ロードバイクの情報を発信しています!

ワウト・ファンアールトが乗る2021 Bianchi Zolder Pro

機材情報
photo Cory Benson
この記事は約7分で読めます。

ワウト・ファンアールトはロードからシクロクロスに乗り換えてレースを行っている。

アクセル・メルクスは、ワウトが3年間休んでないので燃えつきてしまうのではないかと発言していたが、そんな心配はないかもしれない。

ロットのトーマス・デヘントなどはオフでも、5日乗らなかったら気がくるってしまいそうと言うくらい自転車好きだ。つまりほとんどオフは取らない。

プロでも、オフに完全に乗らない人と、乗る人に分かれるがワウトも少ない休暇だけで切り替えている。

今シーズン、ワウト・ファンアールトがシクロクロスで乗るBianchi Zolder Proを見てみよう。

 

スポンサーリンク

2021 Bianchi Zolder Pro

photo Cory Benson

ここ数年、ワウト・ファンアールトは、Vérandas Willems-Crelanチームで走っていた時には、FeltStevensクロスバイクでワールドカップをレースしていた。

ユンボ・ヴィズマに移籍してからは、ビアンキに乗っている。来シーズンからは、どうするのかな。サーベロに切り替わると言われているけど。

 

photo Cory Benson

ワウト・ファンアールトは昨シーズンのシクロクロスで、すでにBianchi Zolder Proのプロトタイプに乗っていた。

2台使っていたが、1台はすでに2021年モデルとそっくり。

 

photo Cory Benson

2020年モデルと比較すると、シースステイはドロップされており、シートステイブリッジもなくなっている。

2021年モデルではジオメトリの変更はない。

 

photo Cory Benson

フロントフォークはマイナーチェンジを受け、クラウンをトリミングして(古いフェンダーマウントをなくして)、タイヤクリアランスを40mmに向上させるために、内側にスクエアオフデザインを採用している。

ワウトは、こだわりとして、シートチューブのボトルの位置を下げるように依頼している。自転車を背負っているときに邪魔にならないようにするためだ。

 

photo Cory Benson

172.5mmクランクに間隔の狭いCX pro 46/39Tチェーンリングを備えた完全なShimano Dura -Ace Di2R9100でレースをしている。

グラベル用のShimano GRXグループセットではなく、Shimano Dura-Ace Di2を使用。

さらに、少しスリムでラベルのない次世代XTRペダルのセットを使用。

Shimano XTRペダルのプロトタイプのようだ。新しいXTRモデルであるとしか想定できない。若干小型化しているように見える。

 

photo Cory Benson

ハンドルは、METRON 6D INTEGRATEDを使用。ステム一体型なので剛性が高い。

Bianchiは、SRAMと提携しているが、ワウト・ファンアールトはチームのスポンサーであるShimanoのブレーキを使用。

 

photo Cory Benson

ワウトは、前世代のFizik Antares R1サドルにカーボンレールを採用し、WingFlexカットアウトにセレステのカラーを合わせている。

FSA K-Forceカーボンシートポストの周りに追加のクランプを備えており、路面からの衝撃で滑らないように工夫している。

 

photo Cory Benson

C40Dura-Aceカーボンチューブラーホイールにタイヤは33mm DugastTyphoonチューブラー。

タイヤは綿のケーシング、ネオプレンの側壁保護コーティング、およびより柔らかい11Stormゴムコンパウンドを備えており、今回のターボルのシクロクロスコースにある芝生に対応している。

当然、コースの状況によってタイヤを変えている。今回は凍結した芝生に対応する装備となっている。

 

photo Cory Benson

プロは、障壁を飛び越えているように見えるが、実際は低圧チューブラーをリムまで折りたたんで上手く超えている。

高く飛んでいては、無駄な体力を消耗してしまうからだ。

 

photo Cory Benson

こちらは、ワウト・ファンアールトの予備のバイク。今回のターボルでのシクロではバイク交換することはなかったので出番なし。フレームのデザインが違いますね。

 

photo Cory Benson

今年はワールドカップも縮小されてあと4レースのみ。残りのレースはベルギーとオランダで開催するので、いずれも自宅から参加できる。

最終目標は世界選手権なので、徐々にコンデションを上げていくでしょうね。

 

Bianchi Zolder Proフルバイク仕様

photo Bianchi

  • フレームセット:  2021 Bianchi Zolder Pro
  • フロントブレーキ:  Shimano Dura-Ace R9170 Hydraulic Discキャリパー
  • リアブレーキ:  Shimano Dura-Ace R9170 Hydraulic Discキャリパー
  • ブレーキ/シフトレバー: Shimano Dura-Ace Di2 R9170 Hydraulic Disc Brake Dual Control Lever
  • フロントディレイラー: Shimano Dura-Ace Di2 R9150
  • リアディレイラー: Shimano Dura-Ace Di2 R9150
  • カセット:  Shimano Dura-Ace Di2 R9100 11-30T
  • チェーン: Shimano Dura-Ace
  • クランクセット: CX pro 46/39Tチェーンリング
  • ボトムブラケット:  Shimano Dura-Ace
  • ホイールセット: Shimano C40Dura-Aceカーボンチューブラー
  • タイヤ:  DugastTyphoonチューブラー 33mm
  • ハンドルとステム:  Vision Metron 6D Integratedハンドルバーとステム
  • バーテープ: FSA Ultracork tape
  • ペダル:  Shimano Prototype XTR
  • サドル:  Fizik Antares R1サドル
  • シートポスト: FSA K-Forceカーボンシートポスト

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました