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マチュー・ファンデルプールは40歳までレースを続けることはないと明言

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Photo credit: hans905 on Visualhunt
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現在のプロレースでは、アレハンドロ・バルベルデのように42歳になってもレベルを落とさず走りづ付けるライダーも多い。

20年近く走り続けて40歳手前で止めるライダーは今シーズンも多数いる。だが、最近は10代からグランドツアーで活躍するフアン・アユソーのようなライダーも出てきた。

低年齢化は避けられず、ライダー獲得の年齢は下がり続けている。しかし、10代から活躍する彼らが、これから20年以上レベルを維持して走り続けるのは無理があるだろう。

シクロクロス、MTB、ロードで世界王者を目指すマチュー・ファンデルプールも40歳までレースを続けることはあり得ないと言っている。

 

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来シーズンの活動について

 

マチュー・ファンデルプールの最後のロードレース参加であった、ジロ・デル・ベネトはマシントラブルにより残り100kmでリタイヤとなっている。バイク交換しなかったということは体調も良くなかったのだろう。

グラベル選手権でイタリアにいたので、あまり納得せず、やる気もなく出てしまったようだ。以下はインタビューの様子。

 

とにかく1週間ここにいた(笑)。トレーニングを続けるのが大変なときもあるので、レースに参加して忙しくしているほうがいいんだ。

そうでなければ、どうせ一日中このホテルの部屋に座っているのだから、このレースをやってしまおうと思ったんだ。

 

金曜日のセレニッシマ・グラベルレースにも出場するのですね。今シーズンを振り返ってどうでしたか?

今シーズンは、肉体的な疲労よりも精神的な疲労が重要だった。タンクにはほとんど残っていない。

グラベル世界選手権は、ちょっと特別なレースだったので、どうしてもやりたかったのだが、その後に2つのレースがやってきた。金曜日以降、少し休めればうれしい。

 

この冬はシクロクロス?

休養期間を経て、シクロクロスのシーズンインを決定する。100%確実ではないにしても、11月末くらいになるのではないかと思っている。

シクロクロスのレースを10~15戦ほどこなし、春のクラシックに備えようと思っている。その後、休養をとってから、ツール・ド・フランスにのぞむ。

 

どれくらいまでレースを続ける?

先週どこかでセルジュ・パウェルス(2020Cofidisで引退)のインタビューを読んだ。「新しい世代のライダーは、最大でも35歳までしか生きられない」と語っていた。

そして、それがサイクリングの進化であることに、私は同意する。19歳でブエルタの表彰台に上ったフアン・アユソーのような人物を見てください。

自分で言うのもなんですが、15年もこの状態を続けるのは不可能だと思う。自分も、今の気持ちでは、40歳までは絶対に走り続けられない。

 

やはり、爆発的なライダーは細く長くよりも、短期間で活躍して去っていく感じとなるのかもしれない。

昔のようにベテランに教わり、アシストから少しずつ活躍してエースになるという時代は終わったということだ。

マチュー・ファンデルプールは、10月14日の第2回セレニッシマ・グラベルレースにも出場するようなので、そちらの結果を期待しておきたい。

 

 

 

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