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2022 ツール・ド・フランス第9ステージ  復活をかけて戦う二人の男

海外情報
Photo credit: Giåm on Visualhunt
この記事は約29分で読めます。

ツール・ド・フランスは9日目、初めて山岳地帯に入る。

183.4km、4つの山岳ポイントがあり、獲得標高は3,685mになる。ほぼ全行程がスイスで、最後の10kmだけ再びフランスの道路を走ることになる。

明日の休養日を前に、逃げに出るライダーも多いのでは。総合勢は、ここで遅れないようにしないといけない。

 

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第9ステージ エーグル〜シャテル・レ・ポルト・デュ・ソレイユ 193km

コースマップ photo letour

 

エーグルから、プロトンは最初にレマン湖のリゾート地、モントルーを訪れる。

その後、内陸に向かい、最初の峠であるコル・デ・モスが待っている。2009年と2016年には、この登りもツールのルートに含まれていた。

ツール・ド・ロマンディやツール・ド・スイスも、数年おきにこの峠を走っている。

コル・デ・モスの後、プロトンはスイスで最も古いウィンタースポーツリゾートの一つであるスキー村、ル・ディアブレに向かって進む。

1級山岳クロワ峠は、標高1,779mの地点まで上昇。このコースで最も厳しい登りだ。

その後、スタート地点の町エーグルに向かって長い下り坂が続き、残り約40kmでようやくUCI本部を通過する。そこからフィニッシュ地点のシャテルに向かう。

 

1級山岳パ・ド・モルジャン

1級山岳パ・ド・モルジャン photo letour

 

この日最後の障害は1級山岳パ・ド・モルジャンだ。全長15.4km、最後の1kmは比較的平坦なこの登山のトップは、フランス国境手前のスイスの町モルギンスにある。

ここから曲がりくねった短い下りが続き、最後の登りはほぼ一直線にシャテルのスキーリゾートへと続く。

 

コースプロフィール photo letour

 

逃げがゴールまで行けるのか、総合勢が捕まえるのか、どんな展開となるだろう。

 

  1. 4級山岳 Côte de Bellevue   4.3km・4%
  2. スプリントポイント Semsales
  3. 2級山岳 コル・デ・モス   13.3km・4.1%
  4. 1級山岳 クロワ峠  8.1km・7.6%
  5. 1級山岳 パ・ド・モルジャン  15.4km・6.1%

 

スタート前

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

山岳賞ジャージを着ているマグナス・コルトニールセン。今日は1級山岳も出てくるので、逃げてポイントを稼がないとジャージともおさらばとなる。

 

ワウト・ファンアールトは、今日は山岳アシストだ。ヨナス・ヴィンゲゴーのために引くことになる。ポイント賞では、十分なリードを築いているので安心して走れる。

 

第9ステージスタートの各賞ジャージ着用者

  • 総合  タデイ・ポガチャル UAE Team Emirates
  • ポイント賞 ワウト・ファンアールト Jumbo-Visma
  • 山岳賞 マグナス・コルトニールセン EF Education-EasyPost
  • 新人賞 トム・ピドコック INEOS Grenadiers

EF Education-EasyPostのルーベン・ベレイロがコロナ陽性反応でDNS。直前のモン・ヴァントゥ・デニヴェレ・チャレンジで優勝していたのに残念。2020ジロの山岳王が足を見せる前にいなくなるとは~。

さらにQuick-Step Alpha Vinyl Teamのカスバー・アスグリーンもツール・ド・スイスの後の膝の痛みが回復せずリタイヤしている。

そして、Cofidisのギヨーム・マルタンが総合14だったけれど、コロナ陽性でリタイヤ。

 

総合3位のゲラント・トーマス。チーム内でも最も成績が良い。ただ、アダム・イェーツとのタイムは8秒。今日はタデイ・ポガチャルとヨナス・ヴィンゲゴーから遅れないように走るのが目標となるだろう。

 

ベン・オコナーは昨日の落車で、超音波検査と放射線検査を受け右股関節の筋肉損傷が診断されている。昨日は148位でゴール。今日も痛みとの戦いで山岳は厳しいだろう。

 

0kmからアタック開始!

 

今日も逃げが完成するまで時間かかりそうだ。

 

猛烈なスピードでアタックの掛け合いだ。クリス・フルームやフィリップ・ジルベールも攻撃に加わる。

 

先頭付近では、回せと言っているのか、ペースを上げたがっている。

 

あら~、AG2R Citroën Teamのエース、ベン・オコナーは最初から遅れている。これはゴール出来ないのでは。

 

Alpecin-Deceuninckのクリスティアン・ズバラーリがアタック!

 

ズバラーリのカウンターアタックで、マッズ・ピーダスンが抜け出した。

 

集団はかなり小さく見える。誰が追走で追いついてくるのか。

 

結局、マッズ・ピーダスンは捕まってしまう。

 

ベン・オコナーは集団に復帰している。マチュー・ファンデルプールも後方。なんとか第2週に入りたいと。

 

集団の前に少しギャップを作った集団ができた。

 

Trek-Segafredoのクイン・シモンズも入っている。

 

後方で落車。Trek-Segafredoのトニー・ガロパンが止まっている。バイク交換しないと走れない。

 

また、振り出しに。

 

Israel – Premier Techのマイケル・ウッズのジャージはボロボロだ。これは着替えないといけない。

 

4級山岳 Côte de Bellevue   4.3km・4%

最初の山岳ポイントに。まだ、決まらない。

 

INEOS Grenadiersのディラン・ファンバーレが仕掛ける。後ろはCofidisのヨン・イサギレだ。

 

更に後続が追いついてくる。

 

4人が前に出たけど集団もすぐ後ろだ。

 

4人は捕まり、ティボー・ピノが前に出る。

 

ここで、INEOS Grenadiersのヨナタン・カストロピエホが前に。

 

ヨナタン・カストロピエホは、そのまま4級山岳ポイントを1位通過。

  1.  ヨナタン・カストロピエホ INEOS Grenadiers 1ポイント

 

ずっと登っているので、そろそろ逃げが決まるころか。

 

Astana Qazaqstan Team のアレクセイ・ルチェンコがバイク交換。

 

ティボー・ピノや、ワレン・バルギルを含むメンバーが前に出た。

 

15人の逃げ

残り148kmでタイム差が23秒まで開いた。これは逃げが完成だ。

  1. ヨナタン・カストロピエホ INEOS Grenadiers
  2. ボブ・ユンゲルス AG2R Citroën Team
  3. パトリック・コンラット BORA – hansgrohe
  4. カルロス・ベローナ Movistar Team
  5. シモン・ゲシュケ Cofidis
  6. ルイスレオン・サンチェス Bahrain Victorious
  7. ティボー・ピノ Groupama – FDJ
  8. コービー・ホーセンス Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux
  9. ジョセフロイド・ドンブロウスキー Astana Qazaqstan Team
  10. リゴベルト・ウラン EF Education-EasyPost
  11. ワレン・バルギル Team Arkéa Samsic
  12. ジャスバー・ストゥイヴェン Trek-Segafredo
  13. ガイ・ニーブ Israel – Premier Tech
  14. ユーゴ・ウル Israel – Premier Tech
  15. フランク・ボナムール B&B Hotels – KTM

 

集団はまだ落ち着いていない。何人かが追走に出る。

 

この追走に、ワウト・ファンアールトも追いついた。

  1. ブランドン・マクナリティ UAE Team Emirates
  2. ワウト・ファンアールト Jumbo-Visma
  3. ブロワ・コヌフロワ AG2R Citroën Team
  4. ニルス・ポリッツ BORA – hansgrohe
  5. ヨン・イサギレ Cofidis
  6. エドワルド・ボアッソンハーゲン TotalEnergies
  7. ピエール・ラトゥール TotalEnergies

 

ワウト・ファンアールトの追走グループは先頭追いつきそうだ。

 

追走では、エドワルド・ボアッソンハーゲンが登りで切れている。

 

ワウト・ファンアールトが追いついた。先頭は21人。

 

