ベルギーでおこなわれるカンピウンスハップ・ファン・フラーンデレン。Kampioenschap van Vlaanderen(1.1)
直訳するとフランダース選手権、またはフランダース王座決定戦。別名、地元の名前からコールスカンプ・クルス(Koolskamp Koerse)とも呼ばれている1クラスのワンデイレース。
1908年から始まっている100年以上続く伝統のレースだ。
過去の優勝者
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2024 ティム・メルリエ
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2023 ジャスパー・フィリップセン
 
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2022 ファビオ・ヤコブセン
 
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2021 ジャスパー・フィリップセン
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2019 ヤニック・シュタイムレ
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2018 ディラン・フルーネウェーヘン
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2017 フェルナンド・ガビリア
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2016 ティモシー・デュポン
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2015 ミハウ・ゴワシュ
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2014 アルノー・デマール
コールスカンプ~コールスカンプ 180.2km

コースプロフィールマップ photo koolskampkoers
コールスカンプは、ベルギーの西フランダース州にある小さな村。1908年からレースは始まっており、今年で109回目となる。
コースはみての通りの周回コース。コールスカンプで始まり、ズウェーフェゼーレ、エゲム、ピッテムを通る。
若干のアップダウンはあるが高低差は10m程度。14.5kmの周回コースを13周行う。誰がどう見てもスプリンターのためのステージだ。
フランダース選手権は、ベルギーとオランダのワンデーレースで開催される Lotto Cycling Cupシリーズの最終レースとなる。
注目のライダーは
- Soudal Quick-Step ティム・メルリエ
- Team Visma | Lease a Bike オラフ・コーイ
- Lidl – Trek ジョナサン・ミラン、マティアス・ヴァチェク
- Red Bull – BORA – hansgrohe ヨルディ・メイウス、ダニー・ファンポッペル
- Alpecin – Deceuninck ロッベ・ヒス
- XDS Astana Team マックス・カンター、スカブ・グルマイ
- Bahrain – Victorious フィル・バウハウス
- Team Picnic PostNL キャンパー・ピーダスン
- Team Jayco AlUla ディラン・フルーネウェーヘン
- Arkéa – B&B Hotels
- Cofidis ミラン・フレティン
- Intermarché – Wanty ヘルベン・タイッセン、タコ・ファンデルホールン、今村 駿介
- Uno-X Mobility ソーレン・ヴァーレンショルト
- Israel – Premier Tech パスカル・アッカーマン
- Tudor Pro Cycling Team アーヴィッド・デクレイン
- Team TotalEnergies ジェイソン・テッソン
- Q36.5 Pro Cycling Team マッテオ・モスケッティ
- Lotto エリア・ヴィヴィアーニ
Alpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセンがいないのが残念。
スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
Lidl – Trekのジョナサン・ミランが勝つか。

Soudal – Quick Stepのティム・メルリエは、元チームメイトのティム・デクレルクと話し。

スタート。
6人の逃げ
6人が逃げている。
- ジェンセン・プラウライト Alpecin-Deceuninck
- オリバー・ストックウェル Bahrain Victorious
- ジェレ・フェルモート Wagner Bazin WB
- マルティン・タスフェルト BEAT Cycling Club
- ギャビン・フラディ EF Education – Aevolo
- Born De Dobbelaere(VDM-Trawobo Cycling Team)
残り4周

残り4周。

先頭は4人に。
- ジェンセン・プラウライト Alpecin-Deceuninck
- オリバー・ストックウェル Bahrain Victorious
- マルティン・タスフェルト BEAT Cycling Club
- ギャビン・フラディ EF Education – Aevolo
残り3周

Soudal – Quick Step先頭で通過。タイム差は1分53秒。

ティム・デクレルクが引く姿も今シーズン限りか。
残り2周

タイム差が少なくなってきた。

残り22kmで先頭が捕まる。
残り1周

残り1周。こちらは切れている二人。

Q36.5 Pro Cycling Teamのマッテオ・モスケッティがパンク。

残り8.1km。

残り2.3km。

Intermarché – Wantyのタコ・ファンデルホールンとRed Bull – BORA – hansgroheのサム・ウェルスフォードが落車。

ゴール前ではTeam Jayco AlUlaが先頭に。

これはバンチスプリント。
 
Team Jayco AlUlaのディラン・フルーネウェーヘンとLidl – Trekのジョナサン・ミランが並んでいる。

ティム・メルリエはジョナサン・ミランの後ろだ。

ディラン・フルーネウェーヘンとジョナサン・ミランの一騎打ち。

あっとジョナサン・ミランが先着だ!

あ~、この差だ。ジョナサン・ミランが余裕でディラン・フルーネウェーヘンをまくっている。3位はティム・メルリエ。前にでれなくてゴール前では脚を止めていた。
スプリンター選手権はジョナサン・ミランの勝利となった。
リザルト

優勝したLidl – Trekのジョナサン・ミラン(チーム公式サイトより)
今日は本当に良かった。チームがうまくコントロールしてくれた。特に最初の1時間はスピードが速かった。すべてのスプリンターが優勝を狙って前に出たがったので、先頭を整理するのが難しかった。決勝は本当にうまくいったし、この結果には本当に満足している。
ツール・ド・フランスの後、回復するのがとても難しかった。ドイツ・ツアーに参加して、もう少し良くなることを期待していたんだけど、まだ体が十分に回復していなかったんだと思う!
2位 Team Jayco AlUlaのディラン・フルーネウェーヘン
私たちは優勝を狙っていたし、最後にはあと一歩のところまで行った。エルマー・ラインダースは素晴らしい仕事をしてくれたし、スプリント勝負に持ち込めるいいポジションにつけてくれた。
残念だけど、それもサイクリングの一部なんだ。今年は2位が多かった。でももちろんがっかりしている。
最終的にはフェアなスプリントだった。早めにスプリントを始めたけど、それが僕のやり方なんだ。今朝、みんなに早めにスプリントを始めたいって言ったんだ。そうすれば、もし誰かが最後に僕を抜くことができたとしても、彼らの方が強いだけだからね。
チームのために勝利で終わることができればうれしい。シーズンはもっと良くなる可能性がある。もちろん、それ以上を望むのは当然だし、チームにもう1勝をもたらしたかったが、まだチャンスはある。エルマー・ラインダースとのコラボレーションがうまくいったことにとても満足している。
 
  
  
  
  

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