プロが持っているStravaのKOM(キング/クイーン・オブ・ザ・マウンテン)を次々と抜いていったカナダのジャック・バーグに嬉しいニュースが舞い込んでいる。
現在、4つのワールドチームから話が来ているというのだ。
プロとなれるのか
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ジャック・バーグは、寒い11月にモルティローロ峠の記録を抜いた。これまでは、ヴィンチェンツォ・ニバリが2019 ジロ・デ・イタリア第16ステージで記録した44分52秒だった。
ジャック・バークは、ニバリが記録したこれまでのKOMより1分7秒も速いタイムで上がっている。続いてステルヴィオ峠のKOMも取ったと。
さらにアルプ・デュエズの記録も抜いた。セップ・クスが2022ツール・ド・フランス第12ステージで記録したタイムよりも、9秒速い。
ただ、ヴィンチェンツォ・ニバリやセップ・クスはレースの最後の場面で記録しており単独でタイムを狙った訳ではない。
それでも、パワーは抜群だ。ただ、29歳でクラブチームのマアチュアライダー。2022 ツアー・オブ・スロベニア総合18位、2022 サズカ・ツアー山岳賞4位の記録が目立つくらい。
すでにワールドツアーチームは、2025年のメンバーを確定しているチームも多い。確実にプロ契約が取れるのかは難しいところだろう。
ジャック・バーグが目指すプロサイクリストとなれたら本当に凄いことだ。
ジャック・バーグのコメント
ソーシャルメディアを通じた非常に非公式なものだが、間違いなく関心はある。問題は、シーズンが遅すぎてスポットを確保するのが難しいことだ。
今見積もるなら、来年のワールドツアーに出場する可能性は30%だと思う。私の最大の夢は、セップ・クスのようなGCマンの最高のアシストの一人になること。
彼は私の友人でもあり、よく一緒にレースをしていた。私の願いは、もしチームがランキングを争うグランツールに行くなら、リーダーに関係なく私を最初に選んでくれること。
彼らは私が最高のサポートであることを知っているので、それが私が夢見ているものなんだ。自分自身で結果を求めて競争するよりも、他の人が良い結果を得るのを助ける方が得意だ。
今年は、参加し始めたすべての大会で優勝し、有名なKOMを3つ達成した完璧な年だった。それが十分でないなら、来年他に何ができるか分からない。
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