プロ最年長51歳のダビデ・レベリンがついに現役最後のロードレースを走り終えた。
10月12日のジロ・デル・ヴェネトが最終レースだと言われていたけど、ベネトクラシックをイタリアでの最後のレースとして追加した。
最後のベネトクラシックでも30位と51歳とは思えない走りを披露している。
最後までプロの走り
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インスタグラムでは以下のようにコメント。
こうして、強い感動と素晴らしい思い出に満ちた素晴らしい冒険が終わり、私はいつも心に喜びを抱いているのです。
皆さん、そして最初のペダルストロークからお付き合いいただいた全ての方に感謝します❤
最後のベネトクラッシックでは、スタートラインで先頭に。
Work Service Vitalcare Vegaチームの若いメンバーを指導する役目も走りで示している。
ダビデ・レベリンは1971年8月9日生まれで、ジルベルト・シモーニやランス・アームストロングと同じ年齢。
1992年にGB-MG Maglificioでプロデビュー。遅咲きのライダーで30歳を越えてから実力を発揮。
2004年には、アムステルゴールドレース、フレッシュ・ワロンヌ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュで脅威3連勝をしている。
2008年に、北京オリンピックロードレースで銀メダルを獲得したが、ドーピングでメダルを失なう。
2年間の禁止からの復帰以来、レベリンは、トレ・ヴァッリ・ヴァレジーネ、シビウサイクリングツアー、ジロ・デッレミリアなどのレースで優勝。
2016年に所属したCCC Sprandi Polkowiceが最後のプロチーム。
最後の勝利は、2018年のTour International de la Wilaya d’Oran (2.2)の第3ステージ。総合2位となっている。
2019イタリア選手権では18位。この時47歳で引退するはずだったのだけど。ファンの声を受けて引退を撤回している。
2020シビウサイクリングツアーでは総合8位。
最後となるはずだった、2021年の成績は
- アドリア・イオニカ 総合10位
- イタリア選手権25位
- シビウサイクリングツアー 総合10位
- ツール・ド・ルーマニア 総合7位
別れのシーズンとなる予定だったが、メモリアル・マルコ・パンターニで両足骨折してしまった。骨折したまま引退する訳にはいかなかった。
骨折からの復帰レースは、ジロ・デッラッペンニーノ。
- ジロ・デッラッペンニーノ 19位
- アドリアティカ・イオニカレース 総合11位
- GP Kranj (1.2) 18位
- グラベル世界選手権 39位
- ジロ・デル・ベネト 31位
- ベネトクラシック 30位
とても、51歳で引退する選手の成績とは思えない。これからは、グラベル世界選手権でも見せたように、グラベルでレースを続けていく。
1日6時間走るということはなくなるかもしれないけれど、自転車をやめることはないでしょうね。
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