ショートサドルのコンセプトは、ISMがタイムトライアルとトライアスロンのアグレッシブなライドポジションを採用するライダー向けの解決方法を考えた時に始まった。
TTの場合には、前乗りになることが多くポジション変更もないのも要因の一つだ。
その後、Specializedが2015年にオリジナルのPowerを発売したとき、ショートサドルがすぐにロードでも広まった。
アメリカのパーツブランドFabricは、ショートサドルLine Sサドルをリリース。特徴的なのは中央にある溝部分。ユニセックス対応で快適な乗り心地を提供する。
Fabric Line Sサドル
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Photo fabric.cc
Fabricによると、Line Sはスピードと快適性を求めて作られたサドルだと言う。
Line Sサドルは、アグレッシブなライディングポジションを保持しているときの軟部組織への圧力を軽減するように設計されている。
フルレングスのディープチャネルの選択は、ユニセックスなものになるはずだ。
私も穴あきサドルを使っているが、圧迫は少ないように感じる。フルレングスになっているサドルはあまりないので男女共に有効なはずだ。
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Photo fabric.cc
Fabricの工法はスマート。接着されたパッドはステープルやステッチを排除し、裏面も滑らかで、清潔に保つのが簡単になっている。
![Photo fabric.cc](https://chan-bike.com/wp-content/uploads/2020/04/fabric_line_s_cromo_woz002-6192e18-500x375.jpg)
パッド付きのアッパーが接着済みで、ステープルが見えない
Lineサドルは、柔軟なベースと、広くて深いチャネルの両側を走る2つの深い接着パッド入りセクションを組み合わせている。
Line Sの長さは235mmで、142mmと155mmの幅で利用可能。
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Photo fabric.cc
発売時には、2つの仕上げカラーが用意されている。
- Fabricのネームロゴが入ったもの
- マットブラックバージョン
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Line-S Teamエディション Photo fabric.cc
サドルのカラーについては、Fabricはこれまでも様々なカラーのサドルを販売しているので、更に増えることが予想される。
Line Sサドルはレールの種類と幅の違いで6種類のサドルがある。
- LINE-S ELITE FLAT 142mmサドル、クロモリレール£59.99(約8,000円)
- LINE-S ELITE FLAT 155mmサドル、クロモリレール£59.99(約8,000円)
- LINE-Sレースフラット 142mmサドル、チタンレール£79.99(約1万600円)
- LINE-Sレースフラット 155mmサドル、チタンレール£79.99(約1万600円)
- LINE-S PROフラット 142mmサドル、カーボンレール£149.99(約2万円)
- LINE-S PROフラット 155mmサドル、カーボンレール£149.99(約2万円)
重量は、カーボンレールのLINE-S PROフラット 142mmサドルで182gとなっている。
詳しくは公式サイトでどうぞ。
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