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2023 ルント・ウム・ケルン ドイツ伝統の一戦を制したのは?

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Photo credit: garzhia on VisualHunt
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ドイツで2番目に古いワンデーレースで今年で105回目の開催となる。Rund um Köln(1.1)

 

過去の優勝者

  • 2022   ニルス・ポリッツ
  • 2019 バティスト・プランカールト
  • 2018 サム・ベネット
  • 2017 グルゴール・ミュールベルガー
  • 2016 ディラン・フルーネウェーヘン
  • 2015 トム・ボーネン
  • 2014 サム・ベネット
  • 2013 セバスチャン・デルフォス
  • 2012 ヤン・バルタ
  • 2011 マイケル・マシューズ
  • 2010 フアン・ホセ・アエド

 

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ケルン~ケルン 201.1km

コースプロフィール photo rundumkoeln

 

ドイツのケルンで行われるワンデーレース。前半に同じ山岳を2回こえ、後半は2周回を経てケルンのゴールに向かう。

それほど厳しい登りではないので、スプリントで決着となるコース。

 

  1. スプリントポイント Neschen
  2. 山岳ポイント Agathaberg   0.9km・7.8%
  3. 山岳ポイント   Agathaberg   0.9km・7.8%
  4. 山岳ポイント   Sand  0.7km・6.1%
  5. 山岳ポイント   Bensbeag   1.1km・5.8%
  6. 山岳ポイント  Ferrenberg 1.2km・8.2%
  7. 山岳ポイント   Sand  0.7km・6.1%
  8. 山岳ポイント   Bensbeag   1.1km・5.8%
  9. スプリントポイント Rath

 

注目のライダーは

  •  BORA – hansgrohe ニルス・ポリッツ、ダニー・ファンポッペル、マキシミリアン・シャフマン、ヨルディ・メーウス
  •  Alpecin-Deceuninck ライオネル・タミニオニー
  •  Team Arkéa Samsic ナセル・ブアニ
  •  Team DSM サム・ウェルスフォード
  •  Intermarché – Circus – Wanty マイク・テウニッセン、ユーゴ・ウル
  •  Team Jayco AlUla ディラン・フルーネウェーヘン、ルーク・ダーブリッジ
  •  Lotto Dstny トーマス・デヘント、ミラン・メンテン
  •  Q36.5 Pro Cycling Team マッティオ・モスケッテイ
  •  Tudor Pro Cycling Team

 

スタート前

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

昨年優勝のニルス・ポリッツは、子供二人をつれてチーム紹介に。

 

優勝候補は、Team Jayco AlUlaのディラン・フルーネウェーヘン。

 

対抗は、Team DSMのサム・ウェルスフォードか。

 

   

ナセル・ブアニは、落車からの復帰。今日は落車のないように願いたい。

 

ニルス・ポリッツ先頭でニュートラルスタート。

 

オフィシャルスタート。

 

お約束で、トーマス・デヘントがアタック!

 

だが、トーマス・デヘントはすぐに引き戻される。

 

スプリントポイント Neschen

どこがスプリントポイントなのかわからず。3人が軽く前に出ている。先頭はTeam Arkéa Samsicのユエン・コスティウ。

  1.  ユエン・コスティウ Team Arkéa Samsic 3ポイント
  2. ベン・ツボィホフ BORA-hansgrohe 2ポイント
  3. ヤコブ・オトルバ(ATT Investments)  1ポイント

 

Team Arkéa Samsicのユエン・コスティウは、良く逃げに乗っている。20歳の若者だ。

 

3人のタイム差は開かない。

 

あ~、結局3人の逃げは捕まる。振り出しだ。

 

新しい逃げが出来そうだ。

 

一人追走に出るがこれは追いつかず。

 

集団は容認か。

 

山岳ポイント Agathaberg   0.9km・7.8%

あらら、もう集団が後ろに見えてきた。

 

なんと登りで渋滞。狭い所に集団でいくので上がれない。何人かはチェーン落ち。歩いて押しているライダーも。

 

山岳ポイントを通過。

 

BORA-hansgroheが登りで攻めて集団を分断。

 

先頭は50人。1分12秒の差をつけている。

 

山岳ポイント   Agathaberg   0.9km・7.8%

BORA-hansgroheが先頭を固めて通過。

  1. ベン・ツボィホフ BORA-hansgrohe 3ポイント
  2. フローリアン・リポウィッツ BORA-hansgrohe 2ポイント
  3. ヨナス・コッホ BORA-hansgrohe 1ポイント

 

先頭にはBORA-hansgroheは7人。完全に先頭を支配している。Team Jayco AlUlaのディラン・フルーネウェーヘンは先頭集団にいる。

 

ニルス・ポリッツは、先頭集団の最後尾のほうを走っている。

 

ニルス・ポリッツは、サポートカーと相談。どこでアタックをかけるだろう。

 

山岳ポイント   Sand  0.7km・6.1%

BORA-hansgroheは、追走集団を1分40秒まで離した。

 

山岳ポイント   Bensbeag   1.1km・5.8%

残り83km。タイム差は1分49秒と広がっており追走が追いつくことはない。

 

山岳ポイントを通過。

  1.  DORN Vinzent( Bike Aid) 3ポイント
  2. ニルス・ポリッツ  BORA-hansgrohe 2ポイント
  3. フランチェスコ・ブサット (Circus – ReUz – Technord) 1ポイント

 

BORA-hansgroheのマキシミリアン・シャフマンがアタック!

