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2021パリ〜ツール グラベルライドのあるスプリンターの祭典を制覇したのは?

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Photo credit: Mundus Gregorius on Visualhunt
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バリ~ツール(Paris–Tours)は、パリ郊外から大聖堂の街トゥールまで毎年10月に開催されるフランスのワンデイのプロレース。

シュブルーズ渓谷とロワール渓谷を通る主に平坦なコース。最高点はル・ゴー・デュ・ペルシュの200m。丘のような感じだ。

フィニッシュ時にスプリントで終わることが多いため、「スプリンターズクラシック」として知られている。

過去10年の優勝者は

  • 2020    カスパー・ピーダスン
  • 2019 イエール・ワライス
  • 2018    アスビャアン・クラーウアナスン
  • 2017    マッティオ・トレンティン
  • 2016  フェルナンド・ガビリア
  • 2015  マッティオ・トレンティン
  • 2014 イエール・ワライス
  • 2013 ジョン・デゲンコルプ
  • 2012 マルコ・マルカート
  • 2011 グレッグ・ファンアーベルマート
ただ、数年前からグラベルライドが加わっているので、スプリンターが残るのが難しくなっている。
 
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シャルトル~トゥール 212.3km

コースプロフィール photo paris-tours

 

パリ〜ツールは1896年にアマチュア向けに最初に開催され、世界で最も古いサイクリングレースの1つとなっている。

決勝はフィニッシュから49.5kmのコート・ド・ゴゲンヌで始まる。ここから7つの丘と9つの未舗装の道路が現れる。

 

  1. コート・ド・ゴゲンヌ 212m
  2. コート・デュ・ボワド・シャンケイ 500m
  3. コート・ド・ラ・ヴァレ・デュ・ヴアウ 900m
  4. コート・ド・ラ・ロシュール 600m
  5. コート・ド・ラ・ヴィレ・シャルティエ 900m
  6. コート・ド・ヴヴレー 900m
  7. コート・ド・ロシュコルボン 1500m
  8. コート・ド・ゴゲンヌ 800m
  9. コート・デュ・ボワド・シャンケイ 900m

 

上記のように未舗装の道路の距離はそれほど長くはない。だが、連続して現れるのでグラベルライドが得意なライダーには有利だ。

 

注目されるライダーは

  •  Team DSM ケース・ボル、アスビャアン・クラーウアナスン
  •  AG2R Citroën Team グレッグ・ファンアーベルマート、ボブ・ユンゲルス
  •  Trek – Segafredo ディラン・トゥーンス、ジャスパー・ストゥイヴェン
  •  Groupama – FDJ アルノー・デマール、シュテファン・キュング
  •  Lotto Soudal フロリアン・フェルメルシュ
  •  Cofidis, Solutions Crédits クリストフ・ラポルト
  •  Team Jumbo-Visma ディラン・フルーネウェーヘン
  •  Alpecin-Fenix ジャスバー・フィリップセン
  •  BORA – hansgrohe ジョルディ・メーウス
  •  Team TotalEnergies アントニー・テュルジス
  •  Israel Start-Up Nation トム・ファンアスブロック
  •  B&B Hotels p/b KTM ブライアン・コカール
  •  Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux ダニー・ファンポッペル
  •  Team Arkéa Samsic コナー・スフィフト
  •  Uno-X Pro Cycling Team クリストファー・ハルヴォルセン

 

シーズン最後の勝利を得るスプリンターは誰かな。

 

スタート前

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

パリ~ルーベで大活躍したフロリアン・フェルメルシュも登場。グラベルライドはお手の物だ。

 

スタート前の様子。Team DSMやLotto Soudalが先頭に。

 

 

さあ、スタート。

 

シャルトルの大聖堂の前も通るコース。

風が強いので落車も発生。

  1. ガイ・ニープ (Israel Start-Up Nation)
  2. アントニー・テュルジス (Team TotalEnergies)

 

Groupama-FDJが横風分断攻撃に。見事に集団が割れている。

 

最初にジュリアン・デュヴァルとハイス・レームライズがアタック。それにハーン・へレゴットがジョイン。

  1. ジュリアン・デュヴァル (AG2R Citroën Team)
  2. ハイス・レームライズ (Team Jumbo-Visma)
  3. ルーン・ヘレゴッド(Sport Vlaanderen – Baloise)

 

集団は、最大7分まであったタイム差を徐々に減らしている。

 

AG2Rのジュリアン・デュヴァルは、31歳ながら、今シーズンで引退となる。残りは、フランスのクロノ・デ・ナシオンが最後のレースだ。

クロノ・デ・ナシオンは、44.5kmの個人タイムトライヤルだ。

 

3人は残り88kmで集団に吸収されてしまう。37人の大集団となった。ほとんどのチームが乗っているので勝ち逃げとなる。

 

コート・ド・ゴゲンヌ 212m

集団は未舗装路に突入。

 

アルケア・サムシックは5人乗っており、早くも攻撃。

 

最初に攻撃しているのは、ケヴィン・ルダノワ (Team Arkéa Samsic)。

 

コート・デュ・ボワド・シャンケイ 500m

グラベルにはいると何も見えなくなる。

 

先頭は二人となる。コナー・スフィフトだ。

  1. フレデリック・フリソン  Lotto Soudal
  2. コナー・スゥィフト Team Arkéa Samsic

 

更に、ステン・デウルフがジョインする。

  1. フレデリック・フリソン  Lotto Soudal
  2. コナー・スゥィフト Team Arkéa Samsic
  3. スタン・デウルフ AG2R Citroën Team

 

コート・ド・ラ・ヴァレ・デュ・ヴアウ 900m

3人は、すぐに44秒ものタイム差をつける。

 

