Team-Jumbo-Vismaは2020年の最初のチーム合同合宿のためにスペインのアリカンテにいる。
今年のTeam-Jumbo-Vismaはやる気満々だ。すでにツール・ド・フランスのメンバーも発表してイネオスを撃破する気だ。
しかも、3人のリーダーを立てる万全の体制。トム・デュムランにプリモシュ・ログリッチ、そしてステフェン・クライスヴァイク。
だが、何故か3人目のリーダーのステフェン・クライスヴァイクの姿はない。
2020ブエルタのエースなのに
🇪🇦#Vuelta2020@s_kruijswijk will be our team leader for the coming Vuelta.🚴♂
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) December 17, 2019
“I see it as a great opportunity to get on the podium in the Vuelta.”🏆
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ステフェン・クライスヴァイクは既に、2020ブエルタ・ア・エスバーニャのリーダーに指名されているのだ。
そのため、ツール・ド・フランスではリーダーの一人だが、どちらかといえば山岳でのアシスト役に回ることが多くなるはずだ。
その強力なリーダーの一人が不在なのは、すべて昨年のブエルタから始まっていた。彼が合同合宿に参加していない理由は膝の負傷によるものだった。
彼はブエルタ第1ステージで落車して負傷した膝のために、第4ステージでリタイヤしている。その後、Tre Valli Varesine (1.HC)DNF。Il Lombardia (1.UWT)DNF。
ジャパンカップは11位でフニッシュしたが、まだ万全の膝の調子ではないのだ。現在もモナコの自宅に残っている。
Jumbo-Vismaの対応は
しかし、Team Jumbo-Vismaは、32歳のクライスヴァイクについて心配していない。
ステフェン・クライスヴァイクの次のトレーニングキャンプはスペインのテネリフェ島で行うと決まっているからだ。
彼の今シーズンの開幕の予定は、3月2日のパリ~ニースだ。まだシーズンインまで1か月半あることになる。彼の場合には、シーズン後半にかけてコンディションを上げていけば良いので遅いスタートでも全く問題ない。
パリ~ニースでシーズンインし、その後、高度トレーニングを行う。ステフェン・クライスヴァイクのレーススケジュールは以下の通り。
膝のケガというのは長引きやすい。トム・デュムランも1シーズンを棒に振ってしまった。常に力のかかる場所でもあり、トレーニングの強度をあげることは慎重に行わないといけない。
今回、合同合宿に来ていないのは大事を取ってのことだろう。膝が万全でないと言われているのは少し気になる所だが。
ステフェン・クライスヴァイクは、シーズン後半を不意にしてしまったブエルタでリーダーをつとめる。
自らを追い込んだブエルタで今度は頂点を目指して戦うことになる。まずは膝の状態を場全にしてシーズンに入ってほしい。
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