Colnagoはジロ・デ・イタリア開幕に向けてColnago Gioielloの限定版バイクを発表。
ジロ・デ・イタリアは別称、コルサロードと呼ばれており、最も美しくタフなレースと言われており、宝石を表すGioielloの名前がついたバイクをColnagoは作りだした。
驚くべきことは、フレームに本物の金箔が装飾されていること。眩いばかりに美しいバイクとなっている。
Colnago Gioiello
ジロ・デ・イタリアの象徴的なトロフィーである Trofeo Senza Fine をインスピレーションとして使用して、ColnagoはC68フレームを金箔で装飾した。
金箔は手作業で貼り付けられ、毎回異なるテクスチャが作成されるため、50のフレームのそれぞれが「独自の仕上げ」を持っている。
フレームをクローズアップすると、ドゥカーレ宮殿にぴったりの発光仕上げが見られる。しかし、これは外を乗れるロードバイクではないかもしれない。
雨上がりに乗るなんてとんでもない。汚すことが出来そうもない美しい芸術品といったロードバイクだ。
金箔は、ダウンチューブを全て覆い、ヘッドチューブ、トップチューブ、シートチューブ、チェーンステー、フォークの大部分をカバーしている。
フォークは、コルナゴのシンボルであるクラブのエースを特徴とするパターンで飾られている。
Selle Italiaのサドルにもクラブマークと特別なデザインが施されている。バーテープ、ボトルケージの内側にも同じパターンのデザインとなっている。
ボトルケージの形状が面白い。1999年から授与されているジロ・デ・イタリアのトロフィー、Trofeo Senza Fineを思わせる螺旋状のデザインとなっている。
ボトルケージは3Dプリントされ、フレームと同様に金箔で覆われている。
Colnagoのコンポは何故か、Campagnoloではなく、Shimano Dura-Ace Di2 R9250となっている。
プーリーは特大のセラミックスピード OSPW 3D プリントチタンで、耐久性を向上させるために窒化チタンコーティングが施されている。
ブレーキ ディスクはCarbon-Ti X ロータースチール/カーボンとなっている。
Enve SES 3.4 ホイールには、リムにもクラブマークとジロ・デ・イタリアのトロフィー、Trofeo Senza Fineのデザインがある。
また、スポークはゴールド。Pirelli P Zero Race TLR タイヤには特別なゴールドのグラフィックが施されている。
バーテープはクラブ模様。エンドバーキャップもゴールドとなっている。
Colnago Gioiello spce
- フレーム : Colnago C68 ロード – フルカーボン
- ハンドルバーとステム : Colnago CC.01 一体型
- グループセット : Shimano Dura-Ace Di2 R9250
- プーリーホイール: セラミックスピード OSPW 3D プリント Ti OSPW TiN
- コーティングされたブレーキディスク: Carbon-Ti X-rotor steelcarbon
- サドル : Selle Italia SLR フロー カーボン Colnago for Giro d’Italia
- ホイール : Enve SES 3.4 ゴールド バージョン
- タイヤ : Pirelli P ZERO Race TLR Gold x Colnago for Giro d’Italia
- ハンドルバーテープ:Giro d’Italia 用 Colnago
- ボトルケージ:Giro d’Italia 用 Colnago
全てのバイクには個別の番号が付与され50台限定。価格は22,000ユーロ(約330万円)。
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