Groupama-FDJはツール・ド・フランスのタイムトライアル用に新しいタイムトライヤルバイクを用意した。
スポンサーであるWilierは、Groupama – FDJのシュテファン・キュングと共に開発した新しいタイムトライアルバイク、Supersonica SLRを発表。
このバイク、価格は日本円で400万円以上だ。
Supersonica SLR
この新しいバイクは、Wilierの以前のタイムトライアルバイクTurbine SLRよりも16%も空気力学的に優れているという。
これは新しいフレームによるものだけでなく、Wilierがカスタム・タイムトライアル用ハンドルバーを装着したバイクを提供するためでもある。
これは価格にも反映されており、フレームセットが9,000ユーロ(約150万円)で購入できるのに対し、カスタムハンドル付きの完成車はなんと27,400ユーロ(約460万円)もする。
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新しいバイクの開発中、Wilierは、ステファン・キュングと協力し、彼は新しいSupersonica SLRに大喜びした。
シュテファン・キュングのコメント
Wilierの仕事ぶりには非常に満足しているし、また非常に感銘を受けた。2023年8月にWilierとチームとの契約が結ばれると、彼らはすぐにSupersonicaプロジェクトに100%集中した。
9ヶ月でゼロからバイクを開発することは難しい仕事だが、9ヶ月で最高のタイムトライアルバイクを開発することはさらに難しいことだ。
これほど長い間、このバイクに携わり、私の話に耳を傾け、ついてきてくれた人たちを見ると、レース当日に全力を尽くす強いモチベーションになる。このバイクはスピードのために設計されており、乗ってすぐにそれを感じることができる。
2024年初頭に最初のプロトタイプに乗った後、いくつかの変更を加えた。その後すぐに2番目のプロトタイプが届き、私のリクエストに完璧に応えてくれた。早く乗りたいし、何よりも勝ちたい!
サイズは、シュテファン・キュングのL/XLだけが、現在用意されている。この後、XS/S と Mが2025年に販売される。
シュテファン・キュングは、ツール・ド・スイス第1ステージでSupersonica SLRを使ったはずだけど、結果は10秒遅れの8位。ツール・ド・フランスの長いTTステージで、結果を出さないといけない。
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