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2026 ジロ・デ・イタリア第9ステージ Red Bullのジュリオ・ペリツァーリは何故遅れたのか?

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ここまで、第7ステージのブロックハウスでもヨナス・ヴィンゲゴーに果敢にチャレンジしていたRed Bull – BORA – hansgroheのジュリオ・ペリツァーリ。

休息日前の山岳ステージでも、見せ場を作ると思っていたのだけど~。

だが、この日は最終勝負どころのコルノ・アレ・スカーレの登坂で早々にメイン集団から脱落。ステージ優勝したヨナス・ヴィンゲゴーから大きくタイムを失う結果となった。

 

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第8ステージまで絶好調なチャレンジャー

第7ステージのブロックハウスでチャレンジするジュリオ・ペリツァーリ

 

第7ステージのブロックハウスを前に、チーム作戦会議でジュリオ・ペリツァーリは、ヨナス・ヴィンゲゴーにできる限り彼に食らいつく、とコーチに強い意気込みを語っていた。

それは現在のヨナス・ヴィンゲゴーの力と彼の差の情報を集めるためでもあった。

実際に王者ヴィンゲゴーのアタックに唯一反応し、限界を超えてタイムを失ったものの、チームはその勇敢な走りと得られたデータに大きな手応えを感じていた。

昨年末にも、自分に限界を設けないと言っており、有言実行している段階だ。

 

さらに、ジロの開幕前は意図的に100%の状態にはしておらず、レースを通して成長する計画であり、ブロックハウスではツアー・オブ・ジ・アルプスを上回る好数値を叩き出していたという。

そのため、チームのシルヴェステル・シュミットコーチは、第8ステージ終了後も極めて強気だった。

第10ステージに控える42kmのタイムトライアルに向けて、

「ジュリオはヴィンゲゴーよりも良い結果を出すと本気で信じている、ダメージを最小限に抑えることなど全く考えていない、それどころかタイムを奪いたい。」

と熱弁していたほどだ。

 

好調な若き才能を襲ったジロの試練

 

しかし、状況はあまりにも急激に暗転。第9ステージのコルノ・アレ・スカーレの登りで、ペリツァーリの足は完全に止まった。

最初はジョバンニ・アレオッティにひかれていたが、ゴール手前では単独に。

他の総合勢のペースにすらついていくことができず、ステージ優勝のヴィンゲゴーから1分28秒もの遅れをとってしまった。

 

これまでの好調から、何故これほど急激に悪化してしまったのか?

レース後、シュミットコーチは困惑の表情を浮かべ、ペリツァーリが一日中体調が優れず、無線で何度も調子が悪いと訴えていたことを明かした。

チームドクターによる本格的な調査が待たれるが、ウイルス性胃腸炎などの影響が強く疑われている。

 

以下はシルヴェステル・シュミットコーチのコメント

第8ステージまではタイムトライアルでタイムを奪いに行くと非常に強気なコメントをされていましたが、今日の失速は予想外でしたか。

ああ、状況がいかに早く変わるものか、本当に疑問の表情を浮かべるしかないよ。彼は今日一日中、ずっと体調が良くなかったんだ。レース中にも無線で何度も調子が悪いと言っていたよ。

 

ブロックハウスではアルプス以上の数値を出し、大会中に成長している段階とおっしゃっていましたが、何が起きたのでしょうか。

たった2日間の間にここまで急激に悪化するのは不可解な展開だ。おそらくウイルスかもしれないけれど、これからドクターが調査する予定だよ。

今はあまり多くは言えないが、今日ジュリオの体調が悪かったことだけは確かだ。

 

ブロックハウスでの限界突破の代償だったのか、あるいは不運なウイルスによるものなのか。総合9位へと後退し、予定していたタイムトライアルでの大逆転劇には暗雲が立ち込める形となった。

チーム内では好調なジェイ・ヒンドリーが総合4位に上がり、ジュリオ・ペリツァーリとは43秒差となった。個人タイムトライヤルでジェイ・ヒンドリーを逆転しなければ、チームのエースはジェイ・ヒンドリーとなりそうだ。

まずは休息日に体調を万全に戻し、再び山岳で輝きを取り戻す姿を期待したい。

 

 

 

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