ブエルタ第11ステージは、前半からアタック合戦で1時間の平均速度は47km/hを越えていたそうだ。
ようやく26人の逃げが出来るまで多くの時間を費やしている。それだけの人数が逃げだせばコントロールすることも出来ない。
INEOS Grenadiersからは、ゲラント・トーマスとフィリッポ・ガンナが逃げにのった。理想的なコンビで、勝利を演出できるのではと誰もが思ったことだろう。
だが、最後はガンナの引きを生かすことができず、ゲラント・トーマスはステージ5位に終わっている。
ガンナはワウト・ファンアールトのようだ
私たちが望んでいたような日ではなかった。飛行機に乗っていたが、気分は最高ではなかった。
ガンナと私が一緒にいるという事実は理想的だった。ただタンクにガソリンが残っていなかった。車から励まされたが、それが精一杯だった。全力を尽くした。
チームメイトのガンナについては?
彼は信じられないほど強い。今日は彼にとって少し急勾配すぎたかもしれないが、早めのフライトを強行することはできるだろう。
これを見ると、昨年のツール・ド・フランスのワウト・ファンアールトを思い出す。今後数週間、努力を続ける。
ゲラント・トーマスは、総合21位から18位の7分34秒遅れとなっている。INEOS Grenadiersとしては、ブエルタに爪痕を残すために、更にステージ優勝を狙っていくことになるだろう。
ガンナは本当に強かった。この勾配であればガンナが狙っても良かったのかもしれない。前日に個人タイムトライヤルを全開で走っていなければ、もっと走れていたはず。
ガンナの山岳でのステージ優勝も見せて貰いたい。
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