2度目の世界チャンピオンとなったジュリアン・アラフィリップは、ミラノ~トリノでアルカンシェルと新しくデザインされた、Specialized S-Works Tarmac SL7を披露した。
今回の世界選手権をテーマにしたバイクは、渦巻く競争の嵐を表すカラースキームとなっている。
Specialized S-Works Tarmac SL7
ジュリアン・アラフィリップは、サイクリングの最大のショーマンの1人であることをもう一度証明した。
彼が選んだバイクは、「渦巻く競争の嵐」に触発された新しいデザインの美しく見えるカスタムS-Works TarmacSL7。
スペシャライズドのシニアグラフィックコンセプトデザイナーであるトムブリッグスは、トップチューブのグラフィックは「ライダーの努力がすべてペダルに注がれている瞬間、視界がぼやけ始め、目が交差する」と説明している。
彼は次のように付け加えている。
世界チャンピオンのトップチューブのロゴを見ると、彼らの視界が二重に見え始め、世界チャンピオンのレインボーストライプがダウンチューブとヘッドチューブでぼやけ始めているかのようにオフセットされている。
銀の花崗岩は、思考、感情、トレーニングなど、世界チャンピオンになったときの栄光の1つの瞬間に入るすべての渦巻きを表している。
S-Works TarmacSL7は、「すべてを支配する1台の自転車」として売り込み、2020年の発売以来、エリート世界選手権を確実に支配してきた。
スペシャライズドは、Tarmac SL7は、以前のエアロロードバイクであるVengeとほぼ同じくらい空気力学的に効率的であると同時に、UCIのレース用の最小重量制限である6.8kgであると主張している。
以前のバージョンは、レインボーバンドの部分とほぼホワイトで占められていた。最初のバージョンはレインボーカラーのみ。
新しい外観は青ヘッドチューブから開始し、それがダウンチューブに沿って進行するように、赤、黄、緑に旋回して、暗くなっている。
主な色の特徴は、ボトムブラケット領域、チェーンステー、シートステーを支配し、トップチューブとフォークの大部分を占めるまだらのシルバー。
花崗岩をイメージした模様となっている。
カスタムペイントが唯一の変更点で、ShimanoのDura-AceDi2グループセット、ホイールはRovalで、丘陵コース向けの軽量AlpinistCLXと、フラットなステージプロファイル向けのRapideCLXを使用。
どちらもクリンチャーホイールセットでTurbo Cottonクリンチャータイヤを使用。
サドルに関しては、S-Works Romin Evo、ペダルはShimano Dura-Ace、ボトルケージはTacxから提供されている。
ジュリアン・アラフィリップは、レインボージャージは、注目されて重圧があり思うようにレースで動けない時もあったと言う。
今年は2年目となったので違う走りが披露してくれるはずだ。
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