タデイ・ポガチャルは、デビュー戦のパリ~ルーベでマチュー・ファンデルプールに次ぐ、2位となった。
これには、ゲラント・トーマスも唖然。
元 INEOS Grenadiersのチームメイトであるルーク・ロウとともにポッドキャスト『Watts Occurring』で、タデイ・ポガチャルのオールラウドの能力について語っている。
才能の一つに過ぎない
We are BACK 👌
And chatting about the ridiculous things Pog has been doing. Some things never change. pic.twitter.com/4LfDMMHwVg
— Watts Occurring (@Watts_Occurring) April 15, 2025
パリ~ルーベの二人の決着はタデイ・ポガチャルの落車で差がつくという事態となった。それでもマチューはタデイを引き離すために全力を注ぐしかなかった。二人の戦いを見たゲラント・トーマスはタデイ・ポガチャルの凄さについて次のように語っている。
ポガチャルの素晴らしさのひとつは、ほとんどどんな地形でも、どんなライダーにも挑戦できるという事実だ。
彼は非現実的だ。マチュー・ファンデルプールと互角に戦っている。まあ、大げさな話だが、彼はおそらく史上最高のモニュメントライダー、クラシックライダー、石畳ライダーの一人だ。
トム・ボーネンやファビアン・カンチェラーラと並べると、正直言ってマチュー・ファンデルプールを応援することになると思う。 いずれにせよ、彼は史上最高の石畳ライダーの1人だ。
さらに、ゲラント・トーマスは、タデイ・ポガチャルのマルチな才能について語る。
ポグはマチュー・ファンデルプールと互角に渡り合い、7月になるとアルプスやピレネー山脈を3時間差で走るんだ。 彼はグランツール史上最高のライダーの1人だ。 狂気の沙汰だ。
史上最高のモニュメントライダーと評するマチュー・ファンデルプールと互角に走るタデイ・ポガチャルとは。
やはり、歴史に名前を残すライダーとなるのは間違いない。最後に、現在はDecathlon AG2R La Mondiale Teamのスポーツディレクターの一人であるルーク・ロウは、「彼のやっていることは馬鹿げている。」と評している。
だが、ゲラント・トーマス、ルーク・ロウのチームは7月にタデイと戦わないといけない。手も足も出ない形となるのだろうか。
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