トノン=レ=バンへの個人タイムトライアルで行われた第16ステージ。
Decathlon AG2R La Mondiale Teamのポール・セイシャス は、ステージ優勝のレムコ・エヴェネプールやマイヨ・ジョーヌを着用するタデイ・ポガチャルからはタイムを失ったものの、ステージ4位と好走を見せた。
パリでの最終的な表彰台に向けて、総合3位をめぐる争いはさらに白熱している。
立ちはだかるUAEのチーム戦術とタデイ・ポガチャルの走り
🇫🇷 It’s Go time for Paul Seixas!
🇫🇷 C’est parti également pour Paul Seixas !#TDF2026 pic.twitter.com/WGM0Rwoy8W
— Tour de France™ (@LeTour) July 21, 2026
ポール・セイシャスは、個人タイムトライアルで、アイザック・デルトロ(UAE Team Emirates – XRG)とのタイム差を前日の25秒から20秒差に迫ることに成功した。
残りのステージで果たして彼が表彰台に届くのか、ファンの期待は高まっている。
ライバルであるアイザック・デルトロには、本来タデイ・ポガチャルのアシストという重要な仕事がある。だが、第15ステージで見せたように、あたかもタデイ・ポガチャルがアシストをしているかのような走りを再び展開されると、非常に厳しくなる。
タデイ・ポガチャルは、アイザック・デルトロが置いていかないでというと、待ってくれるのだから。
一方で、タデイ・ポガチャルはレムコ・エヴェネプールに2度も連続で勝利を奪われており、この先のアルプ・デュエズの2連戦では自ら勝利を狙ってくる可能性が非常に高い。
そうなると、アイザック・デルトロは純粋なアシストとして脚を使って集団から遅れていくパターンも見えてくる。
最終的な表彰台の行方は、タデイ・ポガチャルとチームの戦術に大きくかかってきそうだ。
逆転表彰台へのシナリオ
第3週の始まりは、表彰台争いにおいて5秒縮める良いスタートになりましたね。
下りはとても危険だった。だけど、第3週の始まりとしては、かなり良かったと思う。表彰台争いのために5秒を縮められたからね。
でも、リポウィッツが落車してしまったことは決して喜べることではない。またしてもライバルがケガをしてしまった。そういう形になるのは望んでいないし、僕はペダルでの力勝負の方が好きだ。
彼にとっては本当に残念なことだし、しっかり回復してほしいと願っているよ。
「だんだんとメンタル勝負になってきている」とおっしゃっていましたが、疲労を感じているということですか?また、初めてのグランツールで、この第3週を身体的にはどのように迎えていますか。
身体的にはまだしっかりしていると感じているし、脚も回っている。メンタル面が重要になってきているというのは、毎日戦わなければならないからだ。
総合争いでもう3日も4日も戦い続けている。僕にとっては初めての経験で簡単なことではないけれど、今のところ持ち堪えられているし、自分の走りに満足しているよ。
毎日パリに近づいているから、日を追うごとに精神的にもより強くなれている。自分の走りと、僕がパフォーマンスを発揮できるようにサポートしてくれるチームの働きに満足しているんだ。
RMCの生放送中ですが、あなたには素晴らしい応援団がいますね。2分前にも「行け、ポロ!全員やっつけろ!」というファンの声が聞こえました。心強いですか。
もちろん、信じられないほど素晴らしいよ。フランスの観客は僕にとって最高のサポーターであることは間違いない。沿道にいる皆さん、本当にありがとう、全員最高だよ。
ただ、道の真ん中にいるときは気をつけてほしい。時々僕たちも怖い思いをすることがあるからね。一番大切なのは、全員が夜無事に家に帰ることだ。だから気をつけて応援してほしい。でも、皆さんは最高だよ。
現在、表彰台までわずか20秒差です。今までで最も表彰台に近づいていると感じますか。
表彰台まであと20秒だ。今日は5秒縮めることができて、良い一日になった。アイザックはとても強いし、レムコたちもまだ上にいる。
彼らは偉大なチャンピオンで、彼らと戦えることを嬉しく思うよ。あと5ステージ、戦える日は5日ある。戦う準備はかつてないほどできているよ。
フランス国民の期待を一身に背負っているポール・セイシャス。それでも、19歳の初出場で総合4位の好位置。残るステージで20秒のタイム差は逆転できるだろうか。
最終ステージまで、アイザック・デルトロとの表彰台争いは続きそうだ。




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