Scottから2021年モデルのScott Foil Proが登場。
Foilエアロロードバイクのアップデートで、ケーブルの内装とタイヤクリアラスの向上など空力と軽量の両方の機能のバランスを取っている。
ケーブル内装には、昨年登場したScott Addict RCで使われたSyncros Creston iC SL統合ハンドルバーが貢献。
フレーム形状は変わらないが、フォークは新たに再設計された。
Scott Foil Pro
2021年モデルは細かなアップデートと言った感じだ。
フレームは2018Scott Foilと同じ形状だが、ダウンチューブにケーブル配線の穴がないので全く同じではない。
フォークは完全に再設計され、完全に統合されたケーブル配線を可能にし、完璧なエアフローを保証して抵抗をさらに削減した。
新しいフォークには、最大30Cのタイヤに対応できるタイヤクリアランスが付いている。標準では28cのタイヤが装着される。
Syncros Creston IC SLハンドルバー
2020 Addict RCから搭載されたSyncros Creston IC SLハンドルバーを採用。
前から見ると、そこまでエアロではない。電子式、機械式のブレーキ配線は完全に隠れる。
4つのモデルで展開
Scott Foilは、4つのモデルで展開され、1つはスコットのカーボン繊維のハイエンドHMXブレンドを使用し、残りはスコットの2層目であるHMFカーボンを使用している。
Scott Foil Proのスペック
- フレーム: Scott Foil HMX
- フォーク: Scott Foil HMX
- ハンドルバー: Syncros Creston iC SL統合ハンドルバーシステム
- ドライブトレイン: Shimano Dura-Ace R9170 Di2
- ホイール: Syncros Capital 1.0 50
- タイヤ: Schwalbe Pro One TL
- 価格: £8,099(約114万円)
重量は情報がないが、フレームは一緒なので970g。完成重量は約7.48kgとなるはずだ。
2020年12月に販売開始予定。ツール・ド・フランスではMitchelton-Scottの一部のメンバーが新しいScott Foilに乗る。ケーブル内装ならば新型なので注目しておきたい。
海外公式サイトにも、あまり情報が出ていないので、伝えられることはこれくらいだが、いずれ写真も詳細もあきらかになるはずだ。
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