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2023 ジロ・デ・イタリア第20ステージ ゲラント・トーマスのバイクチェンジミス?

海外情報
UnsplashDaniela Holzerが撮影した写真
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ジロ・デ・イタリア第20ステージは忘れられないものになるだろう。

ゲラント・トーマスは、バイク交換で時間がかかりタイムロス。そして、プリモッシュ・ログリッチはチェーンが落ちるという決定的なアクシデントがありながらも最後までペースは上がり続けた。

最後に40秒もタイム差がついたのは意外な感じもするほど、ゲラント・トーマスのペースは目に見えて遅れている。

 

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マリアローザを失う

 

二人のバイク交換の様子だが、ゲラント・トーマスがヘルメットまでかぶりなおして、再スタートのラインを越えるまでにプリモッシュ・ログリッチと10秒違う。

前日の第19ステージで、速すぎるアタックによりゴールで3秒を失った。単純に考えるとタイム差は1秒なのだけど、ログリッチもチェーン落ちで10秒を失っている。

このチェーン落ちがなくても、プリモッシュ・ログリッチは勝っていただろうけれども、バイク交換のミスは少し再考する余地があるのではないだろうか。

完璧を目指すチームがバイク交換の練習をしていなかったとは思えないが、勿体ないタイムロスだ。14秒差はジロ史上3番目に短いタイム差だ。

 

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショットより

 

ゲラント・トーマスは、ゴール後のインタビューで以下のように語る。

登りの途中までは脚に問題はなかった。いい訳はしたくないが、タイムトライアルバイクのセットアップが違うんだ。だから、本当に突き抜けられる気がしなかった。

あの登りの頂上から1キロ半のところで、足がすくむのを感じた。だが、1秒や2秒の差ではなく、それくらいの差で負けるのはいいことだと思う。

正直なところ、プリモシュはそれに値するライダーだ。彼はメカニカルトラブルにも見舞われたが、それでも僕に40秒の差をつけたのだから、本当におめでとう。

 

ジロの前、準備レースでトップ選手たちと競うことができなかったため、優勝候補には数えられていなかったですね。

もし、2月か3月に私が2位になると言っていたなら、信じられなかっただろうね。今、私は打ちのめされている。チームメイトはとてもよく働いてくれたので、彼らにも申し訳ない。

故郷のみんな、そして応援に駆けつけてくれた人たちに、ただただ感謝の気持ちを伝えたい。イタリアのファンでさえも、彼らはとても素晴らしかった。

ここイタリアでは『G』はどうなっているんだ。デレク・ジーは4回2位になっているが、今度は私も同じだ。

 

初代Gは、これからツール・ド・フランスの準備に入るのだろうか?笑

ハハッ、もう終わったんだ。これから2ヶ月間、酔っぱらうことになるんだ。

 

同じGを会話の中に挟むのは、いつものトーマスだ。心情的には、37歳のゲラント・トーマスに勝たせてあげたかった。もう、さすがにこんなチャンスは巡ってこないだろう。

ジョアン・アルメイダ

 

このジロを振り返ってどう?

ステージ優勝もしたし、とても満足しているし、将来が楽しみだ。これが始まりに過ぎないことを願っている。

 

タイムトライアルにどう臨んだ?

自分自身を吹き飛ばさないように、良い努力をしようとした。1kmごとに調子を上げて、いい走りができたと思う。とても満足している。プリモシュは本当にすごかった。

 

トマとログリッチのピンク争いをどう見た?

彼らが自分より速いとは思っていた。自分は20秒間、ホットシートに座っていたので、あまり楽しめなかった(笑)

でも、この結果には満足している。今は明日を楽しみにしているし、その後はゆっくり休みたい。

 

チームメイトの反応

 

プリモッシュ・ログリッチのレースを見守るチームメイトの姿も面白かった。チェーンが落ちた時の様子はあまりにも可哀そうだったけど。

だが、ゴールを見守るチームメイトが、落胆から喜びに変わる様子は見ていて心情のわかる瞬間だった。

 

クーン・ボウマン

プリモッシュのチェーンが落ちた時、私は立ち去った、もう終わった、終わった、と思ったんだ。でも、やっぱりプリモッシュですよね。信じられない。

美しい、美しい。私たちは、これが可能性のあるタイムトライアルであることを知っていた。それはゴージャスだ。

 

サム・オーメン

そんなはずはない、そうだろ?

だが、常にそれを信じ続けなければならないことがわかった。タイムトライアル全体を通して安定しているように見えた。

彼はどんどん近づいてきたが、一気に…それは世界が一瞬止まる瞬間の一つだ。信じられない。遠くから見ていた多くの観客にとっては、ちょっとおとなしいジロだったかも知れないが、これは非常にエキサイティングな神格化されたレースとなった。

何を言えばいいのかよくわからない。それは狂乱の沙汰とジェットコースターのようなものだ。オールインワン。でも、それはとても、とても特別なことなんだ。

 

サム・オーメンの言葉が、今回のジロを良く言い表している。直前に3人のチームメイトをチェンジしても、勝ったのだから凄いチームだし、ログリッチも強かった。そもそも落車の影響はかなりあったと思うけれど、最後の走りを見る限り問題なかったようだ。

もし、チェーン落ちがなければ、1分のタイム差をつけていたかもしれないほどだ。

 

 

 

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