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2025 ブレーデネ・コクサイデ・クラシック  風のワンデーレースを勝ち取ったのは?

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Photo credit: saigneurdeguerre on VisualHunt.com
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ベルギーのセミクラシック、ブレーデネ・コクサイデ・クラシック。Bredene Koksijde Classic(1.Pro)

ミラノ~サンレモの前日ということもあり、有力ライダーはイタリアに集結している。UCI ProSeriesのレースで、12つのワールドチームが参加。

 

過去の優勝者は

  • 2024  ルーカ・モッツァート
  • 2023 ヘルベン・タイッセン
  • 2022 パスカル・アッカーマン
  • 2021 ティム・メルリエ
  • 2019 パスカル・アッカーマン
  • 2018 アルバロホセ・ホッジ
  • 2017 クリストファー・ハルヴォルセン
  • 2016 エリック・パシュカ
  • 2015  ジャンニ・メアスマン
  • 2014 ルカ・メズゲッツ

 

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ブレーデネ~コクサイデ 201.2km

コースプロフィール photo bredenekoksijdeclassic

 

名前の通りブレーデネをスタートし、コクサイデにゴールする。

風と石畳、そして中間には登りが登場するが距離は短く難易度は高くない。最後はコクサイデで11kmのローカルラップを3周走ってゴール。

最後の40kmは平坦なので、スプリントで決着となる。石畳の箇所もあるが、ここで最も大変なのは風だ。

 

  1. 山岳 Baneberg (1.1 km・6.7%)
  2. 山岳 Monteberg (1.3 km・4.6%)
  3. 山岳 Kemmelberg (0.4 km・8.6%)
  4. 山岳 Baneberg (1.1 km・6.8%)
  5. 山岳 Kemmelberg (0.7 km・9.6%)
  6. 残り3周
  7. 残り2周
  8. 残り1周

 

注目のライダーは

  • Arkéa – B&B Hotels アルノー・デマール
  • Soudal Quick-Step ルーク・ランペルティ
  • Alpecin – Deceuninck スタン・ファントリヒト
  • Intermarché – Wanty ヘルベン・タイッセン、アンネ・マリット
  • Cofidis ミラン・フレティン
  • UAE Team Emirates – XRG フアン・モラノ、アントニオ・モルガド、フロリアン・フェルメルシュ
  • Team Jayco AlUla ディラン・フルーネウェーヘン
  •  Lidl – Trek シモーネ・コンソンニ、エドワード・トゥーンス
  • Team Picnic PostNL ファビオ・ヤコブセン、ニルス・エークホフ、トビアス・ルンド・アンドレセン
  • XDS Astana Team マックス・カンター、アーロン・ゲイト
  • Israel – Premier Tech ユーゴ・オフステテール、トム・ファンアスブロック、イーサン・バーノン
  • Lotto エリア・ヴィヴィアーニ、アレック・セガート
  • Uno-X Mobility アーランド・ブリクラ
  • Q36.5 Pro Cycling Team マッテオ・モスケッティ、ジャコモ・ニッツォーロ
  • Tudor Pro Cycling Team アルベルト・ダイネーゼ
  • Team TotalEnergies ジェイソン・テッソン、ジェフレ・スープ

 

スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

ゼッケンナンバー1は、昨年優勝のArkéa – B&B Hotelsのルーカ・モッツァート。

 

Intermarché – Wantyは、ヘルベン・タイッセンとアンネ・マリット。

 

本命は、Team Jayco AlUlaのディラン・フルーネウェーヘンか。

 

Team Picnic PostNLのファビオ・ヤコブセンはゴールに絡めるのか。

 

ニュートラルスタート。

 

山岳 Kemmelberg (0.4 km・8.6%)

前半の逃げはすでに捕まっている。風の影響だ。最初の1時間の平均時速は47km/h。

 

残り111.2km。流石にこのままということはないはず。

 

力づくで7人が抜け出した。

  1.  イーサン・バーノン (Israel – Premier Tech)
  2.  Söderqvist Jakob (Lidl – Trek)
  3. ワレ・ヴァンヘルヴェ (Soudal Quick-Step)
  4.  Resell Erik Nordsæter (Uno-X Mobility)
  5.  Mikutis Aivaras (Tudor Pro Cycling Team)
  6.  Marsman Tim (VolkerWessels Cycling Team)
  7. ヴィトー・ブレット Intermarché – Wanty

 

Alpecin-Deceuninckのロブ・ギスも加わって8人に。更に追走が3人いる。

 

山岳 Kemmelberg (0.7 km・9.6%)

最大21.1%の石畳の登りがある。

 

これはきつい。追走の二人。

  1. アイメ・デヘント Cofidis
  2. ユリウス・ファン・デン・ベルク Team Picnic PostNL

 

残り94.7kmでタイム差59秒。

 

追走が8人に。

  1. ルーク・ランペルテ Soudal – Quick Step
  2. アイメ・デヘント Cofidis
  3. フロリアン・フェルメルシュ UAE Team Emirates – XRG
  4. エドワード・トゥーンス Lidl – Trek
  5. ニルス・エークホフ Team Picnic PostNL
  6. ユリウス・ファン・デン・ベルク Team Picnic PostNL
  7. アレック・セガート Lotto
  8. アレッサンドロ・ロメレ XDS Astana Team

 

