長く、速く。超軽量でシルクのように滑らかな、新しいGiant Defyが、エンデュランスロードパフォーマンスの頂点としての地位を取り戻すために復活した。
機能的なシンプルさと工学的なコンプライアンスを備えた新しいGiant Defyは、現代のエンデュランスロードライディングのために作られた。
長時間のサドルワーク。日の出から日没まで。これが限界に挑む方法だ。
Giant Defy
フラッグシップフレームの重量は785gまで下がり、同時に快適性と効率性も向上している。
まったく新しいフレームとフォークは、ブランドの D-Fuse シートポストと一致する D-Fuse ハンドルバーと組み合わされ、「より遠くに行き、より高く登り、より速く走り、そのすべてを自信を持ってスムーズに行うための完璧なバイク」を提供する。
軽量化
Giant によれば、Defy Advanced SL の重量は中型サイズで、ハードウェアなしで785gと非常に軽く、以前のフラッグシップ Defy Advanced Proよりも195g軽いとのこと。
そのため、市場で最も軽量なエンデュランスバイクフレームの 1 つとなる。
ちなみに、Specialized Roubaixは公称 828g (フロント ディレイラー ハンガーとボトル ケージ リブナットを含む) でほぼそれに近い。
また、Cannondale Synapseはさらに重い 950g (どちらもサイズ56cm) 。
Advanced Proおよび Advancedフレームのフレーム重量も860gと軽量化されている。
Defy Advanced SL と Defy Advanced Pro はどちらも同じフォークを共有しており、ワンピースカーボン構造となっている。
フォークも軽量化されている。前世代のDefy Advanced Proのフォークの重量は406g。新型では、381gとなっている。
TCRとPropel に合わせて、フォークレッグの後面がフラットになり、空力性能が向上している。
Giantはまた、新しいDefy Advanced SLは、前モデルよりも8.9% 剛性が高く、効率 (剛性対重量比) が 28%向上していると述べている。
D-Fusing シートポストとハンドルバー
Giantは、2014年にプロレベルのシクロクロスバイクのシートポストとして画期的な D-Fuse テクノロジーを初めて導入している。
低振幅の衝撃と高振幅の振動を吸収し、変化する地形でもスムーズな乗り心地を実現するように設計されている。
公式サイトでは、動画があり最大7mmのフレックスが可能となっており、振動を吸収していくれている。
新しいDefy Advanced SL フレームセットとシートポストは、前世代の Defy Advanced Pro シリーズよりもコンプライアンスが 42%向上していると主張している。
Contact SLR/SL D-Fuse ハンドルバー も、動画をみると動いている。バーの上部にはD字型のチューブが使用されている。
Giantによれば、これにより快適性が向上するだけでなく、上向きの剛性が 2%向上すると主張されているため、よりハードな運動の効率も向上する。
ドロップは8度のフレアの形をしており、これにより安定性が向上し、リーチは72mm短い。
Contact SLR D-Fuseカーボンハンドルバーは 38、40、42、44 cm の幅があり、42cmのバーの重量は185g。
下記の公式サイトでシートポストとハンドルバーが振動を吸収する動画が見られる。
Giant Defy Advanced SL 0 spec
Giant Defyには9種類のモデルが用意されている。以下は最上位モデルの仕様。
- フレーム: Advanced SL-grade composite
- フォーク: Advanced SL-grade composite, full-composite OverDrive Aero steerer
- グループセット: SRAM Red eTap AXS with Quarq DZero power meter
- ホイール: Cadex 36 Disc WheelSystem
- ハンドルバー: Giant Contact SLR D-Fuse
- ステム: Giant Contact SLR AeroLight
- シートポスト: Giant SLR D-Fuse
- タイヤ: Cadex Classic, tubeless, 700c x 32mm
- 価格: £11,499(約210万円)
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