昨日、登りスプリントで勝利したワウト・ファンアールトは、今度は逃げて勝利を狙うのか。

 

サガンは、審判員の車とおしゃべり。

 

スプリントポイント Semsales

ルイスレオン・サンチェスを手で制して、ワウト・ファンアールトが先頭通過。狙いはスプリントポイントだった。284ポイントとなり、ファビオ・ヤコブセンを135ポイントリード。

今後、1ポイントも獲得しなくても、第13ステージまでグリーンジャージだ。

  1. ワウト・ファンアールト Jumbo-Visma 20ポイント
  2. ニルス・ポリッツ BORA – hansgrohe 17ポイント
  3. ルイスレオン・サンチェス Bahrain Victorious 15ポイント
  4. ユーゴ・ウル Israel – Premier Tech 13ポイント
  5. ボブ・ユンゲルス AG2R Citroën Team 11ポイント
  6. シモン・ゲシュケ Cofidis 10ポイント
  7. ブロワ・コヌフロワ AG2R Citroën Team 9ポイント
  8. ガイ・ニーブ Israel – Premier Tech 8ポイント
  9. ピエール・ラトゥール TotalEnergies 7ポイント
  10. パトリック・コンラット BORA – hansgrohe 6ポイント
  11. コービー・ホーセンス Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 5ポイント
  12. ヨン・イサギレ Cofidis 4ポイント
  13. ジョセフロイド・ドンブロウスキー Astana Qazaqstan Team 3ポイント
  14. ティボー・ピノ Groupama – FDJ 2ポイント
  15. リゴベルト・ウラン EF Education-EasyPost 1ポイント

 

アシストのブランドン・マクナリティは前だし、マルク・ソレル、マルク・ヒルシは登りで遅れた。タデイ・ポガチャルは攻撃されたらどうするのだろう。

 

ワウト・ファンアールトは、集団に戻るかと思ったら、しっかりと先頭を引いている。これは逃げ切りも狙うようだ。

 

UAE Team Emiratesは3人で回している。残り120.2kmで2分23秒差。

 

逃げに入っているリゴベルト・ウランは右腕を気にしている。昨日の落車の影響がある。総合16位で3分24秒遅れ。UAE Team Emiratesは総合のために引かないといけない。

 

AG2R Citroën Teamのブロワ・コヌフロワかパンク。早く戻らないいけない。

 

集団にいるディラン・ファンバーレもパンクだ。

 

タイム差が3分となる。先頭グループは強力で、リゴベルト・ウランに逃げ切られると総合が危険になる。これは面白い展開かも。

 

アレクサンドル・ウラソフはリアディレーラーも見て貰っていたけど、ダメでバイク交換。落車の影響はかなり軽減されていると。今日の登りでもしっかりと前で残れるか。

 

2級山岳 コル・デ・モス   13.3km・4.1%

先頭は長い登りに入った。タイム差3分22秒に。

 

タイム差は、3分27秒まで開いてバーチャルリーダーをリゴベルト・ウランに奪われたけど、再び3分21秒に。これ以上タイム差を離す訳にはいかない。

 

カレブ・ユアンが集団から切れてしまう。フレデリック・フリソンにアシストして貰ってタイムアウトと戦う。

 

Quick-Step Alpha Vinyl Teamのファビオ・ヤコブセンも集団から遅れてしまう。

 

今日誕生日のフランスチャンピオン、フロリアン・セネシャルも切れてしまう。前は、UAE Team Emiratesのマルク・ヒルシ。

 

先頭では、山岳ポイントを巡る争いが。まずは、Israel – Premier Techのユーゴ・ウルがアタック!

 

1位通過はTotalEnergiesのピエール・ラトゥールだ。

  1. ビエール・ラトゥール TotalEnergies 5ポイント
  2. シモン・ゲシュケ Cofidis 3ポイント
  3. ユーゴ・ウル Israel – Premier Tech  2ポイント
  4. パトリック・コンラット BORA – hansgrohe 1ポイント

 

先頭は3分28秒差に。またもリゴベルト・ウランがバーチャルリーダーになった。

 

1級山岳 クロワ峠  8.1km・7.6%

先頭集団は協力体制が取れている。

 

マイケル・ウッズも左肘に包帯が。ジャージは敗れたまま走っている。

 

ベン・オコナーはサポートカーと話している。明日は休養日なのでリタイヤはしたくないだろう。

 

サガンは、集団の最後尾で粘っている。

 

先頭はペースが落ちたのか2分31秒まで迫られる。

 

マチュー・ファンデルプールも集団から切れてしまう。まだ、調子が戻らない。

 

先頭は2時間55分走って、av41.7km。あと3.9kmで頂上だ。

 

先頭では、ピエール・ラトゥールがアタックをかける。

 

今度は、ボブ・ユンゲルスが先頭に。

 

ボブ・ユンゲルスは後続を引き離す。

 

後続は、まだ誰も追わない。

 

ボブ・ユンゲルスは27秒引き離した。

 

後続からシモン・ゲシュケが追ってきた。

 

シモン・ゲシュケが追いつく。

 

シモン・ゲシュケ先頭で1級山岳を越える。

  1. シモン・ゲシュケ Cofidis 10ポイント
  2. ボブ・ユンゲルス AG2R Citroën Team  8ポイント
  3. ティボー・ピノ Groupama – FDJ 6ポイント
  4. ユーゴ・ウル Israel – Premier Tech 4ポイント
  5. ビエール・ラトゥール TotalEnergies 2ポイント
  6. カルロス・ベローナ Movistar Team 1ポイント

 

序盤に2回アタックをかけた、クリス・フルームが頂上手前でクラック。

 

下りはボブ・ユンゲルス単独となっている。後続に30秒差。シモン・ゲシュケは、山岳ポイントが目的だった。

 

ボブ・ユンゲルスは、100km/h近いスピードで下っている。追走とは41秒までタイム差を開く。この鬼気迫る下りのスピードでは、後続も無理して追うことはない。

 

ボブ・ユンゲルスは、下り終えた。残り38kmで1分5秒差に。問題はここからだ。逃げ切るのは難しいが、どこまで行けるか。

 

ボブ・ユンゲルスは、追走を1分15秒引き離した。集団には2分46秒差。失われた3年を取り戻せるか。

 

UAE Team Emiratesは、ワウト・ファンアールトのグループには追いつく感じか。1分33秒まで迫っている。

 

クリス・フルームは、集団に復帰している。下りで追いついたようだ。

 

ボブ・ユンゲルスは、追走に1分49秒も開いた。ただ、ここからは登りが始まる。

 

1級山岳 パ・ド・モルジャン  15.4km・6.1%

メイン集団まで3分20秒と開いた。この登りでどこまで粘れるか。

 

UAE Team Emiratesのアシストは、マルク・ソレルが切れて、ジョージ・ベネットとラファウ・マイカの二人となる。

 

INEOS Grenadiersのダニエル・マルティネスが集団から切れそうだ。総合10位から転落するのか?

 

追走からTeam Arkéa Samsicのワレン・バルギルが切れてしまう。

 

あれ、ワウト・ファンアールトは切れてしまったのか。

 

ワウト・ファンアールトは、サポートバイクからボトルを大量に貰う。

 

そのまま、集団のチームメイトにボトルを配ってから落ちていった。

 

追走からティボー・ピノがスパートをかける。

 

追走が絞られた。

  1. ヨナタン・カストロピエホ INEOS Grenadiers
  2. カルロス・ベローナ Movistar Team
  3. ティボー・ピノ Groupama – FDJ
  4. リゴベルト・ウラン EF Education-EasyPost

 

ティボー・ピノが、後ろから勢いをつけて更にアタックだ。

 

完全に後続を引き離した。ボブ・ユンゲルスまで1分43秒だ。

 

ティボー・ピノは、残り16.9kmで1分27秒に。追いつくのか。

 

ボブ・ユンゲルスは、ティボー・ピノに1分8秒まで迫られる。集団には、まだ2分18秒ある。

 

逃げに乗っていた、ブランドン・マクナリティが集団牽引に加わる。

 

