2025 ジロ・デ・イタリア第10ステージ　雨に泣かされた個人タイムトライヤルの結果はいかに?

第9ステージの白い道のコースは、多くのドラマを生み出した。まさかプリモッシュ・ログリッチが2度もアクシデントにあうとは。

 

総合2位となったフアン・アユソーも落車。膝を縫うという結果に。

 

そして、総合トップとなったのは、21歳のメキシコ人、アイザック・デルトロだ。プロ2年目でマリアローザを着用。そのリードはフアン・アユソーに対して1分13秒。

ただ、上記のようにフアン・アユソーは膝に爆弾を抱えている。一気に逆転というのは難しいかもしれない。さらにプリモッシュ・ログリッチは、2分25秒差。

落車の影響もあるだろうし、どこまでタイム差を縮められるのかは未知数だ。

 

第10ステージ   ルッカ～ピサ　28.6km

 

今回は厳しい登りはない。パワーライダーが有利なコースだ。ジョシュア・ターリングは、第2ステージに続いてトップタイムを出してくるのか。

0.24秒差だったプリモッシュ・ログリッチのタイム、調子を上げてきたワウト・ファンアールトの走りも注目される。

 

 

1. 第1計測  8.3km
2. 第2計測　20.5km

 

スタート時の4賞ジャージは

• 総合　アイザック・デルトロ　UAE Team Emirates – XRG
• ポイント賞　マッズ・ピーダスン　Lidl – Trek
• 山岳賞　ロレンツォ・フォルトゥナート　XDS Astana Team
• 新人賞　フアン・アユソー　UAE Team Emirates – XRG

 

イーサン・ヘイター　 INEOS Grenadiers

イーサン・ヘイターがスタートしている。第2ステージでは9位。

 

イーサン・ヘイターは23分41秒でTeam Jayco AlUlaのマイケル・ヘップバーンを抜いて暫定トップに。

 

エドアルド・アッフィニ　Team Visma | Lease a Bike

ヨーロッパ選手権タイムトライヤル王者のエドアルド・アッフィニは、イーサン・ヘイターに及ばず。14秒遅れの暫定2位。

 

ダーン・フール　Lidl – Trek

ダーン・フールがスタート。

 

ダーン・フールが第1計測でトップタイム更新。

 

ダーン・フールが第2計測も、22分30秒でトップタイム更新。

 

全ての計測地点をトップタイムで駆け抜けてきた。

 

ゴールタイムは33分30秒で暫定トップに。

 

ルーク・プラップ　Team Jayco AlUla

ルーク・プラップが第1計測10分8秒の暫定2位通過。

 

第2計測暫定4位通過。

 

ルーク・プラップは44秒遅れの暫定4位。第8ステージ独走の疲れもあるのかな。

 

ワウト・ファンアールト　Team Visma | Lease a Bike

ワウト・ファンアールトは、雨が降り出す前にスタート。

 

第1計測で8秒遅れの暫定4位通過。後半あげていくパターンか。疲れがあるのか。

 

ワウトは万全ではない。49秒遅れの暫定10位通過。

 

ワウトはIntermarché – Wantyのフランチェスコ・ブサットを抜いていく。

 

ワウト・ファンアールトは、1分9秒遅れの暫定10位。

 

ジョシュア・ターリング　 INEOS Grenadiers

ジョシュア・ターリングがワウトを追いかける形でスタート。

 

第1計測9分49秒で17秒もタイム更新。

 

549Wって、どんだけ～。89回転も回しているし～。

 

あっとぶつかりそうに。EF Education-EasyPostのミッケルフレーリク・ホノレだ。

 

トンネルもある。

 

あらっ、ジョシュア・ターリングはダーン・フールに第2計測で、4秒及ばない。

 

あれれっ、これは～。

 

なんと～。ジョシュア・ターリングはダーン・フールに7秒及ばない。これはどうしたことか～。これはダーン・フールが勝ってしまうのか。

あとは、プリモッシュ・ログリッチのタイムとなるが、試走で落車しているし～。

 

ジェイ・ヴァイン　UAE Team Emirates – XRG

落車の影響はどうだろうか。トップ10に入りたいところ。

 

ジェイ・ヴァインがタイヤをさしている。

 

なんとパンク。これは痛い。

 

ジェイ・ヴァインは暫定14位通過。これは仕方ない。

 

ジェイ・ヴァインは、37秒遅れの暫定5位。パンクがなければトップ3入りは間違いなかった。

 

マティア・カッタネオ　Soudal – Quick Step

マティア・カッタネオが第1計測で13秒遅れの暫定2位に。

 

第2計測で12秒遅れの暫定3位通過。

 

マティア・カッタネオは暫定4位に食い込む。

 

デレク・ジー　Israel – Premier Tech

デレク・ジーがスタート。

 

第1計測22秒遅れの暫定8位通過。

 

デレク・ジーは1分遅れの暫定14位。

 

トム・ピドコック　Q36.5 Pro Cycling Team

トム・ピドコックの第1計測は29秒遅れの暫定15位。ゴールは2分38秒遅れ。

 

マティアス・ヴァチェク　Lidl – Trek

マティアス・ヴァチェクは第1計測11秒遅れの暫定2位。

 

