Red Bull – BORA – hansgroheとの延長契約が得られなかったサム・ウェルスフォード。
すでに INEOS Grenadiersのトレーニングキャンプに参加している姿がみられておりチーム入りの発表を待つばかりだった。
カレブ・ユアンは引退したし、チームには平坦ステージで勝利を狙えるスプリンターがいなかった。サム・ウェルスフォードはサントス・ツアー・ダウンアンダーで6勝しておりチームには欲しいライダーだと思う。
以前、ゲラント・トーマスもスプリンターが必要と言っていた。レースの40%はスプリントで終わると。
2027年末までの2年契約
Sprinting into 2026! ⏩
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— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) December 15, 2025
サム・ウェルスフォードは、トラックのスぺシャリスト
- 2016年、2017年、2019年の世界選手権チームパーシュートの優勝メンバー
- 2019年 スクラッチ世界王者
- 2016 リオデジャネイロオリンピックでチームパーシュート銀メダル
- 2021 東京オリンピックでチームパーシュート銅メダル
2022年にTeam DSMでロードプロデビュー。初勝利は2022ツアー・オブ・ターキー第5ステージだ。
2023年シーズンは、ブエルタ・ア・サンファン第6・7ステージで連勝。
グランプリ クリキエリオンで勝利したあとに、2023 レニューイ・ツアー第4ステージでワールドツアー初勝利をあげている。
2024年にBORA – hansgroheに移籍。サントス・ツアー・ダウンアンダー第1ステージ勝利。さらに第3・第4ステージと3勝をあげてポイント賞獲得。
2025年シーズンは、またもサントス・ツアー・ダウンアンダー第1ステージ勝利。さらに第2・6ステージ勝利をし3勝。2024年と同じようにポイント賞を獲得した。
ただ、その後は全く勝利なし。オーストラリア出身ということもあり、暖かい地元でのステージなので調子をあげているのは確か。ただ、 INEOS Grenadiersにとってはシーズン序盤からの勝利は欲しいはず。期待はサントス・ツアー・ダウンアンダーでの活躍となりそう。
サム・ウェルスフォードのコメント
INEOS Grenadiersの一員になれて本当に嬉しい。チームのプロ意識と、目標に向かって全力で取り組む姿勢に、私はいつも感銘を受けてきた。
スプリンターとして成長を続け、大きな成果を追い求めるには、まさにこの環境がぴったりだと感じている。このチームが誇る情熱を持って、チームに貢献し、学び、そしてレースに臨みたいと強く願っている。
ゲラント・トーマスのコメント
これまでチームにはスプリンターがあまりいなかったが、いた時はかなり成功を収めてきた。サムがその歴史を継いでくれることを願っている。
彼の身体能力について早い段階で洞察を得たが、サムにはまだ多くの可能性が秘められていると確信している。チームはスプリンターをフィニッシュに導くポジショニングの精度を示してきた。彼にも勝利の機会を与えるため、同じことを実行するつもりだ。
彼はトラック競技で輝かしい実績——オリンピック金メダル、チームパシュートでの複数回の世界王者——を持っている。そこで培ったチームワークの感覚は、我々の環境にも完璧にフィットするだろう。彼が本格的に活躍する姿を見るのが非常に楽しみだ。
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