ティボー・ピノは、頂上まで5.1km。2年振りのツール、そして落車による腰や背中の痛みで昨年も棒に振っており、このツールで復活の走りを見せたいところだ。

前を走るボブ・ユンゲルスと共に復活を目指す二人の戦いとなる。

 

リゴベルト・ウランも集団に捕まる。総合のジャンプアップは出来なかった。

 

BORA – hansgroheのアレクサンドル・ウラソフが集団から遅れてしまった。やはり、落車の影響が残っている。

 

ティボー・ピノは、224m後ろだ。これは追いつかれてしまうのか。

 

3位グループで2人が追っている。

  1. ヨナタン・カストロピエホ INEOS Grenadiers
  2. カルロス・ベローナ Movistar Team

 

フランス国民の大声援をうけて、ボブ・ユンゲルスを追う。30秒差から縮まらない。

 

ボブ・ユンゲルスは単独で1級山岳を越えそうだ。

 

ボブ・ユンゲルスは登りで追いつかれることなく先頭通過。

  1. ボブ・ユンゲルス AG2R Citroën Team 10ポイント
  2. ティボー・ピノ Groupama – FDJ  8ポイント
  3. カルロス・ベローナ Movistar Team 6ポイント
  4. ヨナタン・カストロピエホ INEOS Grenadiers 4ポイント
  5. シモン・ゲシュケ Cofidis 2ポイント
  6. ジョージ・ベネット UAE Team Emirates 1ポイント

 

独走王、ボブ・ユンゲルスが復活の勝利となるかも。残り6.4km。TT勝負ならばティボー・ピノよりも速い。

 

ティボー・ピノは20秒まで迫っていたのに、24秒と離されてしまう。やはり、登りでないと追いつかない。

 

残り3kmのゲートを越えた。

 

29秒差となった。残り2.2kmではおいつかない。

 

残り1.2kmだ。もう勝利は間違いない!

 

ティボー・ピノの後ろに、ヨナタン・カストロピエホの姿が見えた。

 

この後、ティボー・ピノは後続の二人に抜かれてしまう。

 

あと300mだ。

 

ボブ・ユンゲルスが復活の大勝利だ~!

逃げ始めた時には、無理だろうと思っていたけど、最後まで逃げ切ってしまった。実に64kmも一人で走って勝利した。

今年は、ルクセンブルク選手権TTで優勝しており、2年振りに勝利を飾っている。2018年のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュの覇者はついに独走王として完全復活を決めた。

ここまでの3年の道のりは長かった。原因不明の不調に悩まされ、一時は引退も覚悟したほどだ。

AG2R Citroën Teamは、エースのベン・オコナーが落車の影響で大きく遅れたけど、チームにとっては待望のツールの1勝をあげたので、これで報われた感じか。

今夜は、ホテルで大宴会だろう。

 

こちらはハイライト動画

 

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リザルト

第9ステージ リザルト

ボブ・ユンゲルスのコメント

これは大きい、このために来たんだ。これがチームにとって大きな意味を持つことは分かっている。

昨年は(鼠径動脈狭窄の)手術で大変だった。この方法で勝つこと…それが僕のレーススタイルであり、勝ち方なんだ。

日に日に良くなっていくフォームを目の当たりにして、とても嬉しく思っている。でも、あんなことをするなんて……。

最後の上りを待たずに、ゴールから64kmも離れた地点で飛び出ましたね。

最後の上りで優勝候補から離れるのは無理だと思ったからだ。

最後の上りでは、主にティボー・ピノが後方からプレッシャーをかけ、20秒差まで詰め寄られてました。

リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでの優勝を思い出して、面白かったよ。最後の頂上まで行けば、平地と下りで時間をかけられると思った。