まるでストラーデ・ビアンケだ。

 

コナー・スゥィフトは、パンクで遅れてしまう。変わってフランク・ボナムールがジョイン。

  1. フレデリック・フリソン  Lotto Soudal
  2. スタン・デウルフ AG2R Citroën Team
  3. フランク・ボナムール( B&B Hotels p/b KTM)

 

集団はトレックが引いている。

 

先頭3人は丘のような登りを越えていく。タイム差は46秒。

 

コート・ド・ラ・ヴァレ・デュ・ヴアウ 600m

残り6セクター残っている。

 

雨でも降った日には大変なことになりそうだ。

 

コート・ド・ラ・ロシュール 900m

先にバイクが走るので砂煙で大変。

 

住宅街の狭い路地を登る。タイム差はどんどん縮まる。

 

沢山の観客がいる中を走る。

 

前回優勝のカスパー・ピーダスンが遅れている。

 

コート・ド・ラ・ヴィレ・シャルティエ 900m

残り4つのセクターだ。タイム差は24秒まで縮まった。

 

Groupama-FDJのヴァンタン・マデュアスがペースを上げている。

 

コート・ド・ヴヴレー 1500m

先頭3人に中々追いつかない。舗装路と違って未舗装が混じるとペースが安定しない。

 

コート・ド・ロシュコルボン 1500m

ロットのエースであるフロリアン・フェルメルシュはパンク。AG2Rのグレッグ・ファンアーベルマートもパンクしている。

だから、フレデリック・フリソンとスタン・デウルフは、逃げて勝つことが許されている。

 

ディラン・フルーネウェーヘンは集団にいる。スプリントに持ち込めるか?

 

先頭3人は登りを走る。タイム差は変わらず22秒。

 

集団もクリアーしていく。Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのダニー・ファンポッペルはなんとか最後尾についている。

 

集団から一人が飛び出す。ADRIÀ Roger(Equipo Kern Pharma)。

 

コート・ド・ゴゲンヌ 800m

これが最後のグラベルなのでタイム差39秒だと追いつかれそうだ。

 

先頭のフレデリック・フリソンが、なんとパンクしてしまう。これは痛い。ロットは勝利のチャンスが無くなった。

 

Groupama-FDJのシュテファン・キュングもパンク。

 

先頭は二人に。

  1. スタン・デウルフ AG2R Citroën Team
  2. フランク・ボナムール( B&B Hotels p/b KTM)

 

なんと、アルノー・デマールがアタック!

 

後ろには、アルノー・デマールとジャスパー・ストゥイヴェンの姿が。

 

追走の二人は追いつかない。追いつけばアルノー・デマールが有利になるので、ジャスパー・ストゥイヴェンは一人で追いつかないといけない。

  1. アルノー・デマール Groupama-FDJ
  2. ジャスパー・ストゥイヴェン Trek-Segafredo

 

2対2のタイムトライヤルだ。追いつかれると二人の勝利はまずない。初優勝を目指して二人共全開でいくしかない。

 

両者は50km/hのスピードで進んでおり、同じペースならば追いつくことはない。前に見えているが中々追いつかない。

 

残り1.1kmだ。タイム差は5秒。ゴール前に捕まえるつもりだ。

 

アルノー・デマールは、スプリントに備えている。

 

さあ、二人が追いついた。

 

 

アルノー・デマールは、うしろのジャスパー・ストゥイヴェンを気にする。

 

ゴールにむかって、最後の牽制が始まった。

 

誰が最初に仕掛けるのか。ゴールに近いほどスプリント力にまさるアルノー・デマールが有利だ。

 

さあ、スプリント開始! 

 

アルノー・デマールが先頭に立った。

 

アルノー・デマールがハンドルを投げた~。

 

勝ったのはアルノー・デマールだ~!

アルノー・デマールは、今シーズンの9勝目をあげた。グランツールでは勝利を得られなかったが、プロレースや、1クラスのレースでは圧倒的だ。

今回は、自らが逃げて勝利をたぐりよせたのだから凄い。スプリンターの祭典といいながら、数年前からグラベルライドを取り入れたことでスプリンターが残るのが難しくなっている。

まるでストラーデ・ビアンケのようで、見ている側は面白いレースだ。それでも、勝てたアルノー・デマールは、今日最強のライダーだった。

 

こちらはハイライト動画

 

リザルト

RnkRiderTeamUCITime
1
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ2004:33:07
2
 BONNAMOUR Franck
B&B Hotels p/b KTM150,,
3
 STUYVEN Jasper
Trek – Segafredo125,,
4
 DEWULF Stan
AG2R Citroën Team1000:03
5
 VAN POPPEL Danny
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux850:40
6
 COQUARD Bryan
B&B Hotels p/b KTM70,,
7
 MARIT Arne
Sport Vlaanderen – Baloise60,,
8
 PASQUALON Andrea
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux50,,
9
 TRARIEUX Julien
DELKO40,,
10
 CAPIOT Amaury
Team Arkéa Samsic35,,
11
 VAN HOECKE Gijs
AG2R Citroën Team30,,
12
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix25,,
13
 LEROUX Samuel
Xelliss – Roubaix Lille Métropole20,,
14
 TABELLION Valentin
Xelliss – Roubaix Lille Métropole15,,
15
 ALLEGAERT Piet
Cofidis, Solutions Crédits10,,
16
 TURGIS Anthony
Team TotalEnergies5,,
17
 BERRADE Urko
Equipo Kern Pharma5,,
18
 LOUVEL Matis
Team Arkéa Samsic5,,
19
 ADRIÀ Roger
Equipo Kern Pharma5,,
20
 VAN EMDEN Jos
Team Jumbo-Visma5,,

 

 

 

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