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ワウト・ファンアールトのレース復帰OK。将来はグリーンジャージを目指す!

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Photo Wout van Aert facebook
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2019ツール・ド・フランス第13ステージの個人TTのクラッシュからの復帰を続けているワウト・ファンアールト。

12月27日にDVV Trofee シリーズ第5戦ルンハルトで復帰が決まっている。

 

ワウト・ファンアールトはTeam Jumbo-Vismaのトレーニングキャンプにも参加しており、ロードの平地では問題なく走れているようだ。

彼は、STRAVAにシクロクロスとバイクペーサーの記録をあげているのだが、バイクペーサーの記録が凄過ぎる。

まあ、プロならば普通なんだろうけれども。

 

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シクロクロスの練習もOK

https://www.strava.com/pros/189040

Wout van Aert strava.com

ワウト・ファンアールトは午前中にKasterleeの森でシクロクロスの練習を35km。1時間30分している。

彼によると、

私のシクロクロススキルを回復するのに最適な条件だ!

と書いている。

そして、その午後の記録が上のSTRAVAのデータだ。バイクペーサーとはいえ135kmをAV42.3km/h。

区間記録を見るとAV55km/hを越えている所もあるからスピードは大丈夫そうだ。ただ、ワウト・ファンアールトによると、スクーターの後ろはスピンで雨のしぶきがかかって大変だったと書いている。

雨降ったみたいですね。

医師の最終診断の結果もOKが出た。これで、ルンハルトのワールドカップシクロクロスレースも出場可能だ。

1週間後にレース復帰となるが、ルンハルトは家からも近く、子供の頃から走っている場所でもある。

プロとして5回レースして、すでに2回優勝している場所ではあるが結果は気にしないという。

多くを期待していません。この冬、特定のクロスカントリートレーニングはプログラムに含まれていなかった。シクロクロスは今でも最高のものだが、この冬は楽しみたいだけだ。

結果に関しては、おそらく失われた年になるでしょう。

まだ未完成な部分もあると本人も言っているので、まずは、1時間走れることが重要だ。

 

こちらは2017年2年前のレースだ。ワウト・ファンアールトは世界チャンピオンジャージで走っている。優勝はマチュー・ファンデルプールだが、まだ少し上半身の身体の線が細いように感じる。

ワウト・ファンアールトの復帰は、12月27日金曜日だ。

 

ワウト・ファンアールトは将来グリーンジャージを狙う

Photo Wout van Aert instagram

ワウト・ファンアールトは他のインタビューで、2019年に私はスプリンターとしての自分を発見したと語っている。

将来的には緑のジャージをゴールとすることも考えていると言う。

2019年、ワウト・ファンアールトはJumbo-Vismaに移籍して、様々な面で才能を開花させた。まず、タイムトライヤルではベルギーチャンピオンを獲得するまでにタイムを向上。

2019年のベルギー国内タイムトライヤルの争いは過去最高に熾烈な戦いとなった。そのレベルは高く、見事ワウト・ファンアールトはチャンピオンのタイトルを獲得。

 

この時、ワウト・ファンアールトはライバル達に圧倒的な大差のタイム差で勝っている。3位のレムコ・イヴェネブールに対しては、39秒もの差をつけている。

だが、レムコ・イヴェネブールの成長の加速度は凄まじく、その後ヨーロッパ選手権TT優勝、世界選手権2位となるまで強くなった。

 

だが、そのレムコに対して、ワウト・ファンアールトはベルギーTTでは勝っているのだ。

そして、更に

今シーズン、自分にスプリンターとしての才能があることも発見した。以前は、厳しいレースの後にはスプリント出来なかったが、今年の夏の間にそれが変わった。

 

ワウト・ファンアールトが語るのは、2019ツール・ド・フランス第10ステージで全てのスプリンターを倒したことを差している。

今では、その勝利がどれほど美しいかを実感している。エリア・ヴィヴィアーニに競い勝ったことは素晴らしいことだ。

この2019ツールでのスプリントでは、上位陣は全て世界一流のスプリンターだった。

3位には2019年最強と言われたスプリンターであるカレブ・ユアン。

 

ワウト・ファンアールトに並んでスプリント勝負出来たのはエリア・ヴィヴィアーニだけだった。グリーンジャージのサガンもいたが早々にスプリントをあきらめている。

これが、ファンアールトがグリーンジャージを夢見る理由だ。

いつか目標を設定します。ドーフィネとツールでスプリント勝負出来ることがわかった。いつかの日かグリーンジャージに行きたいと思う。

私のようなライダーのタイプにとって、グリーンジャージはキャリアで勝つことができる最高の賞の一つです。

夏の間に変わったということは才能を覚睡させたということだ。ブロロードの厳しい走りで前半は成績を残せなかったが、わずか半年で順応したという訳だ。

来年シーズンすぐに、グリーンジャージを目指す訳ではない。その前に、ロード選手として今シーズンの力を取り戻してからの話だろう。

まずは、シクロクロスレースでの元気な姿を期待しておこう。

 

ツール・ド・フランス第10ステージ ハイライト

 

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