私は自分のリズムを保ち、どの程度のペースなら爆発しないかを知っていた。最後の2キロは終わりがないかと思ったけれど、圧倒されたよ。本当に感謝している。

Rnk Rider Team UCI   Time
1
 JUNGELS Bob
AG2R Citroën Team 120
10″
4:46:39
2
 CASTROVIEJO Jonathan
INEOS Grenadiers 50
6″
0:22
3
 VERONA Carlos
Movistar Team 25
4″
0:26
4
 PINOT Thibaut
Groupama – FDJ 15   0:40
5
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 5   0:49
6
 VINGEGAARD Jonas
Jumbo-Visma     ,,
7
 THOMAS Geraint
INEOS Grenadiers     0:52
8
 YATES Adam
INEOS Grenadiers     ,,
9
 MAS Enric
Movistar Team     ,,
10
 QUINTANA Nairo
Team Arkéa Samsic     ,,
11
 CARUSO Damiano
Bahrain – Victorious     ,,
12
 BARDET Romain
Team DSM     ,,
13
 GAUDU David
Groupama – FDJ     ,,
14
 ROGLIČ Primož
Jumbo-Visma     ,,
15
 PIDCOCK Thomas
INEOS Grenadiers     0:56
16
 LUTSENKO Alexey
Astana Qazaqstan Team     0:58
17
 MAJKA Rafał
UAE Team Emirates     1:00
18
 POWLESS Neilson
EF Education-EasyPost     1:03
19
 KUSS Sepp
Jumbo-Visma     ,,
20
 BENOOT Tiesj
Jumbo-Visma     1:09
21
 SCHULTZ Nick
Team BikeExchange – Jayco     1:12
22
 PARET-PEINTRE Aurélien
AG2R Citroën Team     ,,
23
 MEINTJES Louis
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux     ,,
24
 KRUIJSWIJK Steven
Jumbo-Visma     ,,
25
 MADOUAS Valentin
Groupama – FDJ     ,,
26
 MCNULTY Brandon
UAE Team Emirates     ,,
27
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe     1:16
28
 KONRAD Patrick
BORA – hansgrohe     1:42
29
 KÄMNA Lennard
BORA – hansgrohe     2:29
30
 STORER Michael
Groupama – FDJ     3:42

総合

今日もゴールはスプリントを見せて、ついていけたのはヨナス・ヴィンゲゴーだけ。ゲラント・トーマス以下に3秒のタイム差をつけた。

タデイ・ポガチャルのコメント

強くなっていることをアピールしている。今日、そしてここ数日は、7人でもレースをコントロールできることが証明された。

特にミッケル・ビョーグにとっては非常にタフな戦いになるだろうが、彼は非常に優秀だ。残りの部分もそうなので、とても誇りに思うし、うれしい。

今日、選手全員がコロナの検査を受けるので、チームメイトを失う可能性がありますね。

ヴェガールステイク・ラエンゲンが帰国してしまったが、幸いチーム内では全員陰性だった。

みんな部屋が分かれていて、衛生面などすべて気を配っている。ポジティブなケースが多発しないことを祈っいる。プロトン全体が一緒にいられるように祈っている。

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI   Time
1 1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 25 33:43:44
2 2
 VINGEGAARD Jonas
Jumbo-Visma   0:39
3 3
 THOMAS Geraint
INEOS Grenadiers     1:17
4 4
 YATES Adam
INEOS Grenadiers     1:25
5 5
 GAUDU David
Groupama – FDJ   1:38
6 6
 BARDET Romain
Team DSM     1:39
7 7
 PIDCOCK Thomas
INEOS Grenadiers     1:46
8 9 ▲1
 MAS Enric
Movistar Team     1:50
9 8 ▼1
 POWLESS Neilson
EF Education-EasyPost     1:55
10 11 ▲1
 QUINTANA Nairo
Team Arkéa Samsic     2:13
11 13 ▲2
 ROGLIČ Primož
Jumbo-Visma   2:52
12 12
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe     3:12
13 15 ▲2
 PARET-PEINTRE Aurélien
AG2R Citroën Team     3:31
14 17 ▲3
 CARUSO Damiano
Bahrain – Victorious     3:40
15 20 ▲5
 LUTSENKO Alexey
Astana Qazaqstan Team     4:58
16 24 ▲8
 JUNGELS Bob
AG2R Citroën Team   5:53
17 22 ▲5
 MEINTJES Louis
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux     6:39
18 23 ▲5
 MADOUAS Valentin
Groupama – FDJ     6:51
19 26 ▲7
 MCNULTY Brandon
UAE Team Emirates     7:25
20 25 ▲5
 KONRAD Patrick
BORA – hansgrohe     7:48
21 27 ▲6
 KÄMNA Lennard
BORA – hansgrohe     8:43
22 16 ▼6
 URÁN Rigoberto
EF Education-EasyPost     9:41
23 32 ▲9
 KRUIJSWIJK Steven
Jumbo-Visma     9:57
24 33 ▲9
 PINOT Thibaut
Groupama – FDJ     10:00
25 18 ▼7
 SÁNCHEZ Luis León
Bahrain – Victorious     10:41
26 21 ▼5
 BARGUIL Warren
Team Arkéa Samsic     12:58
27 37 ▲10
 KUSS Sepp
Jumbo-Visma     13:50
28 28
 GALLOPIN Tony
Trek – Segafredo     14:14
29 43 ▲14
 BENOOT Tiesj
Jumbo-Visma     16:16
30 10 ▼20
 MARTÍNEZ Daniel Felipe
INEOS Grenadiers     17:12

ポイント賞

ワウト・ファンアールトのコメント

ブランドン・マクナリティやヨナタン・カストロピエホら一行は、攻撃に出た。彼らはアシストであり、そうなって欲しくなかったんだ。

彼らについて行き、逃げ集団の先頭に立つことができた。最終的には中間スプリントでもポイントを獲得することができたので、それを逃すのは愚かなことだった。それは嬉しいおまけですね。でも、チームメイトのためにも、何もする足がなかったんです。それは残念でしたね。

ステージ優勝者のボブ・ユンゲルスは、逃げの仲間でしたね。彼の印象は?

力強く回転していた。彼のアタックは非常に野心的で、距離も長かったのですが、どうやら彼は粘り強いようで、あとはシャポーとしか言いようがない。

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 VAN AERT Wout
Jumbo-Visma 284
2 2
 JAKOBSEN Fabio
Quick-Step Alpha Vinyl Team 149
3 3
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 139
4 4
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Deceuninck 102
5 5
 LAPORTE Christophe
Jumbo-Visma 97
6 6
 CORT Magnus
EF Education-EasyPost 86
7 7
 SAGAN Peter
TotalEnergies 86
8 8
 MATTHEWS Michael
Team BikeExchange – Jayco 68
9 9
 CLARKE Simon
Israel – Premier Tech 67
10 12 ▲2
 VINGEGAARD Jonas
Jumbo-Visma 66

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 6 ▲5
 GESCHKE Simon
Cofidis 19
2  
 JUNGELS Bob
AG2R Citroën Team 18
3  
 PINOT Thibaut
Groupama – FDJ 14
4 1 ▼3
 CORT Magnus
EF Education-EasyPost 11
5 2 ▼3
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 10
6 3 ▼3
 VINGEGAARD Jonas
Jumbo-Visma 8
7  
 LATOUR Pierre
TotalEnergies 7
8  
 VERONA Carlos
Movistar Team 7
9 4 ▼5
 ROGLIČ Primož
Jumbo-Visma 6
10  
 HOULE Hugo
Israel – Premier Tech 6

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 33:43:44
2 2
 PIDCOCK Thomas
INEOS Grenadiers 1:46
3 3
 MCNULTY Brandon
UAE Team Emirates 7:25
4 5 ▲1
 JORGENSON Matteo
Movistar Team 28:08
5 4 ▼1
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM 30:03
6 7 ▲1
 GENIETS Kevin
Groupama – FDJ 32:37
7 8 ▲1
 ZIMMERMANN Georg
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 43:14
8 6 ▼2
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Deceuninck 46:39
9 10 ▲1
 KRON Andreas
Lotto Soudal 47:13
10 20 ▲10
 STORER Michael
Groupama – FDJ 49:01

コメント

  1. 毎日読者K より:

    総合のランキング表がなんだか変です~
    お時間あらば修正してもらえるとありがたいですm(__)m

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