予定よりも、1週間早く世界王者のマチュー・ファンデルプールが登場。2022年の世界王者トム・ピドコックと今シーズンの初対決となる。
統計では、過去5回しかピドコックが勝利していないのが気になるところ。
第3戦ヘーレンタルス
コースは昨年から変更されている。林間の中を走るコースで、高速コース。ただ、スキーバーグの登りは死刑執行人と呼ばれておりライダーには厳しい。
途中陸上競技場のトラックを走る部分もある。
女子エリート
世界王者のフェム・ファンエンペルのコメント
月曜日の最後のライド中、下り坂で転倒してしまった。深い傷を負い、右膝も重傷を負った。肘から手首まで火傷を負ったこともある。
風邪を引いたので、今週は3回も何もなかった(笑)。痛みは確かにある。昨日は初めてバイクに乗っただけなので、今日は主に明日(ナミュールワールドカップ)に出られるかどうかをテストしたいと思っている。直立姿勢を保ち、痛みをできるだけ少なくできれば幸いです。
スタートダッシュはフェム・ファンエンペルがトップ。
カーブで少し前に出られてフェム・ファンエンペルは3番手に。
担ぎが終わると、もうフェム・ファンエンペルがトップ。
ルシンダ・ブランドも上がってきた。
フェム・ファンエンペル、ルシンダ・ブランド、アンネマリー・ワーストと続く。
早くも先頭は5人に。
ルシンダ・ブランドが前に出た。
デニス・ベッセマだけがバイク交換。チェーンの調子が良くない。
残り4周
ルシンダ・ブランドが少しリードして2周目に。
ルシンダ・ブランドがトップを譲らない。
フェム・ファンエンペルが前に出た。
フェム・ファンエンペルは、右膝に包帯が巻かれているけど、登りで圧倒する。
下りでもすっ飛ばしてリードを築き始めた。
フェム・ファンエンペルが、もう飛び始めてしまった。
5番手を走っていた、マノン・バッカーは、カーブで少し滑って足をついてしまう。
残り3周
フェム・ファンエンペルは、9秒のリードでゴールラインを通過。
2番手はルシンダ・ブランド、アンネマリー・ワーストと続く。デニス・ベッセマがギリギリ見える程度。
ルシンダ・ブランドが追いついてきている。
残り2周
ルシンダ・ブランドが2秒差まで迫ってきている。
さあ、ルシンダ・ブランドが追いついた。
ルシンダ・ブランドがトラックの中でフェム・ファンエンペルの前に出る。
ルシンダ・ブランドが落車しそうになる。
フェム・ファンエンペルが後ろについて、前を伺う。
ルシンダ・ブランドが、かなり上げている。
残り1周
ルシンダ・ブランドが先頭交代を促した感じでフェム・ファンエンペルが前に出た。
勝負は登りとなりそうだ。
これはどこで仕掛けるかだ。
登り前に激しいスパート。
フェム・ファンエンペルが、譲らず登りに。
これは引き離したか。
フェム・ファンエンペルが、リード。
ルシンダ・ブランドが追い込んでくる。
凄い。根性でルシンダ・ブランドが追いついた。
あっと、下りでルシンダ・ブランドが足をついた。
ルシンダ・ブランドは諦めない。また、追いついてくる。
フェム・ファンエンペルが、先にスプリント開始。
前で、フェム・ファンエンペルが、藻掻く。
ルシンダ・ブランドが並びかけようとするが~。
フェム・ファンエンペルが、譲らずゴール~!
ここまで、追い込んでくるとは、ルシンダ・ブランドはかなり調子を上げてきている。フェム・ファンエンペルは、やはり落車の影響と風邪で練習できなかったのも影響している。それでも勝ってしまうのは凄いことだ。
リザルト
フェム・ファンエンペルのコメント
ルシンダ ブラントから多くの抵抗を受けましたが、なんとか勝利し、シクロクロスシーズン無敗を維持しましたね。10戦中10勝です。
学校でこれほどの成績を収めたことは一度もありませんでした(笑)。大変でした。かなりのインターバルがあり、非常に厳しいラウンドだった。
先週風邪をひいてトレーニング中に転倒したのが影響しましたか?
ルシンダ ブラントは今日とても強かった。私にとって、先週以降のシステムへの衝撃は少しあった。しかし、それはブラントのパフォーマンスを損なうものではない。なぜなら、もう一度見てわかるように、彼女は決して諦めないからです。
先週、挫折に苦しんだそうですが。
特に努力中はね。私は一週間ずっとベッドにいた。そうすれば、体がその刺激をいかに早く消化するのに苦労するかがわかる。しかし、少なくとも私は再びかなり健康になったことを嬉しく思う。これからは物理的に少しだけ良くなるだけだ。
X2O トロフィー ランキングでも好成績を収めていますね。
あと数秒だ、それはいいことだ。新年になってまだクロスがたくさんあるので気になる。いずれにせよ、私はそれを目指します。
2位のルシンダ・ブランドのコメント
楽しくも厳しい試合だった。正直に言わなければなりませんが、これが私がしなければならないことだとは決して思っていません。そして今日はとにかく、本当に変化をもたらすことができるか非常に困難だった。
もちろん、スキー山で最初にスタートしたいという点を除いては。うまく行かなかった。その後はチャンスがほとんどなくなり、相手を振り切るのが非常に難しくなる。
次に、スプリントでまだ驚かせることができるかどうかを確認する必要があるが、残念ながらそれはうまくいかなかった。
ここ数週間、トレーニングのためスペインに滞在してますね。
自分が一歩前進したとすぐに感じるかどうかはわからない。そこでやったことがすぐには反映されないかもしれない。しかし、今後数週間で多くの恩恵を受けることになると思う。
ここで決勝までフェムを困難にさせることができるという事実は、もちろん素晴らしいことだ。
3位のアンネマリー・ワーストのコメント
表彰台フィニッシュはいつでも良いものです。でも、特に登りのせいで、大変な一日だった。残りのラップはそれほど悪くはなかったが、何度も何度も登りを登らなければならなかった(笑)。
彼女らと一緒にいようとしたが、2周かかり、その後彼女らは去ってしまった。それがまさに見ていた通りです。
最初は参加できたんですが、ある時点からいなくなってしまった。彼らは一瞬お互いを見つめたので、しばらく沈黙した。私は戻ろうとしたが、彼らは再び加速した。それは私にとっては少し難しい。でも、一人でも走れる周回だった。
Rnk | Rider | Team | Time |
---|---|---|---|
1 |
VAN EMPEL Fem
|
Team Jumbo-Visma | 0:43:19 |
2 |
BRAND Lucinda
|
Baloise Trek Lions | ,, |
3 |
WORST Annemarie
|
Cyclocross Reds | 0:45 |
4 |
BETSEMA Denise
|
Pauwels Sauzen – Bingoal | 1:14 |
5 |
KAY Anna
|
Cyclocross Reds | 1:52 |
6 |
BAKKER Manon
|
Crelan – Corendon | 1:58 |
7 |
BARONI Francesca
|
Hubo – Remotive | 2:37 |
8 |
HARTOG Larissa
|
3:00 | |
9 |
CRABBÉ Kiona
|
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT | 3:36 |
10 |
VAN SINAEY Xaydée
|
Crelan – Corendon | 4:09 |
11 |
SELS Loes
|
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT | 5:06 |
12 |
VERVLOET Sterre
|
5:14 | |
13 |
HURTELOUP Adèle
|
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT | 5:46 |
14 |
ZONTONE Asia
|
6:18 | |
15 |
CREES Xan
|
Team Spectra Cannondale p/b DAS | 6:37 |
16 |
DOBBELAERE Jana
|
Duolar-Chevalmeire Cycling Team | 6:51 |
17 |
HOEFMANS Pem
|
7:06 | |
18 |
JAMES Ruby
|
Hope Factory Racing | 7:22 |
19 |
DEFOUR Lara
|
7:23 | |
20 |
STRATHDEE Ishbel
|
8:18 | |
21 |
ZWAENEPOEL Tessa
|
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT | – |
22 |
PERRYMAN Amy
|
– | |
23 |
DE BRUYNE Meg
|
Proximus – AlphaMotorhomes – Doltcini CT | – |
24 |
BARTHELS Layla
|
Hess Cycling Team | – |
25 |
VAN DER VEKEN Jana
|
– | |
26 |
SCHÄTTI Michelle
|
– | |
27 |
SECCHI Giorgia
|
– | |
28 |
ROSSNER Larissa
|
– |
男子エリート
マチュー・ファンデルプールは、シーズンデビューでの優勝は7回ある。
マチューのコメント
長い間スペインにいて、とにかく水曜日に帰国したので、橋渡しが少し長かったと思った。家の近くのクロスだし、自分もクロスバイクに行ったり来たりしたかったんだ。
今日はシクロに乗るのは4回目くらいだと思うが、例年に比べればほんの少しだ。しかし、それは私が眠れなくなることではない。状態は良いので少しずつ戻ってきている。クロスの後は、クロスフォームについて詳しくお話しできると思う。
ここ数週間、クロスを見てましたか?
もちろん。すべてのシクロクロスを見たわけではないけど、いくつかは見た。誰がうまくやっているかはなんとなくわかる。
勝つためにここから始めますか?
勝てば当然良いことだろう。私もそれを目指すべきだと思う。先ほども言ったが、私たちはバイクのテクノロジーがどのように機能するかを確認する必要がある。
フィールドに復帰するトム・ピドコックと対戦することになりますね。
トムは私と少し似ている。彼はロードでたくさんのトレーニングを積んでおり、ロードチームと一緒にロードにも出場している。おそらくクロステクニックを見つけるには数周が必要になるだろう。
さあ、スタート。
ファーストコーナーからマチューがトップに立つ。
マチューがトップを譲らない。
1回しか乗ってないので期待していないというトム・ピドコックはかなり後ろ。
エリ・イーゼルビットが2番手だけど、早くも差が開いてきた。
あれ、もうマチューの後ろに誰も見えない。
残り6周
マチューは13秒のリードで通過。
ピドコックは19位で通過。
2位はマイケル・ファントーレンハウト、ニルス・ファンデプッテ、エリ・イーゼルビットと続く。団子状態だ。
マチューは、一人異次元の走りを披露している。
ローレンス・スウィークが落車しかかって、バイクを持って走って下る。
ラース・ファンデルハールが2番手で抜け出している。
残り5周
マチューは大きくリードして3周目に。
ニルス・ファンデプッテがラース・ファンデルハールに追いついた。
表彰台を争うメンバーは、ラース・ファンデルハール、エリ・イーゼルビット、ニルス・ファンデプッテの3人となりそうだ。
残り4周
なんと3人は44秒遅れで通過。
トム・ピドコックが9位まで上がってきている。
マチューは、もうペースを落とすのでは。
あっと、マチューが下りのカーブで落車。
だけど、すぐに立ち上がる。問題はないようだ。
残り3周
マチューは50秒差をつけて通過。
ピドコックが1分5秒差の6位で通過。順位を上げている。
ピドコックがシクロクロスバイクに慣れてきたようだ。前のグループに追いつくと凄いのだけど。
ピドコックが2位グループに追いついた。
2位グループは5人となる。
ニルス・ファンデプッテは、バイク交換で遅れて2位グループは4人に。
ピドコックは最後尾で様子を伺っている。
残り2周
55秒差で、2位グループが通過。
ピドコックは3番手に上がっている。
さあ、トム・ピドコックがスパートだ。
残り1周
マチューがラスト周回に。
さあ、ピドコックは逃げれるか。
ピドコックは、キャメロン・メイソンとラース・ファンデルハールを落とした。
エリ・イーゼルビットが後ろにいる。
ピドコックが引き離した。
マチュー・ファンデルプールは、見事にシーズン初戦を飾った。しかも、これはシクロクロス150勝目の節目の勝利となっている。それにしても圧倒的な勝利だった。
トム・ピドコックはスタートから遅れたが、見事に巻き返して初戦で2位となった。
リザルト
マチュー・ファンデルプールのコメント
実際、最初からとてもうまくいった。すぐに自分が孤独であることに気づいた。すぐに素晴らしいリードを奪えた。その後は一人でかなり長い時間過ごした。
開幕戦ですでに違いを生み出した。そういう計画だったんですか?
とても強く感じたし、スキー山がサーキットの最も難しいポイントであることはわかっていた。気分も良かったので、すぐに正しいリズムに乗ることができた。すぐに自分のペースを選んだ。
1時間一人で運転するのは退屈でしたか?
そうではない、私は楽しかった。一瞬だけ注意を怠ったのは、地面にぶつかったときだった。でもそれ以外は戻ってきてよかった。
自分のペースで走り、自分のラインを選択するのが好きだ。それで楽しかった。そこに戻るために長い間トレーニングしてきたので、すぐに承認を得られてうれしい。
エキサイティングなクロスではなかったと思いましたか?
いえ、でもトレーニング中は十分に苦しみんだ。だからレースでは自分のやるべきことをやるだけだ。もちろん毎試合こんな感じになるわけではないので、おそらくクリスマス期間にはエキサイティングな試合がいくつかあると思う。
2位のトム・ピドコックのコメント
ちょっと驚いている。2位は良かった、嬉しい。私の最高のファーストクロスだった。理由は分からないが、とても良かった。
最初の2、3ラウンドは少し手探りする必要があった。ゆっくりと、しかし確実に前に出てきた。
日曜日にもナミュールでスタートする。そのほうが合っているでしょうか?
そう思う。私はいつも上手に運転している。私はその道が大好きだ。今日が終わったら調子が良くなって、明日はうまく乗れるといいね。
しかし、シーズンも終盤だ。レース前にも言いましたが、ロードシーズンに集中したいと思っている。私はここにいて、自分自身とファンのためにいくつかのレースをしている。
楽しむつもりだが、ワールドカップは無料ではない。私が今年の世界選手権に出場しないのは100パーセント確実だ。
3位のラース・ファンデルハールのコメント
第1ラウンドは異様なほどハイレベルだった。
X2Oトロフィーのリーダーは、1周を終えて5位でゴールした。X2Oトロフィーのライバル、エリ・イーゼルビットは2位でゴールし、10秒のボーナスセコンドを獲得してました。
僕は1周目が良かったけど、エリは1周目が少し良かった。それですぐに10秒を失ってしまった。それは自分にとって不愉快な瞬間だったが、それ以上速く走ることもできなかった。それで終わりだった。
残りのレースはエリに少し合わせて走った。スキベルクでは何度か逃げようとした。でもエリとは互角だったと思う。最終的にはスプリント勝負になり、表彰台を獲得することができた。
X2Oトロフィーでは、エリ・イーゼルビットを9秒引き離してますね。
このまま懸命に戦い続けるつもりだ。エリはとにかく頑丈なサイクリスト。彼に勝つのは簡単じゃない。彼はシーズンの初めから終わりまで、ずっとそこにいる男だ。彼の弱さを期待しているんだけど、それは僕にも起こりうることなんだ。
開幕戦ではマチュー・ファンデルプールのレベルがもう少し低いことを望んでましたか?
少なくとも数周は彼についていけたはずだ。でも、彼はすぐに誰がボスなのかを示したんだ。
Rnk | Rider | Team | Time |
---|---|---|---|
1 |
VAN DER POEL Mathieu
|
Alpecin – Deceuninck | 0:59:20 |
2 |
PIDCOCK Tom
|
INEOS Grenadiers | 0:28 |
3 |
VAN DER HAAR Lars
|
Baloise Trek Lions | 0:29 |
4 |
ISERBYT Eli
|
Pauwels Sauzen – Bingoal | 0:30 |
5 |
MASON Cameron
|
Cyclocross Reds | 0:59 |
6 |
VANDEPUTTE Niels
|
Alpecin – Deceuninck | 1:12 |
7 |
SWEECK Laurens
|
Crelan – Corendon | 1:28 |
8 |
VERMEERSCH Gianni
|
Alpecin – Deceuninck | 1:52 |
9 |
HERMANS Quinten
|
Alpecin – Deceuninck | ,, |
10 |
VANTHOURENHOUT Michael
|
Pauwels Sauzen – Bingoal | ,, |
11 |
VANDEBOSCH Toon
|
Crelan – Corendon | 2:00 |
12 |
VAN KESSEL Corné
|
Deschacht – Hens – Maes | 2:21 |
13 |
VERSTRYNGE Emiel
|
2:50 | |
14 |
FERDINANDE Anton
|
Deschacht – Hens – Maes | ,, |
15 |
ADAMS Jens
|
Athletes for Hope | 3:13 |
16 |
AERTS Thijs
|
Circus – Reuz – Technord | 3:32 |
17 |
BAESTAENS Vincent
|
Spits CX Team | 4:06 |
18 |
DE VET Sander
|
4:09 | |
19 |
VERVOORT Wout
|
Stageco Cycling Team | 4:10 |
20 |
VAN DEN BROECK Arno
|
,, | |
21 |
VERHEYEN Thomas
|
4:11 | |
22 |
MEEUSEN Tom
|
Athletes for Hope | 4:17 |
23 |
UYTDEWILLIGEN Ingmar
|
5:13 | |
24 |
VAN LOOVEREN Joachim
|
5:16 | |
25 |
WUYTS Mathijs
|
5:46 | |
26 |
ROMBOUTS Seppe
|
6:05 | |
27 |
ALDERWEIRELD Robin
|
– | |
28 |
VAN DIJKE Koen
|
– | |
29 |
RISBERG David
|
– | |
30 |
VAN STAEYEN Maarten
|
– | |
31 |
DE MEYER Senne
|
– | |
32 |
MIJNTEN Martin
|
– | |
33 |
LEAERTS Yelle
|
– | |
34 |
JAMES Steven
|
Hope Factory Racing | – |
35 |
KAJI Tetsuki
|
– | |
36 |
OKAYAMA Yuta
|
– |
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