Israel – Premier Techのサイモン・クラークが自転車界に別れを告げる。
7月に39歳になるクラークは、2026年に開催されるツアー・ダウンアンダーとカデル・エヴァンス・グレート・オーシャン・ロード・レースが最後のレースとなる。
サイモン・クラーク Israel – Premier Tech
All good things must come to an end. Thank you to everyone who has supported me on this amazing journey. 🙏🙏 pic.twitter.com/acgjQi44mx
— Simon Clarke (@simoclarke) May 26, 2025
サイモン・クラークは、ISD – Neriで2009年にプロデビュー。2012年にはOrica GreenEDGEに所属し、ブエルタ・ア・エスパーニャ山岳賞を獲得。第4ステージでプロ初勝利。
2015 ジロ・デ・イタリア第4ステージで2位となりマリアローザを着用したこともある。
2018ブエルタ第5ステージでは2度目のステージ勝利を飾っており、2019アムステルゴールドレースでマチュー・ファンデルプールに次いで2位になっているのは記憶に新しい。
2020ロイヤルバーナードドロームクラシックでも優勝しており、Team Qhubeka ASSOSのロードキャプテンとして2021ツール・ド・フランスではチームを引っ張った。
だが、2021年末に、Team Qhubeka NextHashが消滅してしまい所属チームが無くなってしまう。これを救ってくれたのがIsrael – Premier Techだ。
そして恩返しは、2022 ツール・ド・フランス第5ステージの石畳でタコ・ファンデルホールンと逃げ切り、スプリントで破って勝利している。キャリア最大の勝利と言ってよいだろう。
サイモン・クラークのコメント
プロペロトンでの忘れられない17シーズンを終え、プロサイクリストからの引退を発表したい。私はサイクリストとしてヨーロッパで成功することを夢見て、わずか16歳でオーストラリアを離れた。
何の保証もなく、ただこのスポーツへの深い愛と、より大きなものを追い求める決意だけだった。 その決断が私の人生を変えた。
すべての良いことは終わりにする必要がある。この素晴らしい旅で私を支えてくれたすべての人に感謝します。 🙏🙏
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