記念すべき第1回グラベル世界選手権を制したAlpecin-Deceuninckのジャンニ・フェルメルシュ。
ストラーデビアンケでは、Alpecin-Deceuninckのエースナンバーをつけて戦う。だけど、ストラーデビアンケのコース変更でクラシックライダーの勝ち目がなくなったと嘆いている。
クライマー有利なコース
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レース主催者は、昨年から215kmとコースを延長。距離の延長は、モニュメント入りを目指しているからとも言われている。さらに二つの厳しい登りをゴール手前に追加。
これが多くのクラシックライダーが来るのを躊躇させてしまったというのだ。
ジャンニ・フェルメルシュ、今回のコース変更についてどう思う?
ストラーデビアンケの魅力は、最高のグランツールライダーと最高のクラシック・スペシャリストが競い合うことだった。
しかし、コッレ・デッレ・ピンツートとル・トルフェのループが追加されて以来、コースがハードになりすぎてしまった。
主催者がコースの最後に、2つの急なグラベルの登りを含む追加のループを追加したことですね。
ル・トルフェとコッレ・デッレ・ピンツートは非常にタフな2つのセクターだ。 つまり、たった30kmの間に400m近くも余分に登らなければならない。
それがこのレースでは大きな違いになる。 その上、モンテ・サント・マリーがフィニッシュから80キロも早くやってくる。 昨年、ポガチャルはすでにそこでレースをぶっちぎっており、レースの性質が完全に変わったと私は見ている。
純粋にレースとして、ストラーデビアンケは私のお気に入りのひとつだが、昨年、主催者はレースを長くした。
今年更には30キロか40キロ長くなり、ほとんどが登りだ。 そのため、よりクライマー向けのレースになっている。 以前はクライマーとクラシックライダーが半々だった。
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過去には、ファビアン・カンチェラーラ、ゼネク・スティバル、マチュー・ファンデルプール、ワウト・ファンアールトのようなクラシック志向の選手が上位を占めていた。
昨年まではまだ有意義な役割を果たすことができたが、今ではクラシックの選手が上位を争うのは本当に難しくなった。
トップ10全体がクライマーに傾いている。 このレースは僕のお気に入りのレースのひとつで、いつか素晴らしい結果を残したいと思っていたのに、ちょっと残念だよ。
2021年には、決勝でトップからわずか7秒差の集団にいたときに優勝に近づいてましたが、残念ながら転倒しましたね。
コースが変わったことで、その野望は変わってしまった。 クラシックのライダーがここで上位入賞するのはとても難しくなったと思う。
カンポ広場にゴールする上位トップ10のライダーを注目してみておきたい。ジャンニ・フェルメルシュのいうようにクラシックライダーが全く入れなくなると寂しい感じがするが、一体どうなるだろうか。
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