今シーズンのシクロクロスデビューをスーパープレスティージュ第5戦ボームで飾ったイネオスのトム・ピドコック。結果は7位。
レース前に、まだ痛めている膝が完治していないことを告白していた。世界選手権ロードが終わって長い休養を取っていたけれども、まだ治っていないのは少し気になる。
トム・ピドコックの来シーズンのプランが既に公開されており、彼のコーチが2022年の目標についてコメントしているので聞いてみよう。
2022年のグランドツアー
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マウンテンバイクのオリンピックチャンピオンであるトム・ピッドコック(Ineos Grenadiers)のコーチ、カート・ボガーツは、彼の計画に忙しい。
カート・ボガーツは、ロード2年目となるトム・ピドコックが次のステップに進むことを説明している。
ベルギーのクラシックシーズンはオンループ・ヘットニュースブラッドで幕を開け、その後の春のプログラムは2021年と同様になる。
その後は、ボガーツが「ジロは理想的だ」と強調したように、ジロ・デ・イタリアでのデビューが予定されている。
来年のジロ・デ・イタリアは、5月6日にブダペストをスタートし、5月29日にヴェローナをゴールとする。
ジロ・デ・イタリア出場が決まっているのは
- リチャル・カラパス
- フィリッポ・ガンナ
- トム・ピドコック
- エリア・ヴィヴィアーニ
エースはリチャル・カラパスですね。ガンナはわかるけど、驚きはエリア・ヴィヴィアーニがジロに出させて貰えること。スプリントでの勝利を目指すことになる。
トム・ピドコックはどんな役割となるだろう。他のメンバーが発表されるとわかるでしょうね。
トム・ピドコックのレーススケジュール
シクロクロス世界選手権が終わってから、ロード開始まではしばしのオフ。ストラーデビアンケの前には、調整レースもあるでしょう。
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05.03 Strade Bianche
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19.03 Milano-Sanremo
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03.04 Ronde van Vlaanderen – Tour des Flandres
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10.04 Amstel Gold Race
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17.04 Paris-Roubaix
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24.04 Liège-Bastogne-Liège
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06.05 Giro d’Italia
東京オリンピックの金メダリストは、7月に開催されるマウンテンバイクのワールドカップに出場する。
そして、2022年8月下旬にフランスのレスゲッツでマウンテンバイクの世界チャンピオンになることを目指している。
正直に言うと、彼はマウンテンバイクが一番好きなんだ。彼の能力に最も適したスポーツだ。
とコーチのカート・ボガーツが付け加えている。
つまり、ブエルタには出場しない。夏場はマウンテンバイクに集中する。トム・ビドコックの目標もロード、シクロクロス、マウンテンバイクで世界一になることだ。
着実に目標に向かってチームも後押ししてくれることになる。
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