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Movistar Teamのポスがエンリク・マスをエースとして認めない理由とは

海外情報
Photo by Aravind Kumar on Unsplash
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2022ツール・ド・フランスでスペインの選手はわずか9人しかスタートしなかった。

Movistar Teamからは、エンリク・マスがエースとして出場。スペイン国民の期待は当然エンリク・マスに集まる。

だが、エンリク・マスは第19ステージで総合11位ながら、コロナでリタイヤしてしまう。

このエンリク・マスについてMovistar TeamのGMエウゼビオ・ウンスエは、リーダーとしての資質を身につけ、国全体を動かすカリスマライダーに進化するためには、もっと時間が必要だと語っている。

 

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遅れる理由

 

エンリク・マスは、2020年にQuick-Stepから移籍。これまでのグランドツアーの成績は

  • 2020 ツール・ド・フランス総合5位
  • 2020 ブエルタ・ア・エスパーニャ総合5位
  • 2021 ツール・ド・フランス総合6位
  • 2021 ブエルタ・ア・エスパーニャ総合2位

2021ブエルタ・ア・エスパーニャでは、プリモッシュ・ログリッチに次いで2位となったのだから、今シーズンに期待がかかるのも無理はない。

今年のツールでは表彰台が狙えるのではないかと、スペインの期待が盛り上がるのも当然だ。

だが、エンリク・マスはアルプスの山岳ステージから遅れてしまう。さらに、第18ステージでは逃げに乗り込んだが、下りで遅れるという致命的な欠陥を示してしまう。

この下りの遅さには理由があるのだけど。

 

Movistar TeamのGMエウゼビオ・ウンスエは、インタビューで以下のように語る。

エンリク・マスがツール中に受けた心理的ブロックは、通常のものではない。

しかし、27歳の彼には、まだリーダーとしての資質がない。彼はまだ、チームの責任、そして国民全体の希望を引き受ける準備ができていないのだ。

私たちは辛抱強く、彼が成熟したレベルに達することを願わなければならない。そして、彼がブエルタに行く準備ができているとはあえて言わないが、行かないということを考えたことはない。

 

エンリク・マスが下りで遅れる理由には、度重なる落車が影響している。

ティレーノ・アドリアテッコ、クリテリウム・ドーフィネの下りで、大クラッシュを喫していた。いずれも、クラッシュした次のステージでリタイヤ。

これにより、下りの区間では再クラッシュを恐れてしまい、先頭の勝利の加速についていけなかった。逃げに入れても、下りで遅れていては、勝利に届くことはない。

一度、落車するとプロでも恐怖心が出来てしまい中々克服できないということか。

逆に、Movistar Teamのマッティオ・ヨルゲルソンは、4回の逃げ切りに成功し、3回トップ5入りしてパリに総合21位でゴールしている。

エンリク・マスは、ブエルタへの出場が予定されている。ここでは、アレハンドロ・バルベルデのアシストとして走ることになりそうだが、下りでの恐怖心が克服できているのか気になるところだ。

プロの場合には、登りで遅れても下りで追いつくというのは良く見かける光景だ。エンリク・マスも、克服しないと真のリーダーとなることは出来ない。

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