現在ワールドツアーチームでも、10チーム以上が使っているケトン。ただ、ケトンについては意見が分かれており、MPCCに所属するチームは使用していない。
MPCCとは
Mouvement pour unCyclismeCrédibleの略で、自転車界における世界的な反ドーピング倫理運動のことを言う。
ケトンは、元々肝臓で生成されるもので、WADAでもドーピング禁止薬物とはなっていない。今後はUCIも議論することになっているけど、身体の中で出来るものだ。
これまでワールドチームではSoudal – Quick StepとAlpecin-Deceuninckがケトンのブランドとスポンサーシップを結んでいたが、これにTeam Visma | Lease a Bikeも加わる。
Ketone-IQと提携
この投稿をInstagramで見る
ケトン体は近年、持久系スポーツでますます人気のサプリメントとなっている。ケトン体は、脂肪、炭水化物、タンパク質と並ぶ「第4の栄養素」と考えられている。
ケトン体を使用することで、エリートアスリートの疲労回復と睡眠が改善されることが示されている。
すでにJumbo-Vismaの時から数年間使用しており、効果は実践済み。
これまでは高価なサプリメントを自費購入していたが、これからは無料で使用することができる。
これは大きなメリットだ。
Team Visma | Lease a Bikeの公式サイトではケトンについて肯定的な見方をしている。
「私たちはこのサプリメントについて数年の経験があり、その効果については肯定的だ。
ケトン体を摂取すると、体内の燃料貯蔵量が早く補充されるため、選手はハードなトレーニングやレースからの回復がよくなる。睡眠の質も向上する。このように、私たちはトレーニング効率を高めている。」
元々、古代の人がもっていたエネルギーの一つがケトン体だ。糖質制限とかしていると出来る物質だ。
コメント