元世界TTチャンピオンの、トニー・マルティンが新型Giant Propelに乗っているのがすでに発見されていたが、今回はツールで見られることに。
それだけでなく、Team BikeExchange – JaycoはまだリリースされていないCadex 50mmチューブラーホイールを使用している。
どうやら、チューブレスから逸脱したのかな。GIANTによると、新型バイクの発売はまだ数週間先とのことだ。
プロトタイプのGiant Propel
トップチューブには、小さな文字で「Propel」とモデル名が書いている。
また、モデル名の慣例に従い、プロ仕様のバイクは「Advanced SL」と呼ばれ、チェーンステーの内側にその名が記されている。
従来のPropelと新しいPropelの最大の違いは、チューブ形状、特にバイクの後方が全く違う。
新型Propelは、エアロバイクとクライミングバイクの要素を併せ持つ、バージョンに進化したようだ。
特にシートマストとシートチューブは、リアホイールのカッタウェイが必要ないほど浅くなっている。ボリュームもかなり減っている。
一方、ヘッドチューブは、Canyon UltimateやCervelo S5など、他の新しいレースバイクでも見られるように、以前よりずっと深くなっている。
Propelの水平なトップチューブはそのままに、シートステーを大幅に落とし、ダウンチューブと平行になっている。
写真のバイクは、ルーク・ダーブリッジのもので、彼は身長187cm。
このバイクはLサイズと思われるので、大きなフレームがより劇的なドロップの印象を与えているのかもしれない。
ルーク・ダーブリッジは、フロントに54/42のチェーンリングを組み合わせた12速のシマノ・デュラエースDi2を搭載している。
コックピットは、統合されたエアロバーではなく、ステムとハンドルは別々になっている。
ケーブル類はすべて完全に一体化。統合ハンドルは、調整が出来ないので別紅戻したのかな。コンピューターマウントは、Fouriers。
Cadexの新型ホイール
従来のCadexのホイールには、36mm、42mm、65mmの3つの種類がある。
だけど、ルーク・ダーブリッジが使用しているのは、どれでもなさそうだ。小さなステッカーは50mmであることを示しており、チューブレスバルブも見あたらない。
一見、チーム仕様のチューブラーホイールに見えるが、チーム用品は使用後6ヶ月以内に市販されなければならないので、これはプロトタイプに違いないと思われる。
新型のGiant PropelとCadexのホイールがしばらくすると、発売されると予想される。
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