ヴォルタ・アン・アルガルヴェ第3ステージは、スプリントで決着。
優勝はケース・ボル(CCC Team)。総合はレムコが2秒リードで変わらず。
ここでは2位となったAlpecin-Fenixのサーシャ・モードロに焦点を当ててみよう。47勝をあげているサーシャ・モードロは2年間腸内細菌に苦しんでいた。
昨年も勝利がなく、EF Pro CyclingからAlpecin-Fenixに復活をかけて移籍している。
2年間の不調の原因
サーシャ・モードロの不調の原因は中々わからなかった。最初の不調は2018年の初めから。
妻と散歩に出かけても一日の終わりには疲れ果てていたそうだ。原因がわからず悩んでいたらしい。
フランダースツアーの後に、グルテン不耐性と診断されてから、強力な抗生物質の3つのコースと特別な食事を始め治療を開始。
食生活を変えてジロ・デ・イタリアを始めたが勝利には届かない。
グルテン不耐性はファビオ・アルやテニスのノバク・ジョコビッチも同じ症状だった。
次はクールネ〜ブリュッセル〜クールネ
🏆🇵🇹@VoltaAlgarve (2. Pro)
Stage 3 ✔️
1️⃣ 🇳🇱@ceesbol1995 🏁
2️⃣ 🇮🇹@SachaModolo
3️⃣ 🇳🇱@FabioJakobsen
4️⃣ 🇳🇴@Kristoff87
5️⃣ 🇳🇴@DanielHoelgaard@TeamSunweb @deceuninck_qst @TeamUAEAbuDhabi #VAlgarve2020 (Eurosport) pic.twitter.com/f88cnoZlxr— Cycling_360 (@cycling_360) February 21, 2020
2シーズンに渡る不調で一時は引退も考えたという。結局、EF Pro Cyclingとの延長契約は得られなかった。
代わりに連絡をくれたのはAlpecin-Fenix。マチュー・ファンデルプールがいるチームということですぐに快諾の返事をする。
サーシャ・モードロはAlpecin-Fenixについて
楽なチームです。良い雰囲気で、私たちはプロであり、ライダーに大きなプレッシャーはありません。このチームが大好きです。
マチュー・ファンデルプールはクラシックの準備のために、サーシャ・モードロのためのスプリントトレインの一員になって働く。
サーシャ・モードロもマチューがリードアウトしていることについてはおかしいと笑っている。それは、彼のスプリント力を知っているからこそだ。
ヴォルタ・アン・アルガルヴェ第4ステージは、登りゴールとなっており最終ステージは個人タイムトライヤル。
スプリンターの活躍する場はもうない。そのためサーシャ・モードロは、3月1日のクールネ〜ブリュッセル〜クールネを狙うと言う。
サーシャ・モードロは2020年完全復活をかけて勝利を目指す。勝利することで受け入れてくれたチームの期待に答えるつもりだ。
コメント