ツール・ド・フランスは8月29日開催に変更されたが、オンラインプラットフォームのZwiftは、バーチャル・ツール・ド・フランスを7月4日から行う。
プレスリリースによると、男子23チームと女子プロ17チームの計6ステージが週末の3連休に行われる。
バーチャル ツール・ド・フランス
🤩 The first #TDFvirtual is on! 🤩
🚴♂️🚴♀️ In July, with the #TDFunited, the champions of 23 men teams and 16 women teams will compete on identical courses over 6⃣ stages with an entirely new French map designed by @GoZwift.
#TDF2020 #GoZwift pic.twitter.com/Hg7px0fhgp
— Tour de France™ (@LeTour) June 29, 2020
チームイネオスからは、クリス・フルーム、エガン・ベルナル、ゲラント・トーマスが出場。
ジュリアン・アラフィリップ、グレッグ・ファンアーヴェルマートやマチュー・ファンデルプールなど有力選手も出場だ。
バーチャル・ツール・ド・フランスは、約1時間の6つのステージで構成される。
レースは7月4日(土)に第1回目の女子ステージからスタートし、直後に男子ステージが行われる。両カテゴリーのステージは、同一コース、同一距離での開催となり、どちらのイベントも世界130カ国以上で上映される。
ステージの内容
火山ファンタジーの島「ワトピア」を舞台に、ライダーが2つのステージでスタートする。
ワトピアは、今年のツール・ド・フランスのスタート地点であるニースにインスパイアされたツール・ド・フランスのために、いくつかのビジュアルを追加。
以下の3つのステージは、バーチャルツール・ド・フランスのために特別に設計されたZwiftの「フランスの世界」で開催される。
第5ステージは、ヴァントゥー山頂から6km下のシャレー・レイナードでフィニッシュすることから、クイーンステージとなっている。
最終ステージはパリ中心部のシャンゼリゼ通りでフィニッシュ。
ゲームのルール
実際のツール・ド・フランスと同様に、総合、山岳、スプリント、ユースの各カテゴリーのリーダーにリーダーズジャージが授与される。
ランキングは全てポイント制とし、チームランキングとなる。つまり、ステージ間でチームが選手を入れ替えることができるということだ。
全選手が各カテゴリーでチームのポイントを獲得することが可能。特定のカテゴリーでトップに立っているチームは、次のステージの象徴的なジャージを着用するライダーを自由に指名することができる。
さらに、各ステージ終了後には、アンタルガズがスポンサーとなっている最も戦闘力のあるライダーに賞品が授与される。
バーチャルツールドフランスの6つのステージ:
- 7月4日土曜日、ステージ1:ニース、36.4 km(4 x 9.1 km、丘陵)
- 7月5日日曜日、ステージ2:ニース、29.5 km(登山682 m、山岳)
- 7月11日土曜日、ステージ3:フランス北東部、48 km(平坦)
- 7月12日日曜日、ステージ4:フランス南西部、45.8 km(2 x 22.9 kmラップ、丘陵)
- 7月18日土曜日、ステージ5:モンヴァントゥー、22.9 km(山岳、シャレーレナードで終了)
- 7月19日日曜日、ステージ6:パリシャンゼリゼ、42.8 km(サーキットの6周)
追記
ZWIFTのサイトでそのまま見れるようだ。
Virtual l’Etape du Tour de France
ウォッチングよりもライディングを好む方のために、Zwiftは同じ3つの週末にVirtual l’Etape du Tour de Franceシリーズを開催する。
バーチャルl’Etapeには3つの異なるステージが用意されている。プロがステージ2でレースを行うワトピアの山岳ルートから始まり、ステージ4でプロが乗るキャスパッテの新しいフランスマップに移動。
最後のステージは「Mont Ven-Top」。プロを見るのとは異なり、l’Etape du Tourに乗るにはZwiftアカウントが必要だ。
まあ、Zwiftしている人向けのバーチャルレースですね。
●7月4日および5日、ステージ1:ニース、29.5 km(山岳)
●7月11日および12日、ステージ2:フランス南西部、45.8 km(2 x 22.9 kmラップ、丘陵)
●18日7月19日、ステージ3:モンヴァントゥー(22.9 km、展望台で終了)
コメント