スウェーデンのブランドPOCから同社の最軽量ヘルメット Ventral Liteが登場した。
これまでのヘルメットから20%以上重量を削って180gとなっている。ヘルメットは強度を確保しながら、なるべく軽いほうが良いに決まっている。
POCは、脳震盪のリスクを軽減すると言われるMIPS低摩擦ヘルメットライナーを提供した最初のブランドでもあるが、このVentral Liteには搭載されていない。
POC Ventral Lite
画像を見てもわかるように、空気の通るベンドが沢山設けられていることがわかる。
安全性を犠牲にすることなく余分な材料を削り取ることに焦点を当てて、いくつかの開口部の周りにほんの少し微妙に形を変えている。
POCは、インモールシェルを可能な限り削除することで Ventral Liteを軽量化した。
そのために、POCはインモールドヘルメットの全体的な構造を改良し、よく薄くなったポリカードネード製の外郭に、より深く、正確な構造のリブを追加して、下にあるフォームをサポートした。
POCは、より軽量で低密度の68g/d㎥のEPSフォームを使用。これは衝突時に最適な衝撃保護を維持しながら、可能な限り軽量化することを目的としている。
ストラップは細くなり、固定ストラップとなっている。調整はPOCダイヤルで行い、ヘッドを360°囲む軽量のワイヤーで引っ張られる。
Ventral Liteは、5色のカラーで提供。あまり明るい色はないようだ。サイズはS・M・Lの3種類。
価格は275ドル(約2万9千円)。
このVentral Liteは、2020パリ~ニースで EF Education – Nippoのライダーが使用することになっている。その時にはヘルメットのカラーはピンクとなっているはず。
なお、現在史上最軽量のヘルメットといえばOGKのFLAIRで170g。さすがOGKだ。
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