復帰。先頭は6人。チプレッサまで持つか。
ヤン・トラトニクがまた落車。ミハウ・クフィアトコフスキと絡んでいた。これは、ワウトのアシストが出来なくなるか。昨年も9位の実力があるのに。
先頭の後ろに集団が迫る。
残り27.8kmで先頭は捕まった。
チプレッサ 5.6㎞・4.1% 最大9%
集団先頭をLotto-Dstnyのアルノー・デリーが引く。
さあ、UAE Team Emiratesが先頭に立つ。
UAE Team Emiratesがトレインを組んでいる。
まだ、大集団だ。頂上まで2.1km。
先頭を引いていたアルノー・デリーは最後尾。これは厳しい。
INEOS Grenadiersが先頭に上がってきた。
マチュー・ファンデルプールが頂上からトップに立った。結局、チプレッサでのタデイ・ポガチャルの攻撃はなかった。
マチュー・ファンデルプールは、セーアン・クラーウアナスンと逃げている。だが、マッテオ・トレンティンと共に後ろを確認。
まあ、これは追いつかれた。
今度はBORA-hansgroheのニルス・ボリッツがアタック!
ニルス・ボリッツは捕まり、Soudal – Quick Stepのフロリアン・セネシャルが集団を引く。
ポッジオ 3.7km・3.7% 最大8%
Bahrain Victoriousが先頭を引く。
ゴールまで8km。Bahrain Victoriousが先頭を引き続ける。
頂上まで2.4kmでティム・ウェレンスがタデイ・ポガチャルを連れて前に出る。
ここでティム・ウェレンスがスパート。
さらに、ティム・ウェレンスがペースを上げる。
ティム・ウェレンスが引き終わって、タデイ・ポガチャルがアタック!
タデイ・ポガチャル、フィリッポ・ガンナ、セーアン・クラーウアナスン、ワウト・ファンアールト、マチュー・ファンデルプールと続く。
タデイ・ポガチャルがスパートだ。
タデイ・ポガチャルのスパートで、フィリッポ・ガンナ、ワウト、マチューの4人となる。
後続は、マテイ・モホリッチ、ジャスバー・ストゥイヴェン、セーアン・クラーウアナスン。
ここで、マチュー・ファンデルプールがアタック!
一気にマチューが引き離す!
マチュー・ファンデルプールがアタックをかけた時に、タデイ・ポガチャルは頭を下げてしまう。やられたと言った感じか。
マチューがトップでポッジオを下る。タデイ・ポガチャルが2番手だ。
後続はタデイ・ポガチャル、フィリッポ・ガンナ、ワウト・ファンアールトと続く。
マチュー・ファンデルプールは、単独で下る。
マチューは飛んでいる。
残り3.7km。マチューが数秒差で逃げている。
後ろが牽制してくれれば、マチューが逃げれるぞ。
残り1.5kmとなった。これは行ったか?
残り1.4km。3人は6秒差。
後ろの3人からマチューは豆粒にしか見えない。
マチューは単独でサンレモのゴールに向かう。
ようやく、後ろが見える状態。
マチュー・ファンデルプールはゴール前で勝利を確信。
頭を叩きながらゴール!
なんと、素晴らしい勝ち方だ。最高の状態でなくても勝てるのがミラノ~サンレモだと言っていたけれど、まさか本当に勝ってしまうとは。
最後の最後まで、力を溜めておく作戦が成功したということだ。
2位には、ゴール前でスパートしたフィリッポ・ガンナが入った。タデイ・ポガチャルは表彰台を逃す4位となっている。
結局、タデイ・ポガチャルのアタックを上手く利用したマチューが勝利した形だ。当然、下りで3人に追いつかせないマチューの強さも光る走りだった。
最も勝利するのが難しいと言われるミラノ~サンレモをマチュー・ファンデルプールは制した。これで、2度のロンド・ファン・フラーンデレンと合わせて3回目のモニュメント獲得となった。
リザルト
マチュー・ファンデルプールのコメント
これ以上のシナリオは望めなかった。今年のチプレッサは、向かい風のため、例年よりタフではなかった。そこで、脚がまだフレッシュだと感じたんだ。
そして、ポッジオの終わりにアタックする計画を立てた。すぐに差をつけ、フィニッシュまで持ちこたえることができた。
信じられないくらいうれしい。誰もがこのレースに勝ちたいと思っているし、ワールドカップのときから、毎日このレースのことを考えていた。ティレーノでは少し物足りなかったが、自分のベストフォームを得るためには、このようなレースが必要だとわかっていた。今日はそれを証明することができた。
2位のフィリッポ・ガンナのコメント
勝てないのは嫌なことだが、残りのクラシックのモチベーションにもなる。私はチームに感謝しなければならない。彼らは昨日、私をリーダーに指名し、チームは素晴らしい仕事をした。
マチュー・ファンデルプールのアタックについては?
あのアタック? あのために、サポーターはソファで目を覚ますんだ(笑)。
3位のワウト・ファンアールトのコメント
後悔はしていない。マチューはみんなに超強いということを示したと思う。彼は正しいタイミングで強い動きをしたんだ。おめでとう。
我々は常に先頭集団と接近していた。一日中ハイペースだった。チプレッサでは、予想以上に楽だったのかもしれない。ターンが多いので、予測よりも向かい風が少し強かった。それが予想と少し違っていた。ポッジオでは大集団になったが、その後ブレークがあった。
先頭はいいグループだった。とても強いライダーたちと一緒にいた。僕たちは勝つためにレースをしたし、マチューも同じようにレースをした。彼はとても強かった。
Rnk | Rider | Team | UCI | Time |
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1 |
VAN DER POEL Mathieu
|
Alpecin-Deceuninck | 800 | 6:25:23 |
2 |
GANNA Filippo
|
INEOS Grenadiers | 640 | 0:15 |
3 |
VAN AERT Wout
|
Jumbo-Visma | 520 | ,, |
4 |
POGAČAR Tadej
|
UAE Team Emirates | 440 | ,, |
5 |
KRAGH ANDERSEN Søren
|
Alpecin-Deceuninck | 360 | 0:26 |
6 |
PEDERSEN Mads
|
Trek – Segafredo | 280 | ,, |
7 |
POWLESS Neilson
|
EF Education-EasyPost | 240 | ,, |
8 |
MOHORIČ Matej
|
Bahrain – Victorious | 200 | ,, |
9 |
TURGIS Anthony
|
TotalEnergies | 160 | ,, |
10 |
STUYVEN Jasper
|
Trek – Segafredo | 135 | ,, |
11 |
ALAPHILIPPE Julian
|
Soudal – Quick Step | 110 | ,, |
12 |
BALLERINI Davide
|
Soudal – Quick Step | 95 | 0:32 |
13 |
LAPORTE Christophe
|
Jumbo-Visma | 85 | ,, |
14 |
CORT Magnus
|
EF Education-EasyPost | 65 | ,, |
15 |
PHILIPSEN Jasper
|
Alpecin-Deceuninck | 55 | ,, |
16 |
EWAN Caleb
|
Lotto Dstny | 50 | ,, |
17 |
HALLER Marco
|
BORA – hansgrohe | 50 | ,, |
18 |
ARNDT Nikias
|
Bahrain – Victorious | 50 | ,, |
19 |
TRENTIN Matteo
|
UAE Team Emirates | 50 | ,, |
20 |
LAMPAERT Yves
|
Soudal – Quick Step | 50 | ,, |
21 |
POLITT Nils
|
BORA – hansgrohe | 30 | ,, |
22 |
COSNEFROY Benoît
|
AG2R Citroën Team | 30 | ,, |
23 |
MEZGEC Luka
|
Team Jayco AlUla | 30 | ,, |
24 |
SHEFFIELD Magnus
|
INEOS Grenadiers | 30 | ,, |
25 |
SERRANO Gonzalo
|
Movistar Team | 30 | ,, |
26 |
ARANBURU Alex
|
Movistar Team | 30 | ,, |
27 |
NEILANDS Krists
|
Israel – Premier Tech | 30 | ,, |
28 |
GIRMAY Biniam
|
Intermarché – Circus – Wanty | 30 | ,, |
29 |
GENIETS Kevin
|
Groupama – FDJ | 30 | ,, |
30 |
MOLARD Rudy
|
Groupama – FDJ | 30 | ,, |
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