2024 ツール・ド・フランスでは100%の状態でスタートできなかったヨナス・ヴィンゲゴー。
だが、今年は脳震盪でレース数が減ったけれど、筋肉量を増やしベストでツールに臨んでいるのは間違いない。
Team Visma | Lease a Bikeは猛攻撃を仕掛けて、最後もマッテオ・ヨルゲルソンがステージ優勝を狙うアタックを繰り出す。ジョアン・アルメイダの強烈な引きで捕まってしまったけれど。
最後は、ヨナス・ヴィンゲゴーがスプリントで3位に。ヨナス・ヴィンゲゴーはタデイ・ポガチャルの爆発的な攻撃に耐えることが今回出来ている。
1分間の最高のパフォーマンス
Tadej Pogačar about this attack: “In a scale from 1 to 10, I was going full gas, like maybe even 12 out of 10.”
And he still couldn’t drop Vingegaard… interesting. 🤔 #TDF2025
— Lukáš Ronald Lukács (@lucasaganronald) July 8, 2025
クリテリウム・デュ・ドーフィネでは、タデイ・ポガチャルのアタックに100mもついていけなかったヨナス・ヴィンゲゴーだが、3級山岳ランプ・サン・ヒエールの厳しい登りでは互角だった。
頂上手前で少し離れたが追いついている。そして、最後のスプリントでもきっちりと3位に入る好走。間違いなく乗れている。
今日もタデイ・ポガチャルとマチュー・ファンデルプールとの厳しいレースでしたね。
残酷なほどタフなフィニッシュだった。 短い上りが次から次へとやってきて、本当に大変だった。 自分の感じ方、結果、チームの成果に満足している。
最後はスプリントとなったけれど、2位になれなかったのは残念だ。
登りについては? あなたはポガチャルよりも前にいた時もありましたね。
ランプ・サン・ヒエールでポガチャルが加速したとき、うまくついて行くことができた。登りの残り50mの時点でペースが速すぎたと思う。
彼もそのペースを維持するのに苦労しているのが分かった。それから気持ちを切り替えて、ギャップを埋めたんだ。すぐに挽回し、再び差を縮めることができた。
もう一つ。今日の走りで自信がつきましたか? 明日のタイムトライヤルも楽しみですよね。明日はイエローが取れると思いますか?
ああ、私は一日一日を大切に過ごしている。もちろん、今日の展開には満足している。それで明日に進む。出来るだけ良いタイムトライヤルをする。その後判断する。そうたった8秒差だね。なんでも起こりうる。
マチュー・ファンデルプール、ポガチャル、あるいは他の誰かが本当に良いタイムトライヤルをする可能性がある。何が起こるかわからない。
マッテオ・ヨルゲルソンがアタックしていた時の戦術はなんでしたか?
実は、それも計画だったんだ。最後に二人がいたらマッテオ・ヨルゲルソンに攻撃してほしかった。でも、残念ながら捕まったけどね。
本当に今、調子がいいみたいだね。15%勾配でそれを示しました。
ええ、何度か言ったけれど、今はもっと爆発的なパワーを持っているように感じる。そして、正直に言うと登りでもそれを示したと思う。
おそらく私にとってこれまでで最高の1分間のパフォーマンスだったと思う。体調は良いと思うし、明日が楽しみだ。
TTにおけるポジションの変更
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Team Visma | Lease a Bikeでは29人のうち27人が、この冬にショートクランクに切り替えている。
そして、ヨナス・ヴィンゲゴーも172.5mmから150mmへと一気に切り替えている。ただ、試行錯誤していて、初戦のヴォルタ・アン・アルガルヴェでは150mm。
パリ~ニースでは160mm。そして、クリテリウム・デュ・ドーフィネでは再び150mmを採用している。
短いクランクを使って第5ステージの個人タイムトライヤルをすると思われる。その理由はとして考えられるのは
- 膝や上肢の位置が高くならないため、前かがみになりエアロが向上
- ハンドルバーを下げることが出来る
- 胴体と大腿部の角度のきつさが気になる場合ショートクランクが有利に
より、低くコンパクトなポジションになると空気抵抗は少なくなりタイム向上につながる。
ヨナス・ヴィンゲゴーは、4つの技術革新をヴォルタ・アン・アルガルヴェで披露していた。
- トリムバイバーのTTヘルメット
- Tymewear 呼吸センサーを使用して、呼吸速度と潮汐量を測定
- 150mm SRAM Rival クランク
- ヨナス・ヴィンゲゴーは新型サドルを使用
上記に加えて、さらに技術的にも向上させているかもしれない。
さあ、ツール第5ステージでヨナス・ヴィンゲゴーはどんなタイムを出してくるだろうか。
コメント
ヴィンゲゴーの奥さんがチーム批判をしてるみたいですね。本人のパフォーマンスに影響はないのでしょうか。
フィリプセンのリタイヤについて、
今回のツールではスプリンターに不利なポイント配分のせいで、中間スプリントポイント争いが激しくなっているという意見もあるそうです。
ヴィンゲゴーの奥さんの発言ややや中間スプリント争いについて、実際の所どうなのでしょうか〜
ヨナス・ヴィンゲゴーの奥さんのインタビューはデンマークではかなりの反響のようで、チームもワウトもかなり困っている様子。
さらにヨナスも対応に追われていると。あまりも面白くないニュースなのでスルーしてました。
ヨナス・ヴィンゲゴーがゴール後に、真っ先に電話しているのはいつも奥さんです。
ポイント賞の中間ポイントについては昨年と変わっていないかと。以下のjskyスポーツのルールが参考になるかと。
https://www.jsports.co.jp/cycle/tour/rule/
ヴィンゲゴーの奥さんどんな発言があったのでしょうか?
記事にしていただけるとありがたいです、日本ではあまり話題になっていないようなので、調べてみても見つけられませんでした(T_T)
ヨナスのは人一倍、家族の心の支えによってレースにでていますから気になります。。。
今夜ヨナスのイエロー着用もあり得るかもしれませんね!?