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2022 ツール・ド・レン第3ステージ 最終ステージで総合優勝となったライダーは?

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Photo credit: Davers on VisualHunt.com
この記事は約19分で読めます。

ツール・ド・レンは早くも最終ステージ。

第2ステージでリーダーとなったCofidisのギョーム・マルタンのリードは、2位のマティアス・スケルモースイェンセン(Trek-Segafredo)に対して6秒しかない。

このステージのゴールで総合が入れ替わる可能性も高い。最後のゴールラインを1位で通過したクライマーが総合優勝するかも。

 

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第3ステージ  プラトードートビル~レレックス 131km

コースプロフィール photo tourdelain

 

前日より更に距離はすくなくなったけど、獲得標高は3,214mと厳しさを増している。1級山岳メンティエール峠は2回も上がらないといけない。

Pays de Gexリゾートに向けて登る最後の登りで決着がつきそうだ。

 

  1. 3級山岳 キュヴィヤ峠  3.3km・7.3%
  2. 3級山岳  ジロン峠  3.7km・6.7%
  3. 1級山岳 メンティエール峠  9.1km・6.4%
  4. 1級山岳 メンティエール峠  9.1km・6.4%

 

4人の逃げ

当初逃げていたは4人。

  1. ジュリアン・アラフィリップ Quick-Step Alpha Vinyl Team
  2. アントニオ・ペドレロ Movistar Team
  3. アンドレア・ピッコロ EF Education-EasyPost
  4. シルヴァン・モニュケット Lotto Soudal

 

まず、EF Education-EasyPostのアンドレア・ピッコロがきれて、次に、Lotto Soudalのシルヴァン・モニュケットが切れてしまう。

  1. ジュリアン・アラフィリップ Quick-Step Alpha Vinyl Team
  2. アントニオ・ペドレロ Movistar Team

 

残り59.8kmでメイン集団は3分52秒遅れ。第2集団が9人前にいる。

 

1級山岳 メンティエール峠  9.1km・6.4%

1回目の1級山岳に。

 

ジュリアン・アラフィリップは、どこまで逃げれるだろう。現在は当然バーチャルリーダーだ。コロナによる体調の影響はかなり少なくなっているようだ。

 

追走は5人になっている。タイム差は2分16秒。

  1. ハーム・ファンフック Lotto Soudal
  2. 二コラ・プラドム AG2R Citroën Team
  3. アンドレア・ピッコロ EF Education-EasyPost
  4. クリスティアン・ロドリゲス TotalEnergies
  5. エリー・ジョスベール Team Arkéa Samsic

 

ジュリアン・アラフィリップはサポートカーにボトルの水を貰っていると思ったら切れてしまった。

 

Lotto Soudalのハーム・ファンフックが追走からアタック。

 

アントニオ・ペドレロは、2分6秒遅れの総合17位。果たして逃げ切れるのか。30歳のスペインクライマーだ。

 

逃げていたAG2R Citroën Teamの二コラ・プラドムが捕まる。

 

アントニオ・ペドレロが1級山岳を通過。メイン集団には3分22秒差をつけている。

 

ジュリアン・アラフィリップも単独2位で通過。下りで追いつけるかな。

 

残り40.7kmでジュリアン・アラフィリップと47秒差。まだ、集団とは3分38秒離れている。

 

ジュリアン・アラフィリップは1分離れた。追走との差は良くわからない。

 

3番手は、TotalEnergiesのクリスティアン・ロドリゲス。タイム差はわからない。

 

Trek-Segafredoも集団牽引に加わりそうだ。

 

集団牽引にTrek-Segafredoも加わる。すでにトップと4分離れた。Cofidisだけでは追いつかない。

 

ジュリアン・アラフィリップにTotalEnergiesのクリスティアン・ロドリゲスが追いつく。

 

1級山岳 メンティエール峠  9.1km・6.4%

アントニオ・ペドレロは、3分32秒差で2回目の1級山岳に。

 

ジュリアン・アラフィリップは、チームカーからボトルを貰う。遅れてないといいのだけど。

 

Trek-Segafredoが引きだしてタイム差が3分5秒まで縮まる。

 

逃げていたLotto Soudalのハーム・ファンフックも捕まる。

 

やはり、ジュリアン・アラフィリップが切れてしまった。

 

集団がTeam Arkéa Samsicのエリー・ジョスベールも捕まえる。

 

集団先頭はUAE Team Emiratesが2人メンバーを送る。

 

ここでジョージ・ベネットがアタック!