雨のためにカーブは止まるようなスピードで走っていた。大きく遅れて暫定41位。

 

テイメン・アレンスマン　 INEOS Grenadiers

テイメン・アレンスマンがスタート。

 

テイメン・アレンスマンは第1計測15位。

 

テイメン・アレンスマンの第2計測は1分3秒遅れ。

 

テイメン・アレンスマンは1分30秒と大きく遅れる。暫定19位。

 

プリモッシュ・ログリッチ　Red Bull-BORA-hansgrohe

プリモッシュ・ログリッチは手を振る余裕が。落ち着いている。

 

あっと、雨が降ってきた。ダーン・フールと比べて1秒遅れ。

 

あ～、なんとプリモッシュ・ログリッチは30秒遅れ。

 

あ～、プリモッシュ・ログリッチは1分15秒遅れ。暫定17位。

 

落車、パンク、そして試走で落車。さらに天候も味方しなかった。だが、雨の中の走りとしては良かった。

 

アダム・イェーツ　UAE Team Emirates – XRG

アダム・イェーツがスタート。

 

第1計測38秒遅れの暫定32位。ゴールでは2分37秒遅れ。

 

ブランドン・マクナリティ　UAE Team Emirates – XRG

ブランドン・マクナリティがスタート。

 

落車の影響は大きいようだ。暫定62位通過。

 

ブランドン・マクナリティは2分23秒遅れ。

 

エガン・ベルナル　 INEOS Grenadiers

エガン・ベルナルがスタート。

 

エガン・ベルナルは2分58秒と大きく遅れる。序盤に落車してしまったのが痛い。

 

サイモン・イェーツ　Team Visma | Lease a Bike

サイモン・イェーツがスタート。

 

1分43秒遅れの暫定22位。

 

ジュリオ・チッコーネ　Lidl – Trek

第2計測で1分53秒遅れ。

 

ジュリオ・チッコーネのゴールは大雨。2分48秒遅れ。

 

リチャル・カラパス　EF Education-EasyPost

リチャル・カラパスがスタート。

 

第2計測で1分41秒遅れ。

 

リチャル・カラパスは2分52秒遅れ。

 

アントニオ・ティベッリ　Bahrain Victorious

アントニオ・ティベッリは、1分53秒遅れ。これならばキープか。

 

フアン・アユソー　UAE Team Emirates – XRG

フアン・アユソーがスタート。雨だ。

 

プリモッシュ・ログリッチよりも1秒タイムが良い。雨も止んでいる。

 

第2計測41秒遅れ。プリモッシュ・ログリッチより11秒タイムが遅い。

 

フアン・アユソーは1分34秒遅れでゴール。これでアイザック・デルトロのゴールを待つことになる。

 

アイザック・デルトロ　UAE Team Emirates – XRG

雨のスタート。これは攻めれない。

 

アイザック・デルトロはホイールもピンクのデカール。

 

第1計測1分4秒遅れ。これは～。

 

アイザック・デルトロは45秒もフアン・アユソーより遅い。ギリギリか。

 

残り2.3kmで52秒。やばいぞ。

 

アイザック・デルトロがゴールに向けて猛ダッシュ。

 

アイザック・デルトロは2分22秒遅れ。

 

アイザック・デルトロはマリアローザを守った!

 

この瞬間Lidl – Trekのダン・フールのステージ優勝が決定した。ダーン・フールは、2024 オランダ選手権タイムトライヤルの勝利がプロ初勝利。2勝目はキャリア最大の勝利となった。

雨がなければ、後続の総合勢もタイムは良かったはずだけど、これもレースだ。

 

リザルト

優勝したLidl – Trekのダン・フール

本当に信じられないよ。 いや、実感するまでしばらく時間がかかりそうだよ。この勝利のために感謝したい人、感謝しなければならない人がたくさんいる。 このタイムトライアルは目標に掲げていたけれど、まさか自分が勝てるとは思ってもみなかった。

もちろん、雨は選手たちに大きな変化をもたらしたが、私は同じコンディションでターリングに勝った。 彼は超高速でスタートしたけど、僕は後半いい走りをした。 彼は爆発したのかな？ 理解できないよ。

ジロでの勝利、それはとても特別なことだ。  両親や兄にも感謝したい。

 

第10ステージ　リザルト

総合

UAE Team Emirates – XRGのアイザック・デルトロ

本当に信じられないほど誇りに思っている。タイムトライアルの最初の数キロで、もしかしたらそんなに危険じゃないかもしれないと思ったんだ。でも、最初のコーナーでもうプッシュできないと感じた。

そこで、もう少し余裕を持たせて、特にコーナーではリスクを冒さないようにして、ロングストレートで思い切ってプッシュしようと決めた。

それは正しいアプローチであることが判明しましたね。

幸運にも、僕にはそれを成し遂げる力があった。本当に誇りに思う。クラッシュもせず、ピンクのジャージを今も手にしているんだ。本当に夢が叶った。

チームメイトのフアン・アユソーに対して依然として25秒のリードを保っている。いつまでピンクのジャージを着続けられるだろうか？

どうなるか見てみよう。これからは脚の調子も良くなることを願っている。できるだけ長く、レースで最高のライダーたちについていきたい。

 

ポイント賞

山岳賞

新人賞