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RidleyからMTBに着想を得たKanzo Adventure登場  12マウントにハブダイナモライトの装備も可能

機材情報
Image credit: Ridley
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Ridleyの新しいグラベルバイクは、バイクパッキング、夕暮れから夜明けまでの冒険、超耐久レースを目的としており、Kanzo Adventureと呼ばれている。 

既存のKanzoAdventureに代わって、Ridleyシリーズの他の3つのカーボンファイバーグラベルバイク、Kanzo Fast、Kanzo All-Road、Kanzo Electricと並んで配置され、ブランドで最もオフロード対応のドロップバーバイクになる。

 

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Kanzo Adventure

 

Ridleyは、2015年にX-Trailで最初にグラベル市場に参入。

 X-Trailは、2019年に最初のKanzo Adventureをリリースしたときに、Kanzo Speedに名前が変更され、KanzoFastエアログラベルバイクが2020年に続いた。

新しいRidley Kanzo Adventureは、前モデルよりも進歩的なジオメトリを備え、ボトル、バッグ、アクセサリー用に12を超えるマウントがある。

更に、ワイドマウンテンバイクスタイルのタイヤに適合し、ダイナモライト用の内部ルーティングを備えている。

 

マウンテンバイクのインスピレーション

Image credit: Ridley

 

KanzoAdventureのカーボンファイバーフレームはマウンテンバイクにインスパイアされたジオメトリを持っている。

Ridleyは、EddyMerckxブランドを所有しているため、鋼のEddy Merckx Corsaの製作者に、KanzoAdventureの形状の鉄骨フレームを作成するよう依頼。一から開発するよりも、コストを削減出来ている。

KanzoAdventureのヘッドチューブの角度はKanzoFastよりも1度緩い。

これは、新しいバイクが起伏の多い地形や急な下り坂で自信を持って安定するのに役立つ。

 

Image credit: Ridley

 

Kanzo Adventureのシートチューブの角度は、Kanzo Fastよりも急勾配であり、高速で走行しているときやバイクにバッグが満載のときでも、バランスが良くなっている。

ホイールベースが長く、ボトムブラケットのドロップが低いことも、リドリーの他のグラベルバイクよりも安定したライディングポジションを作り出すのに役立つ。

 

Image credit: Ridley

 

フロントはサスペンションフォークとなっており、最もMTBを感じさせる部分だ。

タイヤクリアランスも十分で53mmまたは29×2.1インチの最大タイヤクリアランスがあり十分。

Kanzo Adventureは、タイヤのセットアップが狭い滑らかな砂利から、これまでマウンテンバイクでしか挑戦できなかった起伏の多い地形まで、あらゆる場面で使えるバイクとなっている。

 

12マウント

Image credit: Ridley

 

Kanzo Adventureをバイクパッキングに適したものにするために、Ridleyは、バイクパッキングバッグ、ボトル、マッドガード用にフレーム全体に12を超える取り付けポイントを配置。

フロントフォークは3つのマウントがあり、どちらの側でも最大3kgまで運ぶことができる。

シートチューブには3つのマウントがあり、ダウンチューブには4つのマウント。

 

Image credit: Ridley

 

トップチューブには、バッグ用のマウントがさらに2つある。

これらはフレームに埋め込まれ、カバーが付いているので、Kanzo Adventureのラインを邪魔することはなく、使用されていないときは表示されない。

 

ハブダイナモ

Image credit: Ridley

 

Kanzo Adventureのバイクパッキングの可能性と汎用性を高めるために、Ridleyは、ダイナモハブからケーブルを内部で配線できるようにバイクを設計。

フォークの内側には前輪からのケーブル用の開口部があり、フォーククラウンにはダイナモライト用のマウントとペアになっている2番目の開口部がある。

当然、使わない場合にはゴム製の栓をしておけばよい。

 

Image credit: Ridley

 

トップチューブには別の開口部があるので、フォークの上部からフレームにケーブルを戻し、後部ダイナモ駆動ライト用のシートポストに出すことができる。

また、ハンドルはステム一体の統合型となっており、ハンドルへのバックの取り付けも容易になっている。

 

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Ridley Kanzo Adventure SRAM Rival 1 SPEC

Image credit: Ridley

 

  • フレームセット: 4ZAグラベルディスクフォークを備えたKanzoアドベンチャーフレーム
  • グループセット: SRAM Rival 1
  • クランク: SRAM Rival、42t
  • カセット: SRAM PG-1130、11-42t
  • ハンドルバー: Ritchey Butano II COMP
  • ステム:Forza Stratos
  • シートポスト: Forza Stratos
  • サドル: Selle Italia Model X Superflow
  • ホイール: Forza Norte Gravel、内部幅24mm
  • タイヤ: Vittoria Mezcal TNT、44mm
  • 価格: £3,159(約50万円)

 

冒険ライドをするために、全てが揃っているバイクといった感じだ。

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