 

ジュリアン・アラフィリップは、リーダーグループに留まる。

 

残り26.7km。先頭までジョージ・ベネットは届くか。

 

アントニオ・ペドレロは2分42秒まで詰められる。1級山岳を単独で越えられるか。

 

リーダーグループからすでにジュリアン・アラフィリップは脱落。

 

ギョーム・マルタンは、ヘスス・エラダにアシストして貰っている。Cofidis最後のアシストだ。

 

ヘスス・エラダが切れた。誰が先頭を引くのか。

 

牽制していると、またヘスス・エラダが戻って先頭に復帰。

 

アンドレア・ペドレロは、まだ2分39秒リード。

 

Trek-Segafredoのマティアス・スケルモースイェンセンのアタックで集団が割れる。

 

さらに、アタックの掛け合いで4人となりそうだ。

 

ギョーム・マルタンが先頭で抑えると、また集団が元に戻る。

 

ヘスス・エラダが後方からカムバック。

 

アンドレア・ペドレロが2回目もトップ通過。

 

ジョージ・ベネットが2分11秒差で単独2位通過。

 

アントニオ・ペドレロはメイン集団とのタイム差は2分40秒と変わらない。最後の山岳を逃げ切れるかも。

 

下りでAG2R Citroën Teamのヤーコ・ハンニネンがアタックしているけど、多分追いつかれるだろう。

 

おおっ、下りからのアタックでヤーコ・ハンニネンがジョージ・ベネットに追いついた。

  1. ジョージ・ベネット UAE Team Emirates
  2. ヤーコ・ハンニネン AG2R Citroën Team

 

だが、すぐにメイン集団に二人は吸収された。

 

メイン集団は8人に。

 

ギョーム・マルタンが先頭を引く。マティアス・スケルモースイェンセンは、もっと回せと手を出す。

 

ジョージ・ベネットが後方から勢いをつけてアタック!

 

AG2R Citroën TeamとGroupama – FDJも二人づついるのに何故、犠牲になって引かないのか。昨日と同じだ。

  1. ギョーム・マルタン Cofidis
  2. ヤーコ・ハンニネン AG2R Citroën Team
  3. オレリアン・パレパントル AG2R Citroën Team
  4. ルディ・モラール Groupama – FDJ
  5. セバスティアン・ライヒェンバッハ Groupama – FDJ
  6. マティアス・スケルモースイェンセン Trek-Segafredo

 

残り5.2km。まだ、2分ある。これは逃げ切ったか。

 

ジョージ・ベネットのタイム差はどれくらいなのだろうか。

  1. ジョージ・ベネット UAE Team Emirates
  2. ハーリー・スウィニー Lotto Soudal

 

残り4km。もう先頭まで追いつくことはないだろう。あとはタイム差だ。

 

ギョーム・マルタンは、ジョージ・ベネットと54秒差を考えておけばよい。現在28秒差だから、逃げ切れる感じだ。マティアス・スケルモースイェンセンを最後に逃がしてしまうとやばいけど。

 

マティアス・スケルモースイェンセンとギョーム・マルタンしか引かない。二人ずつ揃えているのに何をしているのか。多分、逃げ切れる力はないのかもしれない。

 

アントニオ・ペドレロが単独で帰ってきた。

 

これは本当に素晴らしい勝利だ。アントニオ・ペドレロは、55kmのi逃げ切りに成功だ。

まさか、最後までタイム差を保ったまま逃げ切れるとは正直思っていなかったけど、凄いパワーを発揮した。

キャリア3勝目の見事な勝利を手にいれた。

 

ステージ2位には、ハーリー・スウィニー。3位はジョージ・ベネットで総合7位に浮上した。

 

 

4位はマティアス・スケルモースイェンセン。ギョーム・マルタンは、見事に総合ジャージを守ることに成功した。

ツール・ド・フランスではリタイヤしてしまったけど、このツール・ド・レンで見事な総合優勝を飾った。

 

