マチュー・ファンデルプールが世界選手権で、優勝出来たのはShimanoの優秀なクリートがあったからかもしれない。
落車したのは、ご存じの通りでシューズの状態がどうなっているのか気になっていた。
優秀なShimanoクリート
A queda e o triunfo de Mathieu van der Poel hoje em Glasgow. #GlasgowScotland2023 #Glasgow2023 pic.twitter.com/VDjoTsn26Q
— BikeBlz (@BikeBlz) August 6, 2023
マチュー・ファンデルプールは、途中でRC903SシューズのBOAダイヤルの紐を引きちぎっている。
これで走れるているのが不思議だったのだけど、さらにクリートは落車で大変なことになっていた。
まずBOAダイヤルは一つしかない。
マチュー・ファンデルプールがBOAダイヤル自体を引きちぎっていた。BOAダイヤル2個の設計なので、さすがに力が逃げていたはず。
そして上記のようにクリートが破損している。1か所完全にないのだ。
マチュー・ファンデルプールは、これについて
「何が起こったのか、まだ自分でもわからない。坂道やプッシュできる区間で違いを生み出せるとわかっていたからだ。
クリートが壊れていたせいで、ペダルに力を入れるのが難しかった。アドレナリンが出たんだと思う。とてもハッピーだし、バイクが壊れていなかったから走り続けることができた。」
3点式のクリートなのに、1か所が破損しては満足に力が入れられなかったはず。だが、20秒まで縮まったタイム差は、最終的に1分37秒まで広がっている。
しかも、BOAダイヤルは1個のみ。良くわからないけれどShimanoのクリートは1か所破損しても走れるということなのか。
もし、完全に落車でクリートが破損していたらマチューの世界チャンピオンはなかっただろう。まさに奇跡としかいいようがない。
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