第13ステージをスタート前にTrek-Segafredoのマッズ・ピーダスンがリタイヤすることが発表された。
前日の第12ステージでは、逃げに乗りスプリントポイントを獲得。ポイント賞争いではジョナサン・ミランに24ポイント差と迫っていた。
それなのにリタイヤとは~。
わずか一日で
Smile if you’re a Dane with a grand tour grand slam 🇩🇰😁 pic.twitter.com/lp7xmPaSWU
— EF Pro Cycling (@EFprocycling) May 16, 2023
Trek-Segafredoからの報告では、マッズ・ピーダスンは眠れない夜を過ごし、咳がひどかったと。
目が覚めると、喉の痛みと気管支感染症を患っていた。
マッズ・ピーダスンは、このジロ・デ・イタリアで
- 第1ステージ 個人タイムトライヤル 12位
- 第3ステージ 2位
- 第5ステージ 3位
- 第6ステージ 優勝
- 第10ステージ 4位
- 第11ステージ 4位
- 第12ステージ 135kmの逃げ
非常に好調。ポイント賞も狙っていた。
前日にあれだけ元気だったのに信じられないけれど、雨が多いので仕方のないことかもしれない。ただ、一日で急変というのは不思議な感じもする。コロナでないと良いのだけど。
これでポイント賞争いは、UAE Team Emiratesのパスカル・アッカーマンが2位に。ただ、88ポイントとジョナサン・ミランの164ポイントの半分。
これはジョナサン・ミランのポイント賞は完走さえすれば、ローマまで敵なしかもしれない。
コメント
山岳での本格的な総合争いがまだはじまってもいないタイミングで、スターや実力派の選手が次々と去っていく…。
相変わらず厳しい山岳や長いタイムトライアルが特徴的な今回のジロですが、新型コロナやスリッピーな路面、少しでも体調を崩せば復調することを許さない冷たい雨などそれ以外の障害も多すぎる。
見てて楽しさより心配が勝るレースです。
ある意味では近年のグランツールで一番難易度が高いかもしれませんね。
新型コロナの影響は大きすぎますね。誰が犠牲になるかわからないのが怖い。
雨も、ほんとにジロの下りでは怖すぎますね。
ローマにたどりつくライダーは一体何人になるのか、これ以上のケガや理不尽なリタイヤは見たくない感じです。