残り68.5km。この追走が追いつくと結構面白い展開となりそう。

 

さあ、そろそろ追いつく。前に見えている。

 

残り56.8kmで先頭が合体。

 

残り46.6kmで54秒差。このタイム差では逃げ切れない。

 

集団はマッテオ・モスケッティとジャコモ・ニッツォーロがいるQ36.5 Pro Cycling TeamとTeam Jayco AlUlaが引いている。

 

残り3周

先頭は残り3周。

 

集団は48秒差で通過。

 

残り2周

先頭は残り2周。

 

集団は32秒差で通過。

 

残り17.2km。Bingoal Pauwels Sauces WBも集団けん引。

 

残り14.4km。タイム差は35秒。

 

残り1周

先頭は残り1周に。

 

Israel – Premier Techのライリー・ピックレルが落車。

 

残り9.2km。Tudor Pro Cycling Teamが引き出して22秒差に。

 

残り6.7kmで11秒差。

 

残り3.9km。7秒差。

 

残り2.9km。9秒差だ。

 

残り2.1km。9秒差。これは~。

 

最終コーナーで追いつかれた~。

 

しかし、そのまま先頭集団がゴールになだれ込む。

 

これは先頭集団の中から勝者が出るぞ!

 

左から、Team Picnic PostNLのニルス・エークホフ、Soudal – Quick Stepのルーク・ランペルティ、Lidl – Trekのエドワード・トゥーンス。

 

3人がハンドルを投げた~。カメラはルーク・ランペルティをとらえているが。

 

勝ったのは、Lidl – Trekのエドワード・トゥーンスだ!

33歳のベテランスプリンターが、今シーズンの初勝利を飾った。チームメイトが一人いたのが大きかった。素晴らしい逃げ切り勝利だ。

エドワード・トゥーンスは、2021 ツール・ド・ハンガリー第5ステージ以来、実に4年振りの勝利となっている。キャリア10勝目だ。

 

リザルト

優勝したLidl – Trekのエドワード・トゥーンス

本当にほっとしている。ここ数年、リードアウトの役割を担うようになり、本当に楽しんでいる。でも息子もそれがどんなものかを理解し始めており、ここ数週間はレースから帰るたびに『お父さん、勝ったの?』と聞いてくるんだ。

ジョナサン・ミランの勝利を助けるのが私の仕事だと何度も説明しなければならないと、内心少し辛い。去年、いつかそうなるだろうと彼に言った。

そんなチャンスはめったにないし、今日は本当に良い気分だった。

再び優勝したのは、2021年のハンガリーツアー以来のことですね。

息子はまだ生まれていなかったんだ(笑)。信じられない。すごく嬉しい。いつも支えてくれるガールフレンドと息子に感謝しなくちゃ。

簡単じゃないこともあるけど、すべてがうまくいくこともある。普段はリードアウトにいるのが自分の役割だし、ジョナサン・ミランと一緒に仕事をするのはとてもやりがいがあるけど、今回は本当によかった。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 THEUNS Edward
Lidl – Trek 200 4:15:50
2
 LAMPERTI Luke
Soudal Quick-Step 150 ,,
3
 EEKHOFF Nils
Team Picnic PostNL 125 ,,
4
 VERNON Ethan 
Israel – Premier Tech 100 ,,
5
 BRAET Vito 
Intermarché – Wanty 85 ,,
6
 VERMEERSCH Florian
UAE Team Emirates – XRG 70 ,,
7
 GHYS Robbe 
Alpecin – Deceuninck 60 ,,
8
 FREDHEIM Stian
Uno-X Mobility 50 ,,
9
 FRETIN Milan
Cofidis 40 ,,
10
 ROMELE Alessandro
XDS Astana Team 35 ,,
11
 SEGAERT Alec
Lotto 30 ,,
12
 DE GENDT Aimé 
Cofidis 25 ,,
13
 MOSCHETTI Matteo
Q36.5 Pro Cycling Team 20 ,,
14
 RESELL Erik Nordsæter 
Uno-X Mobility 15 ,,
15
 MARSMAN Tim 
VolkerWessels Cycling Team 10 ,,
16
 HOFSTETTER Hugo
Israel – Premier Tech 5 ,,
17
 DAINESE Alberto
Tudor Pro Cycling Team 5 ,,
18
 THIJSSEN Gerben
Intermarché – Wanty 5 ,,
19
 VANGHELUWE Warre 
Soudal Quick-Step 5 ,,
20
 MARIT Arne
Intermarché – Wanty 5 ,,
21
 MOZZATO Luca
Arkéa – B&B Hotels 5 ,,
22
 MIKUTIS Aivaras 
Tudor Pro Cycling Team 5 ,,
23
 VAN UDEN Casper
Team Picnic PostNL 5 ,,
24
 KOPECKÝ Matyáš
Team Novo Nordisk 5 ,,
25
 ANDRESEN Tobias Lund
Team Picnic PostNL 5 ,,
26
 BLIKRA Erlend
Uno-X Mobility 5 ,,
27
 VAN DEN BOSSCHE Fabio
Alpecin – Deceuninck 5 0:06
28
 DUJARDIN Sandy
Team TotalEnergies 5 ,,
29
 SÖDERQVIST Jakob 
Lidl – Trek 5 ,,
30
 RACCAGNI NOVIERO Andrea
Soudal Quick-Step 5 ,,

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