 

Team Arkéa Samsicのユエン・コスティウが追走に出た。20秒以上あるが追いつくのか。

 

マキシミリアン・シャフマンは、集団から31秒離れた。

 

ユエン・コスティウはマキシミリアン・シャフマンに追いつくことなく集団に吸収される。

 

山岳ポイント   Ferrenberg 1.2km・8.2%

マキシミリアン・シャフマンは、単独で山岳に。

 

単独でトップ通過。

  1. マキシミリアン・シャフマン BORA-hansgrohe 3ポイント
  2. ルーカス・フリクソン Tudor Pro Cycling Team 2ポイント
  3. PAASSCHENS Mathijs (Lotto-Dstny) 1ポイント

 

マキシミリアン・シャフマンは、残り48.5kmで28秒差。

 

残り41.9kmまできた。まだ50秒のリード。

 

ニルス・ポリッツは、マキシミリアン・シャフマンが捕まると動くかな。

 

この追走からステージ優勝が出そうだ。

 

残り27.2kmで10秒とマキシミリアン・シャフマンが迫られる。

 

山岳ポイント   Bensbeag   1.1km・5.8%

8秒差で石畳の登りを上がる。

 

マキシミリアン・シャフマンが捕まった。

 

先頭集団は何人となるか。

 

後ろから次々と追いついてくる。

 

しかし、登りで人数は減っている。

 

残り8.9kmで後続に1分21秒差をつけた。この14人の中からステージ優勝が出る。

 

残り4.2km。Lotto-DstnyとBORA-hansgroheの戦いとなりそうだ。

 

BORA-hansgroheが、マキシミリアン・シャフマン、ダニー・ファンポッペルを引く。

 

Lotto-Dstnyは、ミラン・メンテンで勝負だ。

 

残り1.1km。マキシミリアン・シャフマンが前引く。

 

ニルス・ポリッツがリードアウトで、ダニー・ファンポッペルを引く。

 

ニルス・ポリッツのリードアウトからダニー・ファンポッペルが発射!

 

ダニー・ファンポッペルが先頭で藻掻く!

 

ダニー・ファンポッペルの後ろから、ジャスパー・デブイストに発射されたミラン・メンテンが追いこむ。

 

ダニー・ファンポッペルとミラン・メンテンの戦いだ。

 

 

ダニー・ファンポッペルがゴールでハンドルを投げた~!

 

ミラン・メンテンが追い込んだ!

勝ったのはどっちだ?

 

これは~。

 

勝ったのは、ダニー・ファンポッペルだ。わずかな差だが、ロングスプリントを見事に見せてみせた。

BORA-hansgroheが、Lotto-Dstnyの二人をかわした形だ。BORA-hansgroheはドイツチームとして面目を保ち、昨年のニルス・ポリッツに続き、ダニー・ファンポッペルが見事にチームの期待に応えた。

ダニー・ファンポッペルは、2年振りの勝利だ。

 

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リザルト

ダニー・ファンポッペルのコメント(チーム公式サイトより)

本当に僅差のスプリントで、ゴール直後は、本当に勝利をつかむのに十分だったのかどうか、よくわからなかった。最後の数キロで痙攣を起こしたが、ニルス・ポリッツが完璧なスプリントを用意してくれたので、ゴールまですべてを出し切るしかなかった。

この勝利はとてもうれしい。今日はこの勝利のためにたくさん働いた!

私たちはここで最も強いチームであり、チャンスを最大限に生かしたと思う。

RnkRiderTeamUCITime
1
 VAN POPPEL Danny
BORA – hansgrohe1254:24:54
2
 MENTEN Milan
Lotto Dstny85,,
3
 DE BUYST Jasper
Lotto Dstny70,,
4
 TEUNISSEN Mike
Intermarché – Circus – Wanty60,,
5
 GHYS Robbe
Alpecin-Deceuninck50,,
6
 MOZZATO Luca
Team Arkéa Samsic40,,
7
 KEUP Pierre-Pascal
Team Lotto – Kern Haus35,,
8
 POLITT Nils
BORA – hansgrohe30,,
9
 O’BRIEN Kelland
Team Jayco AlUla25,,
10
 ERIKSSON Lucas
Tudor Pro Cycling Team20,,
11
 KUYPERS Gerben
Intermarché – Circus – Wanty150:05
12
 SCHWARZMANN Michael
Lotto Dstny10,,
13
 SCHACHMANN Maximilian
BORA – hansgrohe50:11
14
 PAASSCHENS Mathijs
Lotto Dstny50:24
15
 KOCH Jonas
BORA – hansgrohe53:27
16
 BALLERSTEDT Maurice
Alpecin-Deceuninck3,,
17
 GROENEWEGEN Dylan
Team Jayco AlUla3,,
18
 HEMING Mika
Tudor Pro Cycling Team3,,
19
 ŠTOČEK Matúš
ATT Investments3,,
20
 DORN Vinzent
Bike Aid3,,
21
 HEINSCHKE Leon
Team DSM3,,
22
 CHRISTEN Fabio
Q36.5 Pro Cycling Team3,,
23
 PAGE Hugo
Intermarché – Circus – Wanty3,,
24
 COSTIOU Ewen
Team Arkéa Samsic3,,
25
 MEEUS Jordi
BORA – hansgrohe3,,
26
 PONOMAR Andrii
Team Arkéa Samsic ,,
27
 LIPOWITZ Florian
BORA – hansgrohe ,,
28
 ERIKSSON Jacob
Tudor Pro Cycling Team ,,
29
 BUSATTO Francesco
Intermarché – Circus – Wanty ,,
30
 KLUCKERS Arthur
Tudor Pro Cycling Team 12:24

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