ツール第11ステージはサガンの降格やワウト・ファンアールトの罰金など、ゴール後に色々とあった。
サガンは失ったポイントを取り返すためにゴールを目指すのか注目されたが~。
第12ステージ ショヴィニー〜サラン 218㎞
- スプリントポイント 51km
- 4級山岳 Côte de Saint-Martin-Terressus (登坂距離1.6k・平均勾配8.1%) 104km
- 4級山岳 Côte d’Eybouleuf (登坂距離3k・平均勾配4.4%) 121km
- 3級山岳 Côte de la Croix du Pey (登坂距離6k・平均勾配5.1%) 178km
- 2級山岳 Suc au May (登坂距離3.7k・平均勾配7.4%) 192km
4つの山岳ポイントがあり、2級山岳Suc au May(スック・オ・メイ)にはボーナスタイムがあるので総合勢は頂上付近でバトルを行うのか?
最後は登りゴールとなっている。パンチャー有利か?
6人の逃げ
逃げに乗っているのは6人。
- 42. Kasper Asgreen(カスパー・アスグリーン)Deceuninck-Quick-Step
- 93. Imanol Erviti(イマノル・エルビィティ)Movistar
- 147. Luis Léon Sánchez(ルイスレオン・サンチェス) Astana
- 177. Nils Politt(ニルス・ポリッツ)Israel Start-Up Nation
- 182. Mathieu Burgaudeau(マチュー・ビュルゴドー)Total Direct Energie
- 198. Maximilian Walscheid(マックス・ワルシャイド)NTT Pro Cycling
ルイスレオン・サンチェスに、カスバー・アスグーン、ニルス・ポリッツもおり逃げ切りを目指してゴールを目指す。
スぺインチャンピオンのルイスレオン・サンチェスはカスタムペイントのWilier Zero SLRに乗っている。
3級山岳は全く争うことなく、マチュー・ビュルゴドーを先頭に通過。
集団はBORAに変わってCCCが先頭に立つ。
集団が30秒まで迫ったところで、カスパー・アスグリーンとイマノル・エルビィティが先頭集団から抜け出し、後は集団に飲み込まれる。
だが、二人も逃げれなかった。ここから大量離脱が発生する。
新たに出来た6人の先頭集団からマルク・ヒルシ(Team Sunweb)がマルク・ソレル(Movester)を抜いてトップに立つ。
マルク・ヒルシは第2ステージ2位。第9ステージではソロで逃げて3位。今度こそ、最後まで逃げ切れるか?
第2集団は16人おり、ドリース・デフェイナンスがジュリアン・アラフィリップを引いている。
すでに完全に千切れてしまったサム・ベネットのステージ優勝はあきらめている。
ジュリアン・アラフィリップは何度もアタックをかける。ラスト5kmのゲートを越えた所でも下りでアタック。
だが、アラフィリップは何度アタックをかけても、強力なライダーばかりで通用しなかった。ついにあきらめてしまう。
マルク・ヒルシは3度目の正直でついに逃げが実った。22歳の若者はついにステージ優勝を手にする。これだけ逃げて勝てるのは凄い。新たなスターの誕生だ。
コメント
いつもちゃんさんのブログを見させていただいています。
僕は、ログリッチ(TEAM JUMBO VISMA)のファンで、現在マイヨジョーヌキープで、2位(Egan Bernal)と21秒キープをしていてもしや総合優勝行けるのでは?と興奮する毎日です。
質問ですが、ちゃんさんの総合優勝(Tour de France)予想や、ちゃんさんの好きな選手は、誰ですか?教えていただけるとませんか?
話は変わるのですが、Tour de Franceにおいての、記事を書かれる際に、現在の総合順位(マイヨジョーヌ)や秒差、ポイント賞の順位、山岳賞の順位、ヤングライダー賞の順位、ステージの順位や秒差をトップ10まででもいいので書いていただけませんか?
普段から、画像や動画を用いて書かれており、とても読みやすく、毎ステージ書くのも大変だと思いますが、ぜひ参考にしてると幸いです。
バナナさん,熱いコメントありがとうございます!
優勝はずばり、バナナさん大ファンのプリモッシュ・ログリッチェでしょう。第7ステージで落車で中切れが起こり、タディ・ポガチャルが1分28秒遅れたのが最後まできいてくるでしょうね。
2020スロベニア国内TTではポガチャルが9秒上回りましたが、これはバイク交換のおかげ。ツール第20ステージのTTでは間違いなくログリッチェも対策をしてくるはず。
アシストの層も違う。UAEはファビオ・アルに続いてダヴィテ・フォルモロもリタイヤしているので厳しい。
ダビ・デラクラスは少し復調してきたけど、腰に痛みを抱えてますしね。
あとは、バットデイがなければ、このまま行くとでは。落車も怖い。
好きな選手は沢山います。特にケガから復帰とか、成績が悪かったのに頑張っている選手とかは好きですね。有名でない選手では、アルケア・サムシックのコナー・スウィフトのファンです。
今年ツール初出場でしっかりと、ナイロ・キンタナの信頼を受けて平坦で引いている姿を何度も見れて嬉しい限り。
各ステージの記事を読んで下さっているとは嬉しいです! 出来る限り各ステージの順位とかも書きたいと思います。速報だと英語表記になりますけど。
また、読んでいただけると幸いです。