1981年以来、カスタムフィットバイクを手作りしてきたアメリカのチタンフレームスペシャリストのMoots。
Routt ESCは、マウンテンバイクのカテゴリーから多くの技術を借用し、さらにオフロードを走ることを想定している。
そのため、タイヤクリアランスを大きく取るなどして、舗装路からさらに踏み込んだ冒険ができるバイクとなっている。
Routt ESCのアドベンチャー機能
Routt ESCの大きな特長は、圧倒的なタイヤクリアランス。60mmまでのタイヤが装着可能で、まさにマウンテンバイクのタイヤ領域と言える。
Routt ESCはグラベル、ダブルトラック、シングルトラックに対応するように設計されている。
リアアクスルには148mmのブーストスペーシングを採用し、マウンテンバイクの技術とRoutt ESCのアドベンチャーユースを想定した設計になっている。
さらに、フレームボトルは3箇所。フォークにトリプルパックマウントを2箇所装備している。このバイクは、数日間の冒険のために、重い荷物を積むことができるようになっている。
ブレーキローター間隔は、マウンテンバイクでは一般的な仕様のフロント180mm、リア160mmとしている。
フレームを、ねじ式の英式ボトムブラケットとオーバーサイズのチューブで仕上げ、特に荷物を積んだときの衝撃に対応できるようにしている。
また、S字型に曲げられたファストバックシートステーは、正確なハンドリングのための剛性を維持しながら、すべてのタイヤクリアランスを可能にする。
SRAMのForce AXSブレーキ/シフトレバーとGXリアディレイラーを搭載。
ホワイト・インダストリーズのクランクは38Tのチェーンリングを備え、10-50カセットと組み合わされ、簡単で幅広いギアリングを可能としている。
ステム、シートポスト、フォークにはチタン素材を採用。ハンドルバーはEnve G、サドルはSelle Italia SLR Boost Gravel、ホイールはAstral Outback Carbon、ハブはWhite Industries、ケージはKingで構成されている。
価格は構成によって9,769ドル(約112万円)からとなる。
コメント