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リザルト

第3ステージ リザルト

アントニオ・ペドレロのコメント

まったく予想外の勝利だった。目標は、逃げ集団の中に入って、アドバンテージを取れるか、後ろから助けられるかを見ることだった。

でも、あんなに早くから差を広げて、その差を維持できるなんて…できるなんて思ってもいなかったよ。フィニッシュまで強く持ちこたえ、とても良い一日だった。とても、とても嬉しい勝利だ。

RnkRiderTeamUCI Time
1
 PEDRERO Antonio
Movistar Team14
10″
3:28:40
2
 SWEENY Harry
Lotto Soudal5
6″
1:18
3
 BENNETT George
UAE Team Emirates3
4″
,,
4
 SKJELMOSE JENSEN Mattias
Trek – Segafredo  1:39
5
 MOLARD Rudy
Groupama – FDJ  ,,
6
 REICHENBACH Sébastien
Groupama – FDJ  ,,
7
 MARTIN Guillaume
Cofidis  ,,
8
 HÄNNINEN Jaakko
AG2R Citroën Team  ,,
9
 PARET-PEINTRE Valentin
AG2R Citroën Team  1:58
10
 ROCHAS Rémy
Cofidis  3:21
11
 VANSEVENANT Mauri
Quick-Step Alpha Vinyl Team  ,,
12
 FANCELLU Alessandro
EOLO-Kometa  ,,
13
 DELAPLACE Anthony
Team Arkéa Samsic  ,,
14
 BRAMBILLA Gianluca
Trek – Segafredo  ,,
15
 CONCA Filippo
Lotto Soudal  4:06
16
 CHEVALIER Maxime
B&B Hotels – KTM  4:34
17
 DEBEAUMARCHÉ Nicolas
St Michel – Auber93  4:41
18
 BREGNHØJ Mathias
Riwal Cycling Team  ,,
19
 MARIAULT Axel
Team U Nantes Atlantique  ,,
20
 VINOKUROV Nicolas
Astana Qazaqstan Development Team  ,,
21
 BERNARD Julien
Trek – Segafredo  4:43
22
 JEGAT Jordan
Team U Nantes Atlantique  5:38
23
 WILKSCH Hannes
Germany  5:40
24
 HEALY Ben
EF Education-EasyPost  ,,
25
 RICHARD Louis
Team U Nantes Atlantique  5:55
26
 RODRÍGUEZ Cristián
TotalEnergies  7:55
27
 OURSELIN Paul
TotalEnergies  ,,
28
 ALAPHILIPPE Julian
Quick-Step Alpha Vinyl Team  ,,
29
 CALMEJANE Lilian
AG2R Citroën Team  ,,
30
 JUILLARD Maximilien
Go Sport – Roubaix Lille Métropole  ,,

総合

ギョーム・マルタンのコメント

逃げの選手にあまりマージンを残したくなかったんだ。慌てることなく、よく頑張った。チームのみんなは本当に強かった。

でも、アントニオ・ペドレロは最後まで頑張った。ジャージを維持するために、最後は本当に加速しなければならなかった。彼は本当に印象的だった。最後にカウントしてくれた。

総合優勝により、ワールドツアーのチケット争奪戦においてCofidisに多くのポイントをもたらしましたね。

ああ、私たちの日常生活に影響を与え、残念ながらシーズンの終わりまでそうすることになる話題のポイント… 。僅かな差ではあるが、点を取ることができる。ツール・ド・フランスでは活躍したが、あまりポイントを稼げなかった。

RnkPrev▼▲RiderTeamUCI Time
11
 MARTIN Guillaume
Cofidis125
10″
10:34:43
22
 SKJELMOSE JENSEN Mattias
Trek – Segafredo85
6″
0:06
33
 MOLARD Rudy
Groupama – FDJ70
4″
0:08
46▲2
 HÄNNINEN Jaakko
AG2R Citroën Team60 0:12
517▲12
 PEDRERO Antonio
Movistar Team50
10″
0:17
67▲1
 REICHENBACH Sébastien
Groupama – FDJ40 0:20
78▲1
 BENNETT George
UAE Team Emirates35
4″
0:29
84▼4
 VANSEVENANT Mauri
Quick-Step Alpha Vinyl Team30 1:54
910▲1
 BRAMBILLA Gianluca
Trek – Segafredo25 3:15
1011▲1
 DELAPLACE Anthony
Team Arkéa Samsic20 ,,
1114▲3
 ROCHAS Rémy
Cofidis15 3:20
1222▲10
 FANCELLU Alessandro
EOLO-Kometa10 5:02
1319▲6
 BERNARD Julien
Trek – Segafredo5 5:10
1421▲7
 CONCA Filippo
Lotto Soudal5 5:47
1525▲10
 BREGNHØJ Mathias
Riwal Cycling Team5 6:22
169▼7
 ALAPHILIPPE Julian
Quick-Step Alpha Vinyl Team3 7:37
1726▲9
 MARIAULT Axel
Team U Nantes Atlantique3 7:46
1815▼3
 CALMEJANE Lilian
AG2R Citroën Team3 8:15
1918▼1
 OURSELIN Paul
TotalEnergies3 8:22
2029▲9
 JEGAT Jordan
Team U Nantes Atlantique3 8:43
2146▲25
 SWEENY Harry
Lotto Soudal3
6″
8:53
2232▲10
 VINOKUROV Nicolas
Astana Qazaqstan Development Team3 8:56
2340▲17
 WILKSCH Hannes
Germany3 12:16
2424
 EIKING Odd Christian
EF Education-EasyPost3 12:17
2516▼9
 GESBERT Élie
Team Arkéa Samsic3 12:48
2644▲18
 RICHARD Louis
Team U Nantes Atlantique  13:30
2723▼4
 GUGLIELMI Simon
Team Arkéa Samsic  14:02
2850▲22
 CHEVALIER Maxime
B&B Hotels – KTM  14:25
2945▲16
 JUILLARD Maximilien
Go Sport – Roubaix Lille Métropole  15:36
3053▲23
 HEALY Ben
EF Education-EasyPost  15:47

ポイント賞

RnkPrev▼▲RiderTeamPoints
11
 SKJELMOSE JENSEN Mattias
Trek – Segafredo44
22
 MARTIN Guillaume
Cofidis34
35▲2
 MOLARD Rudy
Groupama – FDJ28
4 
 PEDRERO Antonio
Movistar Team25
53▼2
 STEWART Jake
Groupama – FDJ25
614▲8
 BENNETT George
UAE Team Emirates24
79▲2
 HÄNNINEN Jaakko
AG2R Citroën Team20
8 
 SWEENY Harry
Lotto Soudal20
94▼5
 CARDIS Romain
St Michel – Auber9320
1012▲2
 REICHENBACH Sébastien
Groupama – FDJ19

山岳賞

RnkPrev▼▲RiderTeamPoints
11
 WILKSCH Hannes
Germany42
2 
 PEDRERO Antonio
Movistar Team33
32▼1
 RICHARD Louis
Team U Nantes Atlantique25
413▲9
 ALAPHILIPPE Julian
Quick-Step Alpha Vinyl Team23
53▼2
 SKJELMOSE JENSEN Mattias
Trek – Segafredo18
69▲3
 BENNETT George
UAE Team Emirates16
714▲7
 ROCHAS Rémy
Cofidis10
84▼4
 SOSA Iván Ramiro
Movistar Team10
912▲3
 MARTIN Guillaume
Cofidis9
106▼4
 BISSEGGER Stefan
EF Education-EasyPost8

新人賞

RnkPrev▼▲RiderTeamTime
11
 SKJELMOSE JENSEN Mattias
Trek – Segafredo10:34:49
22
 VANSEVENANT Mauri
Quick-Step Alpha Vinyl Team1:48
34▲1
 FANCELLU Alessandro
EOLO-Kometa4:56
45▲1
 JEGAT Jordan
Team U Nantes Atlantique8:37
56▲1
 VINOKUROV Nicolas
Astana Qazaqstan Development Team8:50
67▲1
 WILKSCH Hannes
Germany12:10
712▲5
 CHEVALIER Maxime
B&B Hotels – KTM14:19
89▲1
 JUILLARD Maximilien
Go Sport – Roubaix Lille Métropole15:30
913▲4
 HEALY Ben
EF Education-EasyPost15:41
1021▲11
 PARET-PEINTRE Valentin
AG2R Citroën